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関係を構築するためにどんなコミュニケーション手段を選ぶ?

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

1on1を社内に浸透させていく中で、メンターのメンターになって、1on1の伴走について相談に乗ることも増えてきました。

悩みとしてあるのは、「関係を構築するためにどうしたらいいですか?」って話。

コロナ禍でオンラインツールに慣れたこともあって、オフラインで対面することのハードルもあるようで、テキストコミュニケーションでの連絡を増やすことで関係を構築しようとしている人が多いようです。

テキストコミュニケーションによって届けている情報は「文字」だけなので、テキストコミュニケーションには「感情が乗りにくい」という特徴があります。

ただ、テキストコミュニケーションだけで関係を構築できないかと言うと、そうではないと思っています。

「テキストコミュニケーションを通して相手のことを信頼でき、尊敬でき、関係を構築していける」という双方の認識があれば、双方の期待値が合っているので、関係は構築できると思います。

テキストコミュニケーションのメリットとしては、相手の状況によらずメッセージを送れるところですし、1on1をやっていく上で、気軽なやり取りができる関係性というのが1on1を活性化させるためには大切になってきます。

一方で、まだまだ「テキストコミュニケーションではどうも、相手が何を考えているのかがよくわからない」という抵抗感を持っている人もいます。

受け取る側だけでなく、発信する側も慣れていないこともあって、メンティに送っている内容を見させてもらうと、全く感情が乗っていない文章だったりします。

テキストを送り合うだけでは、関係は構築できません。

感情が乗りにくいテキストコミュニケーションですけど、感情を乗せることはできますから、「これを読んだ時に相手はどんなふうに受け取るかな?」と考えながらテキストを送りましょう。

また、関係性が「0」であるならば、テキストではない対面のコミュニケーション手段を選んだ方がいいかもしれません。

テキストコミュニケーションは、関係が構築された後に、その関係を維持するための手段として有効ですから(これも相手との認識によります)、「どのコミュニケーション手段がいいのか?」を相手の立場で考えて、その時に適切だと思う手段でコミュニケーションを取っていくといいでしょう。

相手との関係が構築されていけば、テキストコミュニケーションだけで関係を維持・向上させていくこともできます。

無理に「直接会おう」とか「Zoomで」とかを強要すると、それはそれで相手の心は離れていきますから、常日頃から相手の立場に立った感情移入が大切になってきます。

関係構築の重要性は以下のnoteにも書きましたが、関係構築が根底にないと、心からの対話ができません。

相手と関係を構築していく・・・ここは相手の人生に伴走するなら、とにかく追求していかないといけません。

コミュニケーション手段に正解はありません。

そもそもの相手との関係性や、相手の状況は自分の状況、いろいろなことを踏まえて、「どんなコミュニケーション手段が適切なのか?」と考えて、双方で決めていくんです。

自分は「オンラインがいいな」と思っていても、相手は「オフラインがいいな」と思っていれば、何かしらのギャップが存在することになって、関係構築の妨げになるかもしれません。

オンラインがいいよね、オフラインがいいよね、テキストでも可能だよね、なぜならば・・・という「なぜならば」という部分の合意形成ができていれば、手段がなんであれば、関係構築を促進できるはずです。

仕事や私生活でのストレスは、多くは人との関係性の中で生まれてくるもの。

「付き合いで行かないといけないけど、本当は嫌だな」って思いながら、無理に関係性を保ってる場合もあるかもしれない。←そもそもそういう人とは付き合わなくていいよと思いますけどね(「仕方ないじゃないですか」と言われることもありますが、仕方ないと思っている関係性を保つことが自分の人生にどれだけ害を及ぼすかを考えた方がいいです)。

日常に生じる負のストレスを低減させるためにも、コミュニケーションの手段というのは考えた方がいいですね。

コミュニケーションの取り方1つで、関係性も良くなるし、自分の心もラクになります。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。



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