明日の種をまく 046_20231022
興味がなくなった・・・
金曜日に飲み会に参加した。
久しぶりの飲み会だった。
前職の同僚との飲み会。
今回は関東地方と北陸地方からわざわざ来てくれた。
この2人は私が入社した時に係長をしていて、今は課長となっている。
もうすぐ部長になるんだろうな~
私が係長になった頃にはもう転勤していなくなってしまっていた。
入社して最初にお世話になった人たちだった。
この2人を囲んで、ほかに地元の3人が参加した。
男女それぞれ3人、6人の飲み会だった。
なぜか私が幹事をすることになった。
私を除きあとの5人は同業者。
話はもっぱら仕事の話。
課長になった2人はそれぞれの苦労話を若者に聞かせていた。
私が部外者だからなのか分からないが、この構図がもうすでに受け入れられなくなっていた。
若者が「どうしたらいいでしょう?」と聞いているわけでもなく、「おれはこうだ」「私はこんだけ苦労している」「今こんな感じで頑張っている」と2人の課長が話をする。
あとの若者はこの2人の話をどう聞いているんだろう?
私は幹事ということもあり、入口に近いところに席をとり、飲み放題の飲み物の様子を見ながら、気づいたらピンポンを押し、メニューを出す、を繰り返した。
実はその方が気が楽だったからだ。
話についていけないし、そもそも興味もなくなっていて、話を聞く気にならない。
あー完全に私はこの人たちとは違う風になってしまったんだなぁ~と実感するばかり。
1か月前に飲み会の話があった時は、2人に再会できるのがとても嬉しかった。
この2人から貴重な話が聞けると思って、すごく楽しみにしてたんだけどな~
今の私にはもう組織の問題などどうでもよい。
部長が、課長が、部下が、周りが・・・
そんな組織構造の中で仕事を考えられなくなってしまった。
ところで、私はこの課長2人と歳があまり変わらない。一人は同じ歳。
34歳という若さで係長になったため、管理職向きの人である。
この2人の話を聞いていると私はあと10年でこういうことができたんだろうか?と思ってしまう。
要するに私は彼らのような仕事ができない、と思ってしまったのだ。
この話を家に帰って夫にすると「それはうぉんのすけが最初から管理職になろうとして仕事をしてなかったからでしょ?」と言われた。
なるほど~
たしかに、私には管理職になりたいなどという気持ちがなかった。
周りからはうぉんのすけさんが管理職になってくれたらいいのに、と言われたことはあるが、自分では向いていないと思っていたため、わざわざ管理職になるための転勤なども希望しなかったし、ずっと係長でいいやと思っていた。マネージャーよりプレーヤーでいたかった。
でも年齢的にはそれも許されない感じになっており、いつの間にか扱いにくい人になっていたのは間違いない。
上の人にガチでぶつかる中年だったため、重宝されていたとは思うが。
今後、私が目指すべきところを考えると事業主、経営者なる人たちとの交流をしていった方がいいんだろうか?などとふと思ったりもした。
もちろん同じ志をもち、学校をつくろうとしている人たちとつながって、仲間を増やしていくというのも戦略としてはありだろう。
相談相手がいないというのも実にさみしいものである。
相手が求めて来ても話相手になってあげられないのも本当に残念なことである。
そんな自分の変化を見つめた週末の夜だった。
タイトル画像は、仲良くさせていただいているnoterさん温水温(ぬくみず ゆたか)さんの作品です。