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データを集めると何ができるの?事例6選

こんにちは。ワークシフト研究所の広報担当です。

丁度1年ほど前に書いたこちらの記事、ワークシフト研究所のnoteで5本の指に入るほどよく読んでいただいています。ありがとうございます。

上記では、リスキリングや学び直しの成功例、学びにはコミュニティが必要であることをご紹介しました。今回のnoteでは、本年度11月からの開講が決定したデータサイエンティスト養成講座の開講を視野に「データ」をより身近に感じていただけるように、「データ」が一体全体どんなところに使われているのかをご紹介していきたいと思います。


データを集めると何ができるの?事例6選

とはいえ、私もバリバリの文系人間で、この分野には疎かったりします。
そこで、「データ活用」というキーワードから目に留まった記事をご紹介していきます。どんな事例があるのか、一緒に見ていきましょう。


1. クレジットカードの不正注文検知

ゲオホールディングスでは、累計11万サイトの事例を踏まえたビッグデータから、クレジットカードの不正利用を判別できる不正注文検知サービスを導入しています。

不正利用の検知はこれまでも聞いたことがありましたが、こちらはその前段階で被害を防ぐ取り組みです。


2. 広告やチラシのパーソナライゼーション

工具通販のモノタロウでは、データ分析を駆使することで、顧客ごとに郵送するチラシの内容を変えるパーソナライゼーションを行っています。

ECサイトのパーソナライゼーションは珍しいものでなくなってきましたが、印刷物の内容もパーソナライズする時代がきているんですね。


3. 物流ドライバーの安全対策

enstem(エンステム)は、専用のスマートウオッチとアプリを使って収集・分析したデータを基に、ドライバーの運転状況や健康状態を管理できるサービス「Nobi for Driver」を提供、ドライバー個々の詳細な運転データを収集・分析し、安全対策に活用しています。


4. 支援が必要な子どもを可視化

広島県府中町では、子どもに関わる多様なデータをAIなどを使って分析し、虐待や貧困などのリスクの度合いを数値化、潜在的に困っている子どもを把握することで、家庭への支援や見守りにつなげています。


5. 交通事故の減少に向けた取り組み

トヨタ自動車は警察や東京海上日動火災保険と連携し、沖縄でレンタカーの運転操作データなどを取得、検出した急なブレーキや加減速などに事故データなども組み合わせることで、交通事故が起きやすい場所を把握し、道路管理者や県警と連携して対策に取り組んでいます。


6. 付加価値の高い物件を開発

マンション建設大手では、睡眠データをマンション開発に取り入れ、「ぐっすり眠れる」物件の開発を進めています。

余談ですが、ぐっすり眠れる物件は、大人だけでなく、子ども向けにもニーズが高いのでは、と思いました。就寝時にエアコンと連動して部屋の温度調節をしてくれたりすると親もぐっすり眠れますし、(うちの子だけかもしれませんが、就寝後1-2時間くらいすると暑くて目を覚まし、呼び出されることがよくありました……)忙しい朝に大人が起こさなくてよくなるのは大変助かります。


上記以外にも、集めたデータを分析することで業務効率化、売上増加、コスト削減、意思決定の質の向上など、企業活動に様々な利益をもたらすことができるようになります。あなたもデータ分析を学んで、新しいアイデアやワクワクを考えてみませんか?



ワークシフト研究所からのお知らせ

昨年ご好評をいただいた短期集中型「データサイエンティスト養成講座」の11月開講が決定しました。本講座は、経営戦略・組織論・マーケティングからなるビジネス理論解説、ビジネス課題を模したケースディスカッションもカリキュラムに含まれる点が特徴です。データ分析を学びたい方、データ分析に強くなりたい方、リスキリングしたい方、ぜひチェックしてみてください。

10月10日(木)のランチタイムには説明会もあります。詳細はこちらからご覧いただけます。

※本講座は経済産業省 第四次産業革命スキル習得講座(Reスキル講座)の認定を取得しました。厚生労働省の「教育訓練給付制度」と連携するため、本講座を受講・修了した場合、その費用の一部が支給されます。

受講者の声をこちらでご覧いただけます。


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