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生産性を上げる我が7つの習慣

我々には毎日等しく24時間という時間が与えられている。
この時間を増やすことは物理的にできない。


・締切に間に合わない
・テストが控えている
・やるべきことが終わらない
・人生を変えるために時間が必要。


締め切りに間に合わない、テスト範囲が終わらない。
このような状況において何度「精神と時の部屋」を求めただろうか。




24時間入ることで、365日分の修行ができるような「精神と時の部屋」は存在しないが、「習慣」によって時間のねじれをつくることは可能である。




そう。


没頭し、生産性を高めることができれば。




だらだらやれば、数日かかる仕事も
習慣によって時空のねじれを生じされれば、半日で完了する。



我々が、"何かを成し得たい"とき。
習慣の力によって1時間を3時間とするような生産性を生み出すことができる。



時空を捻じ曲げ「精神の時の部屋」状態を作り出す我が7つの習慣紹介する。



この7つの習慣によって時間を生み出せ。質を高めよ。


1.午前中のスマホをOFF


午前中は電源をつけない。
連絡事項を確認するときはパソコンだけである。


午前中にスマホを見たばかりに、そのままSNSへと注意を奪われ、
大量の刺激的な情報が最も頭がクリアな時間にダイレクトに侵入してくる。



睡眠によって脳のゴミが排出され、最も高い集中力を発揮できるという午前中に
くだらないツイートやショート動画が目に入ってしまってはこの世の終わりである。



安い大量のドーパミンを午前中に大量に浴びてしまうと、今日1日の小さな努力によって得られるドーパミンへの感受性が鈍ってしまう。



結果として、頑張れない。




自分の人生を、巨大産業とインフルエンサーの"養分”として捧げないためにも
午前中のスマホのOFFを徹底すること。




2. スマホを遠ざける


午前中のスマホOFFと通じるところがあるが、午後に電源を入れたとしても通知はオフのままでスマホを作業部屋には持ち込まない。


自らの集中状態を通知によって目覚めさせるわけにはいかない。
連絡を確認する際には、自分の意思でスマホを触り確認するようにする。


スマホに自分のアテンションを奪われない。
あくまでスマホを自分の支配下に置く。



通知が来たから確認するのではない。
自分が確認したいと思うから確認するというスマホとの主従関係をつくりだす。


また電源OFFのスマホだとしても、目に見えるところにスマホがあるだけで集中力が落ちるというデータがある。

テキサス大学オースティン校のビジネススクールである「マコームズ・スクール・オブ・ビジネス」のエイドリアン・ワード教授らの研究チームは、800人のスマートフォンユーザーを対象に、例え実際に使用していなくてもスマートフォンが身の近くにあるだけでどのような影響を与えるのかを調査する実験を行いました。

実験の1つでは、研究チームは深く集中しないとクリアできない課題を参加者に与え、脳の認知能力がどれほど発揮されているかを確かめています。実験の前には、参加者の中からランダムに選んだ人に対して、スマートフォンを机の上に画面を下にして置く、ポケットに入れる、バッグに入れる、または隣の部屋に置いておく、のいずれかの指示を与えました。また、全ての参加者に対して、スマートフォンをサイレントモードに設定しておくよう指示が行われたとのこと。

スマートフォンを隣の部屋に置いたグループが最もよい結果を示し机の上にスマートフォンを置かせたグループが最も悪い結果を残したとのこと。また、ポケットに入れさせたグループとバッグに入れさせたグループは、隣の部屋に置かせたグループよりもやや低い結果を残しています。

研究チームはこの結果から、例え全力で取り組まなければならない課題が与えられていたとしても、自分の近辺にスマートフォンがあるほど意識がそちらに引っ張られ、脳の認知能力の一部が消費されてしまうことが明らかになったと言う見方を示しています。ワード教授は「結果からは、スマートフォンがその存在に気付きやすい位置にあればあるほど、被験者の脳の認知能力が減少することを示す、。たとえ、意識的な部分でスマートフォンのことを考えていないとしても、頭の中にある『何かを考えないようにしなければいけない』という脳のプロセスが、脳の認知能力の一部を消費してしまうのです。これは『ブレイン・ドレイン』(脳資源の流出)です」と語っています。


