ほのぼの生きる　　209_20230821

時給1000円の仕事

８か月の無職生活に終止符をうち、今週木曜日から仕事を始める。
パート（時給1000円）の仕事だ。週に20時間。

最近「お金に関する教育」がブームであり、FIRE（早期リタイア）とか投資とか、「いかにお金を増やすか」ということがメインで謳われているように思うが、私は昭和生まれの仕事大好き人間なので、やはり「働くこと」の方を重視する。

いやいや、うぉんのすけさん。
あんた時給1000円で週20時間働いて生活できると思います？
だから副業なんですよ、投資なんですよ、という声が聞こえてきそうである。

私はこの給料で生きていけるとは到底思っていないし、副業や投資を否定はしない（むしろ広義的には肯定派である）。

自由な時間、自由なお金。それは大事だ。
だが、今の私には副業や投資よりも「働くこと」「自分らしく生きること」の方がもっともっと大切なのである。
そのために高い給料の安定した職場を捨てて、無職になったのだから。

過去記事を読んでくださっている方にはすでに説明済みだが、私は相当不器用な性格で、この無職生活に「担保」はなかったのである。
以前の職場は200％の力で仕事をし、副業なるものを一切考えなかった。将来のことすら考える余裕がなかった。だからあえて「無」の状態をつくり、一から自分と向き合ったのだ。

働くこと、それは生きること。私がどう生きるかということ。この世で何を成し遂げたいかということ。

それに対価がもらえるのであれば申し分ない。

時給1000円が安いか、高いか。
それは私自信が決めることだ。
今は給料の高い安いではなく、この仕事をしたかった。
この仕事を得たことだけで十分だ。それでお金がもらえるのであればなおいい。

１時間、1000円分の働きができるかどうか。
私はお金をもらっている分（時給は関係ない）、１時間を命いっぱい働きたいと思って働く。

人によっては1000円しかもらえないのだから、これぐらい？と思って手を抜く人もあるかもしれない。

時給が問題なんじゃない。１時間という時間が問題なんだ。

どれだけその１時間に気持ちをこめられるか。

昔、働いていたころ、
・何分無駄話しちゃったなぁ～これは給料泥棒になるだろうか。
・うちの課長なんもしてないじゃん。時給なんぼの働きよっ。
・あー今日もサービス残業してしまった。結局私の実質労働時間で給料割ったら、時給って最低賃金よりも低いんじゃね？
などと思いながら働いていた。

私は今は１時間の中身を大事にしたい。
そして今までみたいにダラダラは働かない。
サービスもしない。自分の時間を大事にする。

それで、いつか自分で自分の給料を決められるような仕事をする。
人に感謝される仕事をする。

この決意、忘れないように。