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noteと関係なく読んでみた本

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本屋さんや図書館で見つけたり、人からきいたりして読んだ本たち
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#内田舞

『REAPPRAISAL』でいろいろ再評価

『REAPPRAISAL』でいろいろ再評価

全く、世の中のニュースっていうのは毎日毎日辛いものばかり。ニュースっていうもの自体が、そういう内容にフォーカスする特性があるからかな。報道そのものが、世の中への問題提起が主要な意義だからこそ、なんだろうけど。なんか、それだけじゃない気もするんだよなあ。

…なんてことを思わない年は、ニュースがわかる年齢になって以降、見事に一度もありません。

以前に紹介したこちら、内田舞さん著『ソーシャルジャステ

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『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る』はempathyそのものだった

『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る』はempathyそのものだった

最近、白っぽい装丁がほとんどの新書の棚に、一際目立つ全身が優しい緑色の新刊がありました。手に取ってみると裏表紙には「恐れず変化の種をまくために」の一文と共に、同じ色合いで何かの木の芽が出ています。なるほど、これは社会にまく変化の種についての本で、新芽をイメージしたライトグリーンなのでしょうか。

『ソーシャルジャスティス 小児精神科医、社会を診る』- 著者:内田舞さん

タイトルに「正義」?「ソー

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