要は、スマホが見える位置にあるだけで脳のリソースを消費してしまうということ。貴重な脳のリソースを金属の塊に奪われないことを徹底する。


また作業中だけではなく、筋トレ中、食事中もスマホを持たない。一切視界に入れないだけで疲労感が改善される。


筋トレのインターバル中にスマホをぽちぽちした時と、完全にロッカーに入れた時とでは明らかに集中力に違いが生まれ、筋トレ後にむしろ脳の疲労が取れているように感じる。


筋トレ中のインターバルは肉体のキツさによって思考が強制停止される期間である。あの時間帯にスマホで過剰な情報にさらされるというのは脳にとって非常に疲れることなのだ。



スマホを持たないことによるインターバル中の思考の強制停止によって脳が休まるように感じる。サウナの整った状態に似た感覚だと言える。



全ては時空を捻じ曲げるほどの集中状態を生み出すためにスマホを遠ざける。





3. エネルギー投下時間の把握



自分がいつ集中するか。いつ負荷の高い課題をやるか。
生産性が低い者は、正しいポイントで、適切な努力ができない。


例えば、一番頭が冴える午前中に簡単な雑用を終わらせ、
脳に疲労が溜まった夕方に重要な課題に取り組もうとするなどだ。


我の場合、自分が集中できる時間を把握している。
超集中状態ができるポイントを1日の中で発見したと言ってもいいだろう。

【超集中を可能とするポイント】

・起床後の1時間
・コールドシャワー後の1時間
・コーヒー飲みながらの2時間
・昼寝後の1時間
・筋トレ後の1時間
・サウナ後の2時間
・寝る前の2時間

我の場合は上記の通りだ。
自分が集中できるポイントが1日の中で確実に存在する。


そして集中が切れるタイミングも把握している。


集中が切れたタイミングでテコ入れを行い、また集中の切り替えを行う。


例えば、起床後1時間は集中できるが、だんだんとそわそわしてきて集中が切れる。そのタイミングでコールドシャワーを浴びると全く気分が上がる。


コールドシャワー後に、さらに集中するもまた集中力が途切れてくる。


そのタイミングでコーヒーブレイクを挟み、
カフェインの力で超集中状態へと入る。


午前中の作業によって脳は疲弊し、また集中は下がる。
そこで昼寝を実施し、疲労を回復させる。


昼寝後はまた集中状態に入れる。



これら自分の集中できるポイントと、落ちるポイントを理解し、1日の中で何回か訪れるそのポイントで何をするか?を決めている。


当然、午前中のゴールデンタイムは負荷の高い作業に集中する。

彼を知り己を知れば百戦殆からず

孫子

まずは自分を深く知ること。
己が超集中できるポイント、そして堕落してしまうポイント。
回復する行動とは?


これらを理解して初めて、1日の生産性を高めることができる。


4. 週一回のサウナ



脳疲労をとる、伝家の宝刀として週1でサウナに行くようにしている。
これは元気な時に行きたいから行くのではなく、なんとなく疲れが溜まったり、やる気が出なかったり、ぼんやりしたりなど明らかに脳が疲弊したタイミングを狙って行くようにしている。


主にスマホの影響によって刺激的なコンテンツ、過剰な情報にされされ、脳は常に活発的になり休み暇を与えられない。原始時代の情報量とは比べられないほどの反応に脳はさらされている。その結果として脳が異常に疲労してしまう。


もちろん脳疲労を溜めないためのスマホの電源OFFではあるが、日々の作業や勉強によってもいい意味で脳には疲労が溜まる。


また街を歩いた時に入ってくる刺激的な情報や、人混み。すれ違う人から視覚的に受ける情報。や聴覚への刺激。



これら実生活によるオフラインの情報によっても脳は疲労を伴う。


それら脳の疲労感を改善してくれるのがサウナ。である。
もちろんサウナに入った後に、水風呂に1分以上浸かり、外気欲によって「整い」を実現させる必要がある。


意識がぶっ飛ぶような「整い」状態に入ることで、脳の疲労が一気に流れ出ることを強烈に感じる。


脳疲労は寝るだけでは回復しないことが多い。脳の疲労を回復するためには、DMN(デフォルトモードネットワーク)をオンにすることが必要である。



つまり「ぼーっと思考が巡らない時間」を作る必要がある。脳の疲労を回復
させるために意図的にぼーっとする時間を作り出す。それが我にとってのサウナなのだ。




サウナ以外にも下記のリストは、DMNがオンになり、ぼーっとする状態を作り出すことができる。

・サウナと水風呂により生じる整い状態
・マインドフルネス瞑想
・無思考になれる単純作業(皿洗いなど)
・デジタルデトックス
・食事だけに集中
・スマホなしのランニングと筋トレ


