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クラフィの元プロデューサーがCHROに就任!エンジニア出身、元CTOのCHROが考えるワンプラの組織づくりとは?

こんにちは、ワンダープラネット広報チーム(@wonpla)です。
ワンプラでは、2022年3月1日付で、執行役員CHROおよびCTOの役職と、人事広報部の新設を行いました。

今回のnoteでは、執行役員CHRO(Chief Human Resource Officer、最高人事責任者)に就任し、新設した人事広報部の担当執行役員も務める村田さんにインタビューを行いました。

村田さんは、ワンダープラネット創業メンバーの1人であり、CTOやR&D事業部の責任者、『クラッシュフィーバー』のプロデューサーなど、様々なポジションを歴任してきました。これまでの経歴や、事業サイドで培った経験、それらを活かし今後の組織づくりで大切にしていきたいことについて語っていただいています。

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執行役員CHRO 村田 知常(むらた ともつね)※以下、村田

略歴
1978年生まれ、愛知県出身。愛知教育大学大学院教育学研究科(修士課程)卒業。生化学・遺伝学を学ぶ。在学中にCGIプログラムと出会い、IT業界を目指す。2002年に日本システム開発(株)入社。多種多様な業務システム開発に携わる。2012年に創業メンバーの1人としてワンダープラネットに入社し取締役CTOに就任。その後、執行役員としてR&D事業部および名古屋スタジオを管掌。2020年10月から『クラッシュフィーバー』のプロデューサーを務める。2022年3月に執行役員CHROに就任。


ユーザーとの距離を近くに感じて働きたかった

ーーまずは村田さんがワンダープラネットに入社した経緯を教えてください。

村田:前職では約10年間、エンジニアとして多種多様な業務システムの開発に携わっていました。業務システムは、多くの方に使ってもらえるものではありますが、実際にシステムを使っているお客さまの声が開発者まで届くことはほとんどありません。
そのため、「もっとユーザーとの距離が近いところで働きたい」と思い、BtoC企業を探していた時にワンダープラネットを見つけました。

当時は立ち上げメンバーの募集だったので、正直何が実現できるのかは一切わかりませんでした。でも、「何か面白そうなことができそう!」という直感と、面接で社長の常川さんと意気投合したことで入社を決めました。

ーー「面白そう」という直感で決めたというのは、同じく創業メンバーの鷲見取締役CPOと同じですね(笑)

村田:ここから色んなことが始まっていく創業タイミングでの入社でしたからね。しかも、当時自分が実現したかったユーザーと近い距離で働きたいという思いも叶えられるので入社に迷いはなく、ワクワクしかありませんでした。

▼鷲見CPOのものづくりへのこだわりはこちらの記事で語っていただいています!

メンバーが輝ける土壌を作ることが何よりも大切

ーー次に入社後から今のポジションに至るまでの経緯を教えてください。

村田:元エンジニアということもあり、入社と同時にCTOに就任しました。現在運営中のタイトルも含めて、これまでリリースした多くのタイトルには、CTOとして開発に携わりました。様々なタイトルの開発に携わる中で、技術的な部分だけではなく、少しずつ担当業務の幅を広げ、メンバーのケアやチームづくりも行っていました。
また、ゲーム開発だけでなく、以前あったR&D事業部という部署でVRや機械学習の研究開発をしていた時期もありますし、コーポレートITとして社内のIT環境整備に携わっていたこともあります。その後、名古屋スタジオの組織管掌役員を経て、2020年10月からは代表タイトルの一つである『クラッシュフィーバー』のプロデューサーを務めました。そして、この度2022年3月に執行役員CHROに就任しました。

ーー経歴の幅がすごいですね!様々な業務や職務を歴任されてきた中で、組織づくりに関心を持ったのはいつ頃でしょうか?

村田:名古屋スタジオの組織管掌役員の時には組織開発に関心があり、主に名古屋スタジオのエンジニアを対象に取り組んでいました。より大きな規模で、本格的にチームづくりや組織開発に取り組んだのは『クラッシュフィーバー』のプロデューサーになってからです。

ゲーム開発には、幅広い職種のたくさんのメンバーが携わっています。プロデューサーに着任した当時は、より良いゲームをお客様に届けるためには、どのようにすれば良いかを常に考えていました。そして、チームやメンバーの様子を見ていく中で気づいたのは、一人ひとりは考える力も、ゲームへの思いも持っているので、それを引き出して力を発揮できる環境を整えることが大事ということでした。そのため、一人ひとりを主役と考え、みんなが活躍できる土壌や仕組みを作ることがマネジメント側の大切な役割だと考えるようになりました。

ーーそういった経験が、今回のCHRO就任に繋がっているんですね!

村田:そうですね。これまでは、いいチームでより楽しんでもらえるゲームをつくるためにチームや名古屋スタジオのメンバーが働きやすい雰囲気づくりに努めてきました。これまでのチームづくりや組織活性の経験を活かして、これからはワンプラ全体を盛り上げていきたいです。そのためにCHROに就任しました!

