体育の成績
今日の体育は、バスケットボール🏀です。
チームをつくって、では始めます。
ピー
ダムダムダム・・・
キュッ キュッ
シュパッ
「パスっ」
「いくよ」
「走って~」
「ナイスシュー」
私はバスケができない。
走りながらドリブルが上手くできない。
バスケットボール、硬い。
ちゃんと持てない。
お願いだからこっちにパスを回さないで。
私はコートの中を走り回る。
ボールを避けるために誰よりも多く動く。
大きな声を出す。
チームが一体となって見える。
バスケを楽しんでいるように見える。
私のチームにはバスケ部の子が2人もいる。
強い。
皆の目が彼女たちに向いている。
いいぞ。頑張れ。
走れ、ドリブル、パス、シュート。
どんどん点が入っていく。
私は相手チームの動きを止める。
両手を広げディフェンスの構え。
そうこうしているうちにゲーム終了。
私たちのチームの勝ちだ。
1学期の体育辛かったな。
夏休みの成績表を見た。
体育「5」
先生、私一度もボールに触れてません。
これ、本当にあった話。
私はいまだにこういう処世術を使っている。
私は見せかけの「できる人」を演じるのがとても得意。
わざとじゃないです。人がそうやって見るんです。
正々堂々と「できない人」をやっていても「できている」ように見られちゃうんです。困ったものです。
小さい時から「足が速そう」とか「友だち多そう」とか
イメージがすごくいい感じに仕上がってしまって、そのイメージを保とうとなんかちょっとだけ頑張るみたいな・・・
たまーに、この人は見掛け倒しだな、と初見で見破られる人に出会う時がある。キンチョー。この人はわかるっ!見る眼がある人だ!と思っちゃう。
こっちもめっちゃ怖いけど、そういう人には最初から「ダメな自分」を見せてとことん見せて・・・まぁ、嫌われるか、おっ思ったほど悪くないぞと思わせてから~のめっちゃ好きに引き込んじゃうか。へへっ結局処世術(笑)
とまぁ、自分の実力は自分が一番わかっているわけで。
人の評価はあてにならない(こともある)ので、自分で「いいか」「悪いか」ちゃんと厳しくジャッジして、卑怯な人間にはならないようにしよう!
それでも高く評価されちゃったら~ 仕方ないかな~ (笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?