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オフィスが丸ごとゲームの世界観!? リモートワークでも気軽にコミュニケーションが取れる職場環境づくり

こんにちは!ワンダープラネット広報チーム(@wonpla)です。
まず、noteのカバー画像を見て「なんの画像?」と思った方もいらっしゃると思います。実はこの画像は、ワンプラのクラッシュフィーバー 日本版の運営チームが実際に使っている、バーチャルオフィスなんです!

私も最初に訪れた時は、ゲームの世界観が表現されたバーチャルオフィスに「すごい・・・なにこの空間・・・!(ワクワク)」と驚いたのを覚えいています。

今回の記事では、リモートワークにおけるコミュニケーション課題を解決するために導入した、バーチャルオフィス「oVice」の導入と活用についてお話ししていきます。さらに、バーチャルオフィスの背景デザインを制作した当社のデザイナーに、制作時の工夫や推しポイントなどをインタビューしました。

ちょっとしたコミュニケーションが必要な理由


新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、当社は2020年4月から全社で原則フルリモートワークに移行した後、2020年8月最終週から、週1日出社、週4日任意リモートワークという「新しい働き方」を開始しました。
※2022年12月現在は週5任意リモートワークという働き方になっています。

実際に働くメンバーの声を聞くため、「新しい働き方」について社内でアンケートを行いました。その中では、リモートワーク開始当初は週5日出社していた時よりも、孤独感、不安感、コミュニケーションの不自由さなどを含む「人間関係の構築」「メンバー育成」「仕事の進め方」に難しさを感じる社員の声も上がっていました。

【リモートワーク下におけるコミュニケーションの主な課題】
① 隣の人に気軽に話しかけるような「ちょっとした話」をするのが難しくなった
② 顔や業務環境が見えないので、話しかけていいタイミングが分からなくなった
③ オフィスでいろんな会話が飛び交っていた時と比べて、情報が入りにくくなった

課題を解消するため2020年4月のリモートワークの導入以降「新しい働き方」を本気で考えていく中で、さまざまなオンラインコミュニケーションツールを試しました。

その中でも、実際のオフィスのように「ちょっといいですか?」と話しかけやすく、現実に近い形でメンバーが集まっているように直感的に使えるので、現在使用しているバーチャルオフィス「oVice」を2021年3月に全社導入しました。

バーチャルオフィスの活用


ここで、いくつか社内でのコミュニケーション方法をご紹介していきたいと思います!

①ちょっと立ち話(基本中の基本機能)

oViceの基本機能のひとつです。今、ちょっと話しかけたいなと思った時に、「隣の席の人に話しかける感覚」でアイコンを近づけて話しかけます。自分のアイコンで他者のアイコンに近づき、円で囲われた干渉範囲に入ると声が聞こえる仕組みです。

②みんな集合〜!ミーティング機能を使って、YouTube上映会

クラッシュフィーバー公式YouTubeでは「クラフィTV」という生放送の配信があり、チームでoVice上映会を行っています。
みんなで一緒にテレビを観ている感じで、ちょっとした会話やツッコミを入れられるのがポイントです!
その他にも、勉強会の開催などにも活用しています。

③目標をいつも見えるところに掲示

note用クラフィ修正版

クラッシュフィーバーのチームでは、緊急のお知らせがあったり、目標達成された時には「キャプテンアリス」※1 前に集合してみんなでお祝いしたりしています!いつでも気軽にデザインが追加できるのも魅力的ですね。

以前はチームの目標をオフィス内に紙で掲示をしていましたが、リモートワークが多くなり、紙の掲示物を目にする機会が少なくなってしまいました。いつも見て確認できるように、毎日ログインするバーチャルオフィスに目標を掲示しています。

※1「キャプテンアリス」とは、クラフィの「Twitterクラファーコンテスト」を開催した際に、社内のデザイナーが描いたスーパーヒーローのイラストです。

④その他、エリアで使い分け!
・他の人の声を聞かずに集中して作業したいとき→他者のアイコンから離れる、集中部屋のエリアを設定
・1対1で話したい内容があるとき→会議室機能を利用(他の人には聞こえない、鍵をかけられる)
・チームで仕事したいとき→オフィスのデザインをチーム別でエリア分けして、チームで仕事がしやすいデザインを設定

ここまでのご説明の通り、導入後もリモートワーク中の仕事がやりやすいように、いろんな使い方を考えながら改善を重ねていきました。

オフィスを丸ごとゲームの世界観でつくった、デザイン制作の話


ワンプラのバーチャルオフィスは各プロダクトチーム、部署ごとにフロアが別れていて、誰でもどのフロアにも行き来することができる非常にオープンなスペースです。各フロアごとにそれぞれ個性がありますが、今回はその中のひとつ、「クラッシュフィーバー 日本版 (※以下、クラフィ)運営チーム」のフロアをご紹介していきたいと思います!

