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1-1開発スタート【Unityゲーム開発の基礎】作って学ぶブロック崩し

新しいものを学ぶなら、とりあえずやってみるというのが最も身に付く方法だと思います。というわけで初めての定番ブロック崩しを作りながらUnityを学んでいきましょう。


第一段階の目標は【ゲームの骨格を作る】

思い描く完成形態に至るまでには必要なものがたくさんありそうですが、まずは第一段階の目標として「ブロック崩しの骨格を作る」ことにします。

こんな感じ。
シンプルですが壁があってプレイヤーがいてボールが動いてブロックに当たったら消える。すでに立派なブロック崩しですね。

それでは開発スタートです!


Unity Hubからプロジェクトを作る

まずはUnity Hubを起動して新しいプロジェクトを作成していきます。
今回作るブロック崩しは2Dなので2D用のテンプレートを使います。
2D用のテンプレートは2D2D(URP)とがありますが、2D(URP)の方が新しいテンプレートなのでこちらを使います。詳細はこちら


Unity Editorを眺めてみる

Unity Editorでは左側にあるHierarchyウィンドウでゲームに登場するオブジェクトを階層構造で管理していきます。テンプレートを使って始めると、既にいくつかオブジェクトがあるようです。順番に見ていきましょう。

Hierarchyウィンドウ

Scene(シーン)

Unityではゲームの場面ごとにSceneという単位で作っていきます。
下階層にそのSceneで登場するオブジェクトを配置していく感じですね。

テンプレートによってSampleSceneという名前のSceneが作られています。
このSceneに関するデータは Assets/Scenes/SampleScene.unity というファイルに保存されます。

シーン - Unityマニュアル


Camera(カメラ)

Sceneの中のどの部分をゲーム画面として表示するかを決めるのがCameraです。

Sceneには最低1つのCameraが必要という事で、テンプレートによってMain Cameraという名前のCameraオブジェクトがSceneの中に作られています。
白い四角の範囲がゲーム画面で見える範囲です。

カメラ - Unityマニュアル


Light 2D(ライト)

2D(URP)のテンプレートを使うと2Dでも様々なライティングを行えるようで、2D専用のLight2Dというコンポーネントがあります。

テンプレートによってGlobal Light 2Dという名前のLight2DオブジェクトがSceneの中に作られています。ライトにはいくつかのタイプがありますが、GlobalというのはScene全体に当たるライトです。

2Dライティング - Unityマニュアル


Sceneの名前を変える

SampleSceneという名前がいかにもサンプルなのでMainSceneという名前に変えてみます。

Sceneの名前はファイル名を変更すれば変わります。
Projectウィンドウから Assets/Scenes フォルダに行くと SampleScene.unityファイルがあります。F2キーを押せばファイル名が編集できますね。


つづく


次回:1-2壁を作る


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