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《異世界の入口》交響曲第62番第2楽章

タイトルの第2楽章は06:51から

ハイドン 交響曲 第62番 ニ長調 Hob.I :62

どこか掴めない
何も掴めない
ふわふわとした実態のない感じ
この世のものでないような響き、
これはうつつか、幻か?
不思議な世界の入口か?
非日常への誘いだろうか
どこに向かっているのかも分からなくなりそうな旋律
それは迷い、霧、向こうの世界?
地に足が着かない幻想的な感じ
ファンタジー?
時に切なく、こちらの世界との別れ?
なんて思ってしまい
儚い夢の中にいるんじゃないかと思ってしまったり
一体ここはどこなのか
何なのか?
向いている方向さえも分からない?


そうこうゆらゆらしているまま、この決して緩徐楽章ではない第2楽章《アレグレット》はあっという間に過ぎ去ってしまう
この不思議な時間はなんだったのだろうか?
夢だったのか、現実だったのか
それは聴いた人にしかわからない

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