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イベントレポート【Workstyleラボ対談企画#3】両利きの経営と従業員の働き方 新規事業と既存事業で働きやすさに違いはある??

こんにちは。ACALLでウェビナー担当をしている那須です。
3月に引き続き、4月も「Workstyleラボ対談企画」を開催いたしました!
 
今回は、4月19日に再上場されたエキサイトホールディングス株式会社さんをゲストにお迎えし、リモートワークとオフィスワークをうまく組み合わせ、既存事業・新規事業を両立させる働き方についてお話しいただきました。


【Workstyleラボ対談企画】とは?

ACALLのnoteアカウント「Workstyleラボ」では、人々の「くらし」と「はたらく」を自由にデザインできる世界を実現するため、自らの実践をもとにした発信をしています。

自社での取り組みだけではなく、同じように「はたらき方」や「はたらく場所」にこだわりを持つ企業や有識者のみなさんから「はたらく」のこだわりを教えてもらう「Workstyleラボ対談企画」を2023年2月からスタートしました!

【Workstyleラボ対談企画】第3回のゲスト

今回ご登壇いただいたのはエキサイトホールディングス株式会社の鹿倉さま。経営管理室長として、両利きの経営やワークスタイルの多様性についてお話しいただきました。

【Workstyleラボ対談企画#3】対談のテーマ

今回、エキサイトホールディングスさんには「両利きの経営と従業員の働き方」についてお話しいただきたいとご相談し、既存事業と新規事業の性質や働き方の違いを中心に、エキサイトホールディングスでの働き方のこだわりについてプレゼンテーションをしていただきました。

両利きの経営とは?
両利きの経営とは「主力事業の絶え間ない改善(知の深化)」と「新規事業に向けた実験と行動(知の探索)」を両立させることの重要性を唱える経営論のこと。

(日経ビジネス”両利きの経営とは? 既存事業と新規事業の両立に取り組む事例を紹介”https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00081/021700331/

エキサイトホールディングスさんにおける両利きの経営

イベントレポートではエキサイトホールディングスさんのプレゼンテーション内容や事例は省略し、パネルディスカッションの内容を中心にお伝えいたします。本編が気になる方はアーカイブ視聴のご案内を記事の最後にまとめておりますので、ご覧ください。

ディスカッション①事業部ごとに異なるワークスタイルを取り入れて困ったことは?

ウェビナー本編では既存事業と新規事業の特徴や求められるスキルの違いについてお話しいただきました。それぞれの特性を生かすためには働き方にも違いが生じるため、事業部ごとに柔軟なワークスタイルを可能にするための制度や仕組みづくりでの苦労や工夫についてお伺いしました。
困ったことは特になかったということですが、細かい部分での工夫はたくさんおありのようです。例えば、オフィス出社時に端末にチェックインをすることで自動で交通費精算できる仕組み作りなど、従業員が使いやすいUI/UX、自然な形で取り込まれる仕組みをつくることがバックオフィスの腕の見せどころということでした。
また、コミュニケーションの観点では、柔軟な働き方ができるからこそ目線合わせを大事にする、1on1はリアル開催を心がけるなど、ハイブリッドワークだからこそ重要なこだわりも教えていただきました。

ディスカッション②経営層の決定を実践するために必要な現場レベルの施策計画・実行・定着のポイントとは?

プレゼンテーション内ではエキサイトホールディングスさんの変遷も踏まえてお話しいただき、既存事業を伸ばしながら新規事業にも力を入れていくなど、経営層の新たな決定・方向性がうまく現場レベルに定着したことが、エキサイトホールディングスさんの成長の秘訣だという印象を受けました。 
事業責任者レベルがかなり詳細に設計をすることで、曖昧な表現のまま社内に伝達されるということがないとのこと。初期段階の目線合わせに加え、週次の着地確認で経営企画を中心に各事業部と進捗のコミュニケーションを継続していくことで、定着されていくようになったそうです。

ディスカッション③本質を捉えて変化を促す上で心がけていることとは?

パネルディスカッション内でよく出てきた「目線合わせ」というキーワード。週次の会議などを通して定期的に行われる目線合わせを大切にされているエキサイトホールディングスさんだからこそ、本質的に物事を考える際に心がけていることをお伺いしました。

鹿倉さまのご回答は、日々の業務の中で「なぜやるか・あるべき姿を考える」ということでした。常に状況が変わりゆく中で、「同じやり方でいいのか」ということを意識することで、変化に対応できるというお言葉にはスタートアップで働く身としてハッとさせられました。

【Workstyleラボ対談企画#3】を終えて

今回のウェビナーは、多様な事業部が柔軟な働き方を活用することでうまくいっている事例としてエキサイトホールディングスの鹿倉さまから様々なお話を伺うことができました。リモートワークとオフィスワークを両立するハイブリッドワークは、スタートするのが難しい・スタートできても継続するのが難しいと感じる企業様も多くいます。ですが、エキサイトホールディングスさんが特に大きな問題もなく、自然とうまくハイブリッドワークを進められているのは、「目線合わせ」を中心としたコミュニケーションや企業文化による部分が大きいのかなという印象を受けました。 
企業や事業部によって、最適な働き方は様々だと思いますが、Workstyleラボとして様々な企業様にお話しを伺う中で、企業文化・コミュニケーション・働き方の関係性について紐解いていくことができたらいいなと思います。

これからも、様々な企業さまの「はたらき方」「はたらく場所」へのこだわりをお伺いし、多角的な内容をWorkstyleラボのnoteとウェビナーで発信していきたいと思います!今後の発信にもご期待ください!

ウェビナー本編が気になるみなさまへ

 エキサイトホールディングスさんのプレゼンテーション部分やパネルディスカッションの内容が気になる方は、こちらからウェビナーをアーカイブ視聴いただけます!
https://www.workstyleos.com/event/bltam0y7lgd

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