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育休中にボランティア?「育休プチMBA®」は皆さんの力をお借りして継続しています。

こんにちは。ワークシフト研究所 広報担当です。

2014年にとあるマンションの一室で始まった育休者が集う「育休プチMBA®」(以下 育プチ)。

・育休中にも学びを継続できた!
・ビジネスを学ぶことでスムーズに復職できた!
・育休明けの両立への不安が軽減した!
・仲間ができた!

とご好評をいただき、セミナーを監修するワークシフト研究所の「プチMBA」や他の研修と併せて、延べ16,000名を超える皆さんに受講いただくまでになりました。

この育プチ、実は、ボランティアの皆さんにより運営されているのですが、ご存じですか?

メンバーは半年毎の交代制となっています。春期は4月から9月まで、秋期は10月から3月までの期間限定で、それぞれのメンバーにより育プチの集客と運営がされています。そして、これ、大事なところなんですが、ボランティアの皆さんに運営をお願いすることで、セミナーのお値段を安価に設定し、継続することができています。

何事も(勢いであるいは慎重に)始めてみたものの、難しいのは継続すること、そして特にビジネスにおいては成長していくこと。皆さんも、社内のプロジェクトが始まっては終わっていくのをいくつもご覧になってきたのではないでしょうか。

ちなみに、ワークシフト研究所は育プチを継続するために存在するという、ちょっとユニークなビジネスモデルになっています。詳しいところは育プチ代表 国保祥子のnote もご覧ください。

さて、そんな育プチですが、これまで育プチの運営に携わってくださったボランティアの皆さんは2022年春期(15期)で174名となりました。

そして、この10月より、2022年秋期(16期)の運営チームが新たに始動します!育プチ運営チームがどのような活動をしているのかはこちらの募集告知をご覧いただくとして、今回、育プチのプログラムを監修する国保祥子(あっきー)、また、この秋から運営チームのリーダーを担う育休プチMBA®認定ファシリテーターの橋本恵子(はしけい)にこれまでの振り返りや今後の意気込みなどを聞いてみたので、インタビュー形式でお届けします!


Q:育プチの運営メンバーは具体的に何をするのですか?

あっきー:運営メンバーの皆さんには、セミナー当日の運営、SNSをはじめとする広報戦略、コミュニティの活性化のための企画運営など、様々なタスクを担っていただいています。

Q:育休中の皆さんは、時間をどのようにやりくりしているのでしょうか?

あっきー:仕事は1日1時間の目安で、ご自分の都合の良いときに進めていただいています。定例のミーティングもありますが、業務進行やコミュニケーションは主にチャットツールで進めているので、時差があっても大丈夫です。

皆さん育休中なので、この半年という期間を、育児と両立しながら仕事をこなす育休明けの生活のリハーサルとして、あるいは復職のシミュレーションとして使ってもらえると、私としては嬉しいです。

こどもの病気で急遽休むことがあったり、家族旅行などでお休みすることは全く問題ないです。運営チームには、どういう仕事の仕方をすれば仕事に穴を空けずに済むか?を普段から考えて実践してもらっていて、皆さん、これを見事なチームワークで乗り切っています。

Q:育プチの運営メンバーに参加するメリットはどのようなものがありますか?

あっきー:運営活動が能力開発の観点でデザインされていて、講師陣をはじめとするビジネス能力開発の専門家との接点があることです。

また、育プチには現役の育休者だけでなく、歴代の育休経験者が集う参加者限定のコミュニティがあり、その規模は1,500人越えと大規模です。このコミュニティを活用した企画立案ができるほか、育休先輩後輩の縦の繋がりもできます。社内にロールモデルがいないとお悩みの方は、コミュニティだけでも是非参加してみてほしいです。

何よりチームとして半年間一緒に活動すると、皆さんとても仲良くなりますね。コロナ禍で、なかなか人にも出会いにくく、対面でも会いにくい日々が続いていますが、写真はそんな中で機会をみつけて集まった日のものです。直接会うのは「初めまして」でも、普段から一緒に活動をしているので、古くからの友人のような感覚に陥るのは不思議ですね。なにより、気のおけない仲間とのおしゃべりは、ストレス発散に最高の時間です!

育休プチMBA® 2022年春期運営メンバーの皆さん。
4~9月の半年に渡り、育プチを支えていただきました。

Q:はしけいさんは、この秋、あっきーさんから運営チームリーダーを引き継ぎます。意気込みを教えてください。

はしけい:ひとり息子は早や大学生ですが、19年前、育休から復帰した日の事は鮮明に覚えています。社内のトイレで乳しぼりしながら泣いたこと、周囲の声掛けが、いちいち気に障ったこと…。思えば、心も身体もガチガチでした。

当時の自分に、今、声をかけるとしたら「ちょっと離れて観よう」です。

俯瞰で自分や物事を見るためには、他者視点を取り入れることが必要です。育プチの運営チームは、多様性に満ちています。さらに、同じ課題を持つ者同士の安心感があります。

ここで様々なチャレンジをすることは、視野を広げるだけでなく、育休明けの知恵と勇気に繋がるのではないかと思っています。運営メンバーをサポートしながら、皆さんのチャレンジを見守ることができるのを楽しみにしています!

Q:育休者向けのコミュニティができてきたのはこの10年ほどの動きですもんね。SNSも育プチのようなコミュニティも無かった時代の両立はムリゲーのように思えます…!
あっきーさんは今期以降、運営チームにどのように関わる予定でしょうか?

あっきー:この秋から、運営チームのリーダーをはしけいさんにバトンタッチすることになりました。皆さんもリーダーになると必要になってくる「権限委譲」を育プチでも実践します。今後しばらくはしけいさんと伴走し、その後は創設者・代表として、また、研究者として、育休者の皆さんや復職して頑張る皆さんを応援し、陰から支える役割に回ります。

年度末にはファシリテーターとして育プチに登壇しますので、皆さんとはその際にお会いできるのを楽しみにしています!


運営メンバーは普段、チャットツールのSlackを使って業務や雑談を行っていますが、互いにニックネームで呼び合い、とてもカジュアルな雰囲気の中で仕事が進んでいます。

次回、2023年春季の運営メンバー募集は来年2~3月を予定しています。
こちらを読んで運営メンバーをやってみたい!と思ってくださった方、育プチのインスタグラムTwitterをフォローいただくか、メールマガジンに登録するなどして、次の募集をお待ちください。

「実際の活動を見てみたい」という方は、是非育プチに参加してみてください。運営チームの活動の一端をご覧いただくことができますよ!

育プチのチケットはこちらで購入いただけます。
(こそっとお伝えすると、運営チームご参加いただくと、育プチの受講費がおトクになります!)


育プチ運営は「あなたの」プロジェクトです。持ち込み企画大歓迎!

プロジェクトオーナーとして、是非育プチを次世代に継承するべく、育てていってくださいね!

ご参加・ご応募お待ちしています!


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