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▲「クラフィ 日本版 運営チーム」のフロア全体デザイン

今回は、素敵なバーチャルオフィスの背景をデザインしたデザイナーのY.Iさんに広報チームがインタビューしました!早速、制作の裏側や推しポイントについて詳しくお話を聞いていきたいと思います。

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プロフィール:Y.Iさん ※以下、Y.I
・デザイナー歴10年
・ワンプラ入社6年目
・名古屋スタジオ所属のデザイナー(アートディレクター)
・猫が好き(最近飼い始めた猫が可愛すぎる)

Y.I:名古屋スタジオでアートディレクターを務めています。所属するプロダクトチームのデザイナーの取りまとめ役です。各デザイナーから上がってきたデザインの世界観をチェックします。また、クリエイティブやバナー、開発中のデザインなどの多岐にわたるデザインのチェック・フィードバックをしています。

ーーなぜ、バーチャルオフィスをゲームの世界観でデザイン制作しようと思ったのでしょうか。きっかけを教えてください。

Y.I:oViceを使い始めた時から、普段仕事をするスペースにもゲームの世界観を反映できたら楽しそうだなと思っていました。そんな時に、バーチャルオフィスの背景がカスタマイズ出来ると知って
Y.I 「作りたいです!」
プロデューサー「作って欲しいと思ってた!」

という感じでプロデューサーと意見が一致して、制作する流れになりました。

あとは、他のプロダクトチームが先にゲームの世界観を反映したフロアを作っていて、「私たちも負けていられない!」となったのも正直な気持ちですね(笑)

ーー制作期間や制作時の工夫など、デザイン制作の過程はどんな感じだったんでしょうか。

Y.I:企画の立ち上げから2人で制作して、制作期間は約1ヶ月半で完成しました。大変だったところと言えば、レイアウトの配置を繰り返し検証していくのに少し時間が掛かりましたね。

リモートワーク下ではバーチャルオフィスこそがみんなのオフィスになるので、ただ「かわいい」とか「かっこいい」だけではなく「使いやすさ」の機能的な面も考えたつくり込みが必要になります。
フロアを利用するメンバーの数も多いので、仮のレイアウトでメンバーに実際に使ってもらいながら意見を出し合って最適なデザインを探っていきました。

【メンバーから出た意見の一部】
・L字型のソファのレイアウトで集まると声が聞こえない時がある。
・デザインが狭くて声が聞こえる干渉エリアに重なる。聞こえたくない声が聞こえてしまう。
・ちょっと少人数で集まりたい時のスペースが欲しい。
・人があまり集まっていなくても寂しくないように、キャラクターを座らせて欲しい。
・お庭が欲しい。
・フリースペースをもっと豪華なデザインにしたい。
                            ・・・etc

実は、最初の企画の時点ではゲームの世界観はもう少し控え目にする予定だったんです。普通のオフィスのようなデザインの中に、ちょっとだけゲームの要素(キャラクターとか、ちょっとしたアイテムなど)を入れる予定でした。でも、予定通りデザインを作ってみたらものすごく殺風景になってしまって…。全然しっくりこなかったんですよね。それならいっそのこと振り切って、全体的にゲームの世界観を反映して「仮想世界ALICE」※2 を表現していこう!となって、このデザインに落ち着きました。

※2 「仮想世界ALICE」とは、当社が運営するクラッシュフィーバーにおけるゲームの世界観のこと。クラッシュフィーバー公式サイト【STORY

ーーまさに、クラフィの「仮想世界ALICE」の雰囲気そのものですよね。すごく素敵です。Y.Iさんの推しポイントを教えてください!

Y.I:全部気に入ってるから迷うなぁ〜!あえて言うなら、私の推しポイントは3つですね。

No. 1 全面的に「仮想世界ALICE」の世界観でデザインしたところ!メンバーが使う各チームのエリアにはゲーム内のクエストに使われている背景を採用したり、登場キャラクターを配置しています。

No. 2 oViceにログインする位置に合わせて、クラフィのログイン画面        「Welcome!!」を配置したデザイン

No. 3 クラフィ内で出てくるギフトボックスをイメージして、アイテム「エナジードリンク」を配置したデザイン

クラフィバーチャルオフィス説明

会議室は別空間に向かう扉をイメージさせるようなデザインにしたり、座布団を配置したデザインのところにキャラクターを座らせたり…たくさん好きなポイントがありすぎて、お話ししきれませんね(笑)

実際に使っているメンバーもキャラクターの隣に座ったり、ちゃんと椅子のエリアに集まってくれてたり、バーチャルオフィスのデザインを楽しんで使ってくれているので、制作して良かったなと思います。

あとせっかくなので、ファンの皆さんにクラフィをもっと身近に感じてもらいたくて、背景画像をTwitterで配布しました✨

ーーファンも、一緒に働くチームメンバーも、楽しませるデザイン制作になったんですね!ありがとうございました。

最後に


最後まで読んでいただきありがとうございます!いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、リモートワークにおけるコミュニケーション課題を解決するための取り組みについてお伝えしました。また、メンバーへのインタビューから「プロダクト愛」や「コミュニケーションを大事にする働き方」も合わせて伝わっていると嬉しいです。

また、バーチャルオフィスの新しい活用方法として多目的に使える「ワンプラホール(仮称)」も計画進行中です♪

サービス開始から6周年を迎えた、クラフィの公式Twitter(@CrashFever_PR)では、今回ご紹介したような背景画像配布の情報やゲーム内のイベント情報やキャラ紹介、RTキャンペーンなどを発信しています⭐︎気になる方はぜひチェックしてみてください!
また、ワンプラ公式Twitter(@wonpla)ではnoteよりもゆるめに日々つぶやいていますので、こちらもぜひ遊びにきてくださいね。

次回以降も、ワンプラの働き方やカルチャーなどを継続的にnoteで発信していきます。

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