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太陽のような存在のチームを目指したい

ーー今回、CHRO就任と同時に、村田さんが担当執行役員を務める「人事広報部」という部署が新設されました。どんな部署にしていきたいですか?

村田:人事広報部は「全てのステークホルダーがワンダープラネットのファンになっている。」というビジョンを掲げています。このビジョンをつくる時に最初に考えたのが「社員に誇りを持って働いて欲しい」ということです。自分が携わるサービスや一緒に働いている仲間、会社に誇りを持つことができれば、毎日ワクワクしながら働けると思うんです。例えばお子さんがいる社員だったら「このゲーム、パパが作ったんだよ!」って家庭でも自慢して欲しいんです。

ただ、誇りって言い換えるとプライドですよね。「プライドが高い」というのは必ずしも良い意味だけではないので、ビジョンに掲げる言葉には「誇り」ではなく「ファン」を選びました。

「ファンの力ってすごいな〜」と実感したのは、『クラッシュフィーバー』のプロデューサーをしていた時です。ゲーム運営って、正直、良い時もあれば悪い時もあります。ファンの方々は、良い時に一緒に喜んでくれるのはもちろんですが、悪い時には叱咤激励をしてくれる、何よりも心強い存在だったんです。だから、ワンプラにも喜怒哀楽をともにするファンを社内外に増やしていきたいです。

人事広報部のビジョン/バリュー

ーーどんな時でも応援してくれるファンの存在は、本当に心強いですよね。

村田:そうですね!「ファンはファンを呼ぶ」という言葉が好きで、ファンが多い会社には自然と人が集まってくると思うんです。人事的な視点で言えば、社員が会社のファンであれば、会社の良さを周囲の人に話したくなるので、自分たちの仲間を自分たちで集める状態をつくることができます。また社外の方もファンになってくだされば、周囲の人にワンプラのことを薦めたくなると思うんです。

ーー続いてバリューに込めた意味や背景を教えてください。

村田:人事広報部は「人」を相手にする仕事です。マニュアル通りの対応では信頼関係は築けません。目の前の相手のことを考え行動することが大切だと思っているので、「ホスピタリティ」という言葉は一番初めにバリューに入れました。

また「太陽のような明るさ」「ポジティブ」というキーワードもとても大切です。会社が明るい未来に向かって進むために、何事にも前向きに取り組み、社員の進む道筋を示し、悩んでいる社員がいれば明るい方へ導いてあげられるような、そんな存在のチームを目指します。

そして、私自身がゲーム運営に携わっていたからこそ学んだのが、定性的な意見と定量的なデータの両方を見ながら改善していくことの大切さです。この観点はゲーム運営以外の仕事にも通じる部分があります。人事施策もPDCAを回してより良くしていく必要があるので「定性・定量的データに基づいた運営」という考え方を設定しました。

さらに、「人」は会社にとって何よりも大切です。メンバーにはその意識を常に持ち、クオリティの高い仕事をして欲しいという思いから「人と発信」のプロという言葉をバリューの最初に置いています。

ーー最後に、CHROに就任して今後目指していきたいこと、期待して欲しいことはありますか?

村田:ワンプラはエンターテインメントの会社なので、社員みんなが明るく楽しい気持ちで働けるように、組織全体の活性化を目指します!人と組織には無限の可能性があると思っているので、個人の能力を引き出すだけでなく、自分たちで能力を引き出し自発的に成長できる「育つ」環境をつくっていきたいです。

そのためにもまずは、1on1を軸とした「目標設定、タイムリーフィードバック、評価」をしっかり回せるようにしていきます。

『自身のキャリアビジョンに沿った目標を設定 → 日々の業務で学び → 1on1での気づき → 業務に活かして学び → 評価』

というサイクルがしっかり回れば、日々の業務にやりがいを感じることができるし、キャリアビジョンにどんどん近づく!これが実現できれば、ワクワクすると思いませんか?

私自身がワンプラと最初に出会った時に感じた「何かワクワクすることが始まりそう!」「楽しそう!」という気持ちを今もたくさんの人に感じて欲しいんですよね。

最近では異業種からの転職など、ポテンシャル採用で入社したメンバーも増え、活躍しています。多くの人が挑戦し、目標を実現できるような会社をつくっていきます!

ーーありがとうございました!私自身も人事広報部のメンバーとして、村田さんがビジョン・バリューに込めた思いを胸に刻み込みたいと思います!

最後に

今回のインタビューを通じて、元エンジニアで創業メンバーの1人として入社し、CTO、組織管掌役員、『クラッシュフィーバー』のプロデューサーなど、多岐にわたるポジションを経験してきた村田さんだからこそ、描けるビジョンや見える課題があるのだと再認識しました。

CHROの就任および人事広報部の新設により、人と組織の可能性を最大化できるよう、これからも邁進していきます!

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