『目的』を理解して『自由』に学ぶ(学問のすすめ)
はじめに(いつも書いてること)
このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。
※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。
今回の内容
『学問のすすめ』から、『自由』と『目的』について学びました。
『自由』について
全ての人に自由があり、その背景には責任がある。・・・この内容は、全ての人にとって重要なことだと思っているので、備忘録として残しておきます。
自分の自由を自分で活用して、自分の理想の人生を掴めるように日々を積み重ねていけばいい。
「自由にやっていい」という捉え方もできるし、「自分でやるしかない」という捉え方もできる。
自分の人生は自分でコントロールするしかないけど、誰かにコントロールされているかのような感覚になっている人も多い印象です。
「仕方ないから」とか「自分にはどうしよもできない」と思っている人がいたら、「そもそも自分には自由がある」ということを認識した上で、自分の自由について考えてみるといいかもしれません。
『目的』について
理論的基礎をまずは学び、階層的に学んでいくことを大切に生きてきたので、基礎をすっ飛ばしていきなり応用に入ろうとしたり、基礎や目的を軽視することは良くないと思っています。
以下、僕の母校のサイトから引用してますが、この学びのスタンスは、今は理系だけに限らずに大切にされていくべきことだと思います。
例えば、『自社ならではの何か』を教える場面を考える。
「自社ならでは」というのは応用に該当するので、基礎となる知識や、「一般的にはこう」ということを教えないと、「自社ならでは」という認識がズレてしまう。
だから、背景や目的を丁寧に伝えていくことが大事だし、それは階層的な学びに繋がります。
「なぜ?」を追求することの大切さが言われていますが、それは、点としての学びでなくて、線や面や立体としての学びが大切だということに通ずると思っています。
そうなると、上述した『理工系の学問の特性(理論的基礎を正確に理解しない限り先には進めない、そのため、確かな基礎力を身につけることが最優先とされたのです。)』が大切だと理解できます。
以下、『学問のすすめ』より。
自分の人生を豊かにするために学ぶ・・・そこまで想像して学びと向き合っているか。
『学問のすすめ』に書いてある「何かを成し遂げていたり、地位が高いとされている人は学んでいる」というのは、非常に納得できます。
ただ、明確に「人生を豊かにするために学んでいます」という人は少ないと思います。
「深く学んでいたら結果的に人生が豊かになっていった」というパターンが多いはずで、それは、学びに夢中になるキッカケが「楽しい、面白いから」とか「興味があるから」という感覚的なものの場合が多いからだと考えています。
🔷あれも知りたい、これも知りたい
🔷あっちはどうなんだ?
🔷そもそもこれはなんなんだ?
こういう興味や疑問が階層的な学びを生み出し、確固たる基礎を身につけていく。・・・その基礎があるからこそ応用できたり、点を線に、線を面に、面を立体にしていきながら自分を進化させていくことができる。
『目的』を理解して『自由』に学ぶ
学びの意義は学んでいる人にしかわからないから、それをわかってる人は学び続けるし、それをわかってない人は「忙しいからそんな時間はない」と言い学ぶことをしない。
学ぶも学ばないも、それはその人が自由に選んでいいわけです。
でも、学んだ方が自分の人生が豊かになることは明らかだと思っています。・・・ってことは、「学んだ方がいいよ」って思うわけです。
学ぶも学ばないもその人の自由ってのはわかってるんだけど、人生を豊かにしたいなら学べばいいじゃんってこと。
「人生を豊かにしたいのに学んでいない」という意味不明な状態は抜け出そうねってことです。
「学ぶ」というのは、何も「お金を払って学校に行く」ということだけじゃないです。
お金をかけずに学べる手段はたくさんあります。
「お金を払うからこそ、学ぶこと対する姿勢が整う」と言う人もいますけど、僕はそうは思いません。
だって、要するに「学ぶことの姿勢を整えればいいんでしょ?」ってことだから。
全ての人に豊かな人生を送ってほしいです。
当然、僕自身も「自分の人生を豊かにしたい」と思っています。
自分の人生を豊かにできれば、周りにいる人の人生も豊かにできるはず(自然に伝搬していくはず)だから、まずは自分に視点を当てましょう。
心のラクを生み出すために、興味のあることを深掘りすることから始めればいい。
それは別に、仕事に関連することじゃなくてもいいから。
「学んでいてワクワクするな」という領域を見つけて、学んでいきましょう。
感謝
今回も、読んでいただきありがとうございました。
他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。
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