作業に没頭して、脳をくたくたに疲弊させてサウナで回復。
サウナは我にとってのメディカルマシーンである。



5.  情報の遮断



これはもう我の性分で、やたらと情報や環境に影響されやすい。
内向型、繊細気質は外部影響をよくも悪くも受けてしまうのだ。

あるビジネスを始めようと思っても別の分野が気になり始める。
1つの本を読んでいても読み終わらぬままに別の書籍が欲しくなる。

よく言えば好奇心旺盛で、悪く言えば気が散りやすい。
気が散るとはつまりエネルギーが分散されている状態である。


あれもこれも気になり、手を出せば出すほどに全ての分野で失敗してしまう。
エネルギーが分散され、中途半端な熱量しか注ぐことはできない。
当然結果が出ないのである。


結果を出すためには一点集中。
これしかない。


期間を決めて、目標を設定する。
そのことだけにひたすら打ち込み続ける。
他の分野に目移りしないよう、不必要な情報を遮断しエネルギーの分散を防ぐ。


特に最近よかったなと思ったのが
煽りツイートや文章力のない発信者の完全ミュート。


影響されやすい身として、低俗な煽りツイートや、小学生レベルの語彙しか持ち合わせない発信者のツイートを見ると、こっちのIQも著しく下がってしまう。


情弱相手の煽りツイート、論理の欠落した文章と幼稚な語彙を見ると
明らかに1日のクオリティが下がるのだ。


熱量のある情報だけ、熱量を持った人とだけ関わるようにしている。


エネルギーを漏らすな。分散させるな。
一点集中を可能にさせるためにも余計な情報に触れない、見ない、耳を貸さない。


情報統制でこそ我の独裁は維持される。


6. シングルタスク


作業はシングルタスクの原則を守る。
極限の集中力による没頭はシングルタスクでしか生まれない。

没頭の先にフロー状態が存在し、時間を忘れるほどの超集中、フロー状態こそ時空を捻じ曲げる最高の瞬間なのだ

フロー状態によって2時間が30分に感じる。
何よりフロー状態は気持ちがいい。

幸福はフローによって生まれるとも言われている。
詳しくは。



フロー状態に入るためにはシングルタスクしかない。
言うなればこれまでの習慣は全てフローに入るための環境づくりと言ってもいいだろう。


反対に、マルチタスクによって注意の切り替えが頻繁に起こる。集中状態を維持することができず、さらには注意散漫によって脳内ではストレスホルモンコルチゾールを発生する。


ストレスにさらされた脳は、感情コントロール、自己規律を司る前頭前野に影響を与え、感情の乱れや自制心の欠如をもたらす。


全てのことをシングルタスクの原則に乗っ取り終わらせていく。
生産性を向上させ、人生を変えるのはシングルタスクしかない。

7. 課題の細分化



重要な課題ほどに、負荷がかかる。
その負荷を想像するだけで取り掛かることが億劫になり先延ばしを発生させてしまう。


先延ばしによって何が起こるか?


これまた脳疲労である。


先延ばしにした課題を脳はずっと覚えている。


先延ばしにした課題を無意識レベルで脳は覚えていて、ジリジリとエネルギーを先延ばしにした課題への意識で奪われていく。


結果として、何もしてないのにストレスや疲れが溜まるという状態が引き起こされる。



では負荷の高い重要課題を先送りすることなく進めるためにどうすればいいか。


課題の細分化だ。

例えば

【Youtube動画を編集する】

①ノートとペンを取り出す
②タイトルを考える
③見出しを考える
④台本を考察する
⑤ナレーションを入れる
⑥素材を探す
⑦素材をダウンロードする
⑧素材を当てはめていく
⑨文字を起こす

このように負荷のかかる課題を超細かく細分化する。
そして1つずつ。シングルタスクの原則に従い終わらせていく。もちろんスマホはOFFでぶん投げ、集中できる時間帯を狙っての作業である。


シングルタスクで没頭せよ。
没頭こそが幸福感の全てだ。



まとめ

以上が、時空を捻じ曲げるほどの生産性を発揮するための我が7つの習慣である。非常にシンプルでありながら、やはり実行は難しい。


当たり前のことを当たり前にやる。
それらを繰り返すことによって、歯を磨くようにできるようになる。


24時間という与えられた時間は平等。
この与えられた時間をどう使うか?どれだけ質の高いものにできるか。
それはたったこれだけの7つの習慣によって高めることができる。


余計なことに脳を疲弊させるな。
大切なことで疲れ果てろ。

以上。

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