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徒然なるままに・・・066_20220831

自信をもって励ます

昨日は仕事を少しだけ早めに切り上げて、先週会いたいと連絡があった元同僚に会った。

絶句・・・
元同僚は別人になっていた。
やせ細って、あんなにおしゃべりが大好きだったのに、声が出せなくなっていた。
ストレス、恐るべし。

私はその人に会う前から、今日はこうしようと決めていた。それは、自信をもって励ますこと。

私は善人ではない。少しお人よし、おせっかいなところはあるが、好き嫌いははっきりしている。
私はその人のことが好きだったかと言われると好きではなかった気がする。かといって嫌いではなかった。
自分の時間を割くのに、相手のことを思って・・・などというキレイごとはいうつもりはない。私がただ単純に会いたかったからなんだと思う。
正直な気持ちを言えば、「すごい」と思っていた。尊敬できる部分を持っていた。

この2年間のことは容易に想像できた。
その人は万人受けするタイプではない。容姿端麗、人のうわさ話が好き(たぶん私がそこまで好きでなかった理由はこの1点)。
ぱっと見、性格が顔に負けてしまうくらい美人さん。

でもその実、とても真面目で勉強家でコミュニケーション能力が高い。頭もいい。はっきりと表現するタイプ。完璧主義なところがある。周りのことをよく観察し、気が利く。我慢強く、配慮ができる。そのくせ、人が疑うようなコンプレックスを強くもっている。努力家、最後まで物事を成し遂げる責任感の強さ。

私はそのように評価していたが、おそらくそれらの部分が全く生かせずに誤解されて苦しかったのだろう。

私は自分が彼女に対して思っていたことをそのまま伝えた。
あなたは自分の強みがちゃんとわかっていないかもね。
ストレングスファインダーも紹介してみた。

1時間経過した頃から、彼女が普通に話せるようになっているのに気がついた。
リラックスして話をしている、笑っている、自信を取り戻したようなスッキリとした顔になっている。私に身を預けたように、心を開いて自分のことを話してくれている。

私はただ彼女に自信を取り戻してほしかった。
どんな辛い目にあったかは十分には知らないが、少なくとも私が知っている2年前の彼女とは全く違う評価を受け、傷つけられ、自信喪失、人間不信。
私のミッションは成功しただろうか。

私は自分自身の今後のことについても話を聞いてもらった。どっちが相談にのってもらったんだか。私の知りたかったことを彼女からたくさん教えてもらった。
昨日の時間は、私たち二人のどちらもがWIN-WINとなる有意義な時間であった。お互いに自信、信頼、尊敬が生まれた。
誘ってくれて、ありがとう。
私たちは、きっとまたいつか一緒に何かをやれると思う。

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