見出し画像

安定&成長が両立? HRテックのWorks Human Intelligenceの次世代が語るエンジニアの生存戦略

こんにちは。採用担当の我如古です。
今回は、理系学生向け就活メディアLabBase(https://compass.labbase.jp/)様に取材いただいたインタビュー第2弾のご紹介です!

読者の皆さんの中には、現在エンジニアとして働かれている方、ないしはエンジニアを志している方もいらっしゃるでしょうか?
今回は、WHIの環境を”使い倒して”成長する次世代エンジニアに、「はたらく」を楽しむためのキャリア戦略を語ってもらいました。

※本記事はLabBase「安定&成長が両立? HRテックのWorks Human Intelligenceの次世代が語るエンジニアの生存戦略」の内容を転載しています。
※第1弾「今注目のHRテック!大企業の複雑な問題解決に取り組むWorks Human Intelligenceの開発とは」はこちら

インタビューを受けた人

画像1

小林
Product Div. SRE Dept.
理学部 情報数理学科卒。2017年に新卒でWorks Human Intelligence入社。クラウドでのシステム構成や監視・障害復旧の自動化を担う組織を統括するマネージャーを務める。

画像2

五味
Product Div. Attendance Management Dept.
経済学研究科卒。2019年に新卒でWorks Human Intelligence入社。1年目で新機能の開発を担い、技術選定~開発・正式リリースまでを経験。

自分の書いたコードが動き、人の役に立つ喜び

画像3

――Works Human Intelligence(以下WHI)に入社した経緯や、業務経験についてお聞かせください。

小林:理系の大学出身でプログラミング経験があったので、物事を効率化し、できなかったことを実現して人を幸せにするアプリケーションを自分の手で作りたい、と大学時代から考えていました。インターンシップを経て当社に入社し、配属前の面談で伝えた希望が通り、研修後はタレントマネジメント製品の要件定義や、通勤交通費に関する機能の開発・修正を担当しました。その後は現在まで約3年、サイトの信頼性を技術的に支えるSRE(サイト・リライアビリティ・エンジニアリング)に従事し、画面作りからインフラまで経験を積んでいます。5年目とまだ若手ですが、エンジニアチームのマネジメントにも挑戦しています。

五味:私は小学生の頃からC++でゲームを作るなど趣味でプログラミングを続けてきて、当社にはエンジニア採用枠で開発者として新卒入社しました。就労管理製品の開発部署に配属され、最初は勤務実績や残業、休暇などの申請機能を担当する開発チームで不具合の調査や修正を担当しました。

入社1年目の終わりには「残業抑止機能」という新機能の開発責任者を任されました。多くの企業の課題の一つであるサービス残業を減らして労働状況を改善するために、PC画面上にアラートを出す、時にはPCを強制終了するという「働く人」へ直接的に働きかける機能です。技術選定から設計、開発、運用など、ソフトウェア開発の上流から下流までに携わり、無事リリースに至りました。その後は現在まで打刻の担当チームで、残業抑止機能を継続しつつ、打刻に関する製品の運用や機能の追加などを担っています。

――エンジニアとして、どんな部分にやりがいを感じますか?

小林:企画や開発において目的達成のアプローチが複数ある中で、状況下の要件や制約などを考慮して最善の方法を考え、実行することにやりがいを感じます。現在は、製品の障害発生時に自動で通知や復旧を行う仕組みを作っているのですが、障害を放置するとお客さまの業務に支障を来してしまうんです。そのため、顧客満足度の高さを実現するシステム構成や復旧方法を考え、サービスの安定性にこだわっています。

五味:私は単純に趣味であるプログラミング自体がやりがいでもありますが、仕事として手がける上では、自分が書いたコードが世の中のどこかで動き、誰かの役に立っていることがエンジニアにとって一番の社会的なやりがいだと感じています。

フレックス&リモート勤務でかなう育児と仕事の両立

画像4

――お二人が感じる会社の魅力を教えてください。

五味:大きな視点での当社の魅力は、名だたる日本の大手1,200法人グループをお客さまに自社の製品を提供していること。大企業の従業員の勤怠や給与など、月間450万人分に及ぶ情報管理に自分の関わったプログラムが使われるので責任重大ですが、社会への貢献を実感できます。

小林:当社は世界的なシェアを持つAWS(Amazonのビジネス向けクラウドサービス)を基盤プラットフォームとする統合人事システム「COMPANY」を提供し、AWSから優れたパートナーとして評価されています。エンジニアは、特に昨今トレンドのAWSに対応する技術力を高めることができ、対外的にも人材価値を理解されやすいなと感じます。

また、当社には営業やコンサルタント含めロジカルシンキングが得意な人が多く、感情的ではなく建設的に問題を解決しながら前に進む議論ができる点も魅力です。自分自身、論理的に思考を組み立てることが好きなので、エンジニアとしてフィットしていると感じます。

――働き方についてはいかがですか?

