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Time BomBomB Capsule

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自分でも忘れかけていた恥の「書き」捨て ようし全てを受け入れよう
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追憶

追憶

きみはおぼえているかい
あの終わらない夏の日、
始まるはずのない秋が
また終わったことを

冬が、負け惜しみに春を笑い
真っ赤になって怒った春が
思いきり砂浜を駆け抜け
夏になったことを

海に向かって走り始めた夏の両足に
あいさつ気分でからみついたさざ波
あの夏が転ぶなんて思いもしなかったよ
まさか「じゅっ」ていって
夏が終わったなんて
おいらが言っても誰も信じてくれない
Kならどうかな
終わっ

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とんぼ

とんぼ

夏の散歩
コロと一緒に 裏の空き地へ

綱を離すと
いつでもコロは 畑に走る

「待て!」と追うぼく
笑ってみている ねぎ坊主

一匹とんぼが 止まってる
すっかり羽を下ろして休んでる

今がチャンスと手を伸ばす
そおっと、そおっと寝ているうちに

指先が
やっと羽に触れたとき
とんぼは
すうっと 落ちてった

死んでいた
怖かった

とんぼは何を感じたの?
自分が死ぬのを知ってたの?

朝の冷た

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時速6km/hの旅〜相模原→横浜24kmに残した足跡〜未完のままで

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(1)

 「はい、もしもしYです。ただいま外出しております。ご用件が...」

 メッセージが終わる前に公衆電話の受話器をおいて、私はタバコの煙をはきながら溜息ついた。11月19日、火曜日午前2時。吐息は白かったが、それがタバコの煙なのか冷たい街の空気のせいだったのかは知らない。Yは大学時代の友人で、町田にある会社の寮に住んでいる。たいてい火曜日、水曜日が彼の休日で、もしかしたら休日前の追い込み

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