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ひなまつり

本日3月3日は桃の節句。女の子のお祭りですね。

毎年恒例でちらしずしを作りました。作りましたっていうか混ぜましたですが。



昨年も書いたけれど、五品目の具材をイチから仕込もうなどという崇高な精神は持ち合わせていない。よって今年も天下の桃屋さまの御力におすがりしている。


五目寿司のたねと謡っておきながら7品目入りというきっぷの良さ


錦糸たまご(のようなもの)と型抜きにんじんだけは自作して、あと青み担当として絹さやをさっと茹でて切り刻んだ。調理らしい調理といえばそのくらいだ。

ただ……

今年は我ながら柄でもなく、ちょっとだけ盛りつけに凝ってみることにした。そんなことやってみようなんて思うようになったのは、もう間違いなくnoteの影響だ。「食べれば味は同じ」という無敵の呪文は今も深く強く私の胸に刻まれているけれど、まあなんつーの?春ってちょっと今までの自分を脱ぎ捨てて新しい自分を目指してみたくなる……そんな季節だものね。


春の始まりに、私だけの秘密の