五味:当社のエンジニアは、フレックス制で柔軟な働き方が可能です。自分が一番成果を出しやすい時間帯に仕事ができることがメリットで、例えば、日によっては午前中に役所や病院での用事を済ませ、午後から夜まで働く、という時間の使い方をすることもできます。

小林:私は現在6カ月の子どもの育児をしながらフルリモートで働いているのですが、フレックス制のおかげで仕事を少し抜けて子どものお風呂や食事などに時間を使うことも可能です。時短で勤務をしている社員もおり、働き方の自由度の高さは本当に魅力的で、ライフスタイルの選択肢が大きく広がりました。

五味:当社は育児と仕事を両立している人が多いですね。男性の育休取得率も日本の平均的な企業の約4倍と高く、育児休業外でも育児をしながら働くことができます。また介護と仕事の両立をしている人もいますし、もちろん独身の人も休暇をとりやすい環境です。

日々の業務を通じてエンジニアとしての市場価値を高める

画像5

――エンジニアの「成長」という観点で、WHIにはどんな環境がありますか。

小林:チャレンジを推奨し、失敗を許容する文化が浸透しているので、若手もどんどん手を挙げて挑戦できます。SREでシステム監視基盤の改善の大きな移行プロジェクトでは、タイトな日程の中、全体構成、アーキテクチャの選定、ツールのベンダーや取引先との商談、実際の検証、リリースまで、全フローを任されたことで大きく成長できました。

五味:社内勉強会も多く、最近はプログラミング言語を学ぶ「Rust道場」という勉強会で、エンジニア同士で楽しく勉強しています。勉強会では、スキルアップはもちろん、他部署や他チームの人との交流により仕事や相談が円滑になる効果も出ています。

――成長のためにどんなリソースを活用していますか?

小林:資格取得支援制度を活用し、過去2年で資格を4つ取りました。合格後の支援金のおかげで個人の金銭的負担がなく資格を取得でき、自発的な知識習得の機会が促進されます。

五味:私も資格取得支援制度を使ってセキュリティスペシャリスト(情報処理安全確保支援士)の資格を先日取得したところです。会社の補助がなければ受験を迷ったと思うので、ありがたい制度ですね。

インプットだけでなく、アウトプットとして「テックブログ」による社外向けの情報発信も行っています。外部プラットフォームを利用した当社の公式ブログで、誰でもエンジニア個人として発信を通して成長でき、会社がそれを後押ししてくれる形です。内容は技術的な話から社内での体験談まで幅広く、私も趣味のプログラムの話を書くことがありますし、投稿の継続をきっかけに業界で有名になった同僚もいます。

エンジニアの未来を開く「安定×成長」

画像6

――これからのエンジニアに求められる生存戦略は何だと考えますか?

小林:新型コロナウイルスの流行以降、当社では恒久的にリモートワークが可能となり、私は年1回出社した程度です。その中で、これからのエンジニアが十分な成果を出すためには、開発スキルだけでなく、コミュニケーションやタイムマネジメントの能力がより一層求められると感じます。

また、自ら手を挙げて案件をつかみ、完遂するための知識を能動的に習得する力は必要だと思います。当社は申請ひとつで副業も可能で、過去に副業で通信関連会社の案件管理アプリを開発した際は、本業のAWSの知識を活かすことができたり、副業で未経験の技術やフレームワークに触れ、後に本業でその知見を活用できたりと、良い相互作用を経験しました。会社に守られ安定しつつも、個人として発信や副業のチャレンジができるので、当社ではエンジニア業の「良いところ取り」をしながらスキルを磨くことができる環境が整っていると感じます。

五味:私はエンジニアとして、世の中にある「イケていないもの」についてはっきり口に出し、前時代的な部分、最適でない部分を積極的にエンジニアリングして直していけることが重要だと思います。例えば、長く継続して提供している製品にはレガシーがある分、古めかしくイケていない部分もあります。そこに目をつぶるのではなく、改善の声を上げて行動することが、これからの若手エンジニアの役割ではないでしょうか。

当社製品はクライアント企業の従業員の個人情報も扱いますから、個人的にはセキュリティ方面の知識をもっと磨きたいです。さらに、仕事としてのプログラミングは、立場を超えて多様な人と共に一つの製品を作り、それをユーザーに提供して使ってもらうので、プロジェクトマネジメントの部分にも戦略として積極的に挑戦したいと考えています。

――最後に、WHIで活躍できるのはどんな人か教えてください。

小林:自分の意見をしっかりと持ち、未知のことにも自発的にチャレンジでき、なおかつそれを楽しめる人が向いていると思います。当社では相手に親身になって共に考えることができ、難しいタスクも恐れずに提案・挑戦する人が伸び伸びと活躍しています。

五味:私は、業務で生じた「なぜ?」を口に出して質問できる人が活躍できると感じています。上司やお客さまの「こういう機能がほしい」という要望に対し、受け身で言われたまま作るのでなく、なぜその機能が必要か、ゴールは何か、どういった業務を想定しているかなどを聞き出せば、目的に合う最適な方法も提案できます。積極的な姿勢でいれば若手も活躍できる会社なので、小林も言った「論理的思考ができる人」にぜひ挑戦してほしいです。

#編集後記
大手企業を顧客に持つ安定性と技術力をベースに、Works Human Intelligenceでは高い裁量、挑戦を推奨する文化や制度など、成長に必要なエレメントがしっかりと根付いていることがうかがえた。育休取得率の高さやフレックス制採用など、ライフスタイルを限定しない「働き方」も含め、エンジニアという生き方の未来に一つの指針を示してくれる企業といえそうだ。

\エンジニア積極採用中です!WHIの採用情報はこちら


#エンジニア #働き方 #キャリア #HRテック #就活 #ワークライフバランス


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?