多くのビジネスパーソンに求められている価値は「情報量」よりも「思考力」
皆さまは1日に何回スマホのロック画面を解除していますか!?
多くの方がスマホを持ち、手軽に様々な情報を手に入れることが出来る様になりました。
2017年に実施された調査では、年代別にスマホ利用頻度は異なりますが、
平均では1日に48回ロック画面を解除し、アプリ利用回数は1日に90回という結果がありました。
無意識の内に、スマホを手に取り触っているのではないでしょうか。
さて、本日は「情報量」より「思考力」がこれからのビジネスパーソンにとって、不可欠となるスキルについて、キャンスタ編集部の奥西が問いていきます。
↑この時点で問けるか不安です_φ( ̄ー ̄ )
今ではインターネットを通じて、簡単に知識や情報が無料で手に入る時代に置いては、「知っている」こと自体には価値がなくなっていますよね。
企業で働く皆さまも、昭和時代までは、上層部だけが「知っている」という情報があり、上層部の方は内密な情報をいち早く「知ることができる」ということが、ステータスにもなったかと思います。
実際には、現代よりも情報が可視化されていなかったので、役職者は情報を持っている事が1つの価値でしたので、色んな方から歩み寄られたと思います。
今では、上層部だけが「知っている」という情報はごく僅かとなり、インターネットやSNSにより、情報伝達力が増した今では、情報を独占していることの方がリスクとなっているのではないでしょうか。
私は、これまで良いも悪いも、情報をオープンにすることをモットーに伝達力は爆速で実行してきました。
情報をオープンに共有するという理由の1つに、一緒に働く皆さんの思考力を高める効果があるからです。
過去の動画でも思考力について話していますので、参考に(^-^;
本題に戻りますが、多くの情報が「無料」で「手軽」に収集出来る様になったということが、情報に対する価値を変化させました。
情報マニアとなり、検索して目に見える「情報」を手に入れ、「情報量」をもって評論する。
それとも、「思考力」を磨き、目には見えない「思考」こそが、自分独自の武器となり商品価値を磨いていく。
多くのビジネスパーソンには、「情報量」よりも「思考力」を鍛えること!が今、求められている価値ですね。
思考法については、演繹法や帰納法、ロジカルシンキングなどが一般的に言われる手法がありますが、その中でも私が日々の積み重ねから得た持論は、クリティカルシンキングが近しい思考と感じています。
時と場合によって使い分ければ良いですが、毎回どの思考法にするかなど、わざわざ考えていないですよね(^-^;
クリティカルシンキングとは、批判的思考とも呼ばれるものであり、感情や主観に流されずに物事を判断しようする思考プロセスです。
要は、「物事を鵜呑みにせず、適切に疑う思考」です。
様々な情報に日々触れる中で、フェイクニュースや二次情報、三次情報が多いことから、「情報」を疑う様になってしまったのかもしれません・・・。
このクリティカルシンキングの良い点は、
前提の部分を、これまでの常識や当たり前を疑い、他の可能性を探ったりする思考です。
また、少し捻くれ者と思われるかもしれませんが、人とは異なる視点で問題を捉えて、本質的な問題解決を発見する力になっています。(たぶん(^_^*))
創造力と問題解決力が格段に高まるということです。
よく議論している時に、前提から覆してくる方居ますよね。(私かも)
ドテッ!となる事がありますが、適切に疑うという思考が、アイデアや発想を生み出したりするんですね。
決してどの思考法を用いれば良いのか、という話ではありません。
知識や情報のインプットも重要ですが、知識や情報を基に、自分の見解を加えることで、思考力を鍛えた方が良いということです。
私自身も様々な知識や情報のインプットを行い、
自らの経験や日々の積み重ねで培った思考を基に、もっと持論をアウトプットしていける様に成長していきます。
是非、皆さまも多くの情報量を手にするだけでなく、1日1つの事について思考してみてはいかがでしょうか。
#ビジネスをもっと面白く
ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部 奥西