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ショートショート

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400字以上のショートショートまとめです。 日常の風景をベースにしながらも、どこか不思議で、どこか奇妙なワクワクする物語を目指しています。 どうか楽しんで読んでいただけますように!
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#音楽

太陽【ショートストーリー】

   〇    その日のことは、今でも鮮明に覚えている。  おぎゃあおぎゃあ、声がきこえ…

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カモノハシの卵【ショートストーリー】

 ある日、翔の家に伯父が訪ねてきた。翔はいつも来るたびに、楽しい遊びを教えてくれる伯父の…

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とんがりえんぴつ【童話】

 ここは、ヒロキくんの机の上。  文房具たちの暮らす街・ブンボグがありました。  ボール…

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モーモーパニック【ショートショート】

 最後に入店したのは、もう何年前のことだろう?  フロアに流れる電子音。コインを投入した…

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EGG ~浮遊移動式独立住居型万能椅子~【ショートショート】

 真夏。正午。気温は四〇度。果てしなく続くビルの山脈。  その谷間に見える道路はもはや熱…

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吾輩は月である【ショートストーリー】

 パイナップルを食べたら舌がピリピリするというが、電気饅頭を食べたらそりゃビリビリが適切…

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たっくんでんたく【絵本原作】

①たっくんは、きょうで6さいになるおとこのこ。  いまは、おへやでおえかきちゅう。  となりでは、たっくんママが、でんたくたたいて、けいさんちゅう。  あんなにたたいて、なんだかたのしそう。  でも、ママはすこしこまったかお。 ②「ママ、たっくんね、じてんしゃがほしい」  たっくんは、じてんしゃのえをママにみせたよ。 「じゃあ、いいこにしていないとね。ママね、いま、いそがしいの。これから、おかいものにいってくるから、たっくん、おるすばんをおねがいね」  ママは

じいちゃんの水車小屋【絵本原作】

①(水車小屋でじいちゃんとおしゃべり)    ぼくの好きな場所。  それはね、じいちゃんの…

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カンガール【ショートショート】

 インターフォンを押してしばらくすると、扉の向こうから三十代と思われる女性が顔を出した。…

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兆候【ショートショート】

 こんなに美しい星空は見たことがなかった。  広大な平原の真ん中で私は思わず息をのんだ。 …

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【音楽✕文学】エンタメショートショート作家が掲げるミュージックショートショート(M…

 こんばんは、そるとばたあ@ことばの遊び人です。 【音楽✕文学】をショートショートで表現…

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クロークワーク【MSS】

時計台の鐘が鳴り、僕たちは所定のカウンターに待機した。 外のロータリーに鉛色のバスが何…

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寝ずの踊り子【MSS】

時計の針が、チクタク。チクチクと私を刺す。 布団から顔を出し、時計の文字盤をにらみつける…

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2999【MSS】

ある朝、カノジョは死んだ。 2999年の12月24日のことだった。 カノジョの造り物の頬はとても冷たかった。ロボットだから当たり前なのかもしれない。 こういう時、人間だったら涙を流すのだろう。 でも、ボクはロボットだから涙を流すことはできない。 庭に穴を掘って、カノジョを埋めた。人間はそうしていた。ロボットがする必要