月経について

こんにちは、ほけんがかりへようこそ!
担当のすぎちゃんです🧚‍♀️

今日は、月経について取り上げてみたいと思います。
月経に関する心身のトラブルは、些細な事であっても多くの女性が抱えていると思います。しかしデリケートな部分であり、中々人には話せない・相談できない女性が多いのでは?と思います。

そこで今回は、
・月経について(毎月、私の身体の中でどんな事が起こっているの?)
・月経周期の身体的特徴
・月経周期の正常と異常
について綴っていきます。

月経とは?

約1ヶ月の間隔で起こり、限られた日数で自然に止まる、子宮内膜からの周期的出血のことを言い、様々な女性ホルモンによってコントロールされています。
通常、10〜14歳頃に初経を迎え、50歳代で閉経を迎えます。細かい時期は人それぞれです。
約40年間、妊娠時期以外は、女性は毎月月経と付き合っていきます。
そう考えると、月経と上手く付き合っていけるか否かで、人生そのものすら変わっていきそうな気がしますよね!(大げさでしょうか・・・?笑)


月経周期

月経には周期があります。

⑴ 卵胞期 ( 卵子が放出される前 )
エストロゲン(女性ホルモンの1つ)の働きにより、卵巣にある卵胞(卵子を包むもの)が発達していきます。
同時に子宮内膜(子宮の内側を覆っている組織)ができていき、子宮内で受精卵を迎え入れる準備期間となります。

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⑵ 排卵期 ( 卵子が放出される期間 )
成熟した卵胞が卵巣の表面から突出し、卵胞から卵子が放出されます。
このとき、子宮内に精子が侵入すれば卵子と結合して受精することができます。

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⑶ 黄体期 ( 卵子が放出された後 )
プロゲステロン(女性ホルモンの1つ)の働きにより子宮内膜が更に肥厚し、子宮内膜が着床に適した状態になります。 つまり卵胞期でエストロゲンが作成したベッドに、プロゲステロンがふかふかの布団を敷いてるイメージです。

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⑷ 月経期
一般的に『生理』と呼ばれているのは、この時期を指します。 この時期は子宮内膜の剥離によって経血が排出されます。通常 3〜7日ほど経つとエストロゲンが再び分泌され、子宮内膜が再生することで止血されます。
この周期が月経周期であり、約28日でこの周期が繰り返されます。

周期別の身体的特徴

○卵胞期
女性が最も調子のよい時期。
肌や髪にツヤがある。
気分もリラックス、思考もポジティブ。
ダイエットの効果も出やすい。


○排卵期
人によっては排卵痛という痛みがおこることもある。( 卵胞が腹膜を刺激することや、卵巣から卵子が飛び出たときの傷や出血などにより )


○黄体期
生理が始まる前。女性ホルモンの影響で、カラダもココロも不安定になる時期。生理前症候群(PMS)により、乳房が張る、痛む、頭痛、肩こり、腰痛、便秘・下痢、ニキビ、肌あれなどの不快な症状がおこる人も多い。
また靭帯が緩みやすく、怪我の発生率が高いと言われる。


○月経期
下腹部痛、腰痛、吐き気、下痢、イライラ、頭痛、貧血、だるさ、むくみ、肌あれなど不快な症状がおきやすい。


月経周期の正常と異常


【 月経周期 】
月経開始日〜次の月経開始日まで、25〜38日が正常。
・頻発月経
周期が24日以下であるもの
・稀発月経
周期が39日以上であるもの


【 月経期間 】
月経開始〜終了まで、3〜7日が正常。
・過短月経 : 月経期間が2日間以内
・過長月経 : 月経期間が8日以上


【 月経血量 】
一周期に20〜140g排出される
・過少月経 : 月経血量が極端に少ない
・過多月経 : 月経血量が異常に多い


【 無月経 】
・原発性無月経 
18歳になっても初経を認められないもの
・続発性無月経
何らかの原因で月経が止まってしまうもの
←脳、ホルモン、子宮の機能、体脂肪率など、原因は様々
こういった異常がある時は、生活習慣を見直したり、適切な治療を受けることが必要です。


さいごに

今回は、月経について取り上げてみました。
「私はどうなんだろう?」とあなた自身の生理周期を気にかけてみるきっかけになれば嬉しいです。

今後は、生理痛を始めとした月経に関するトラブルへのセルフケア方法をお伝えしていけたらと思います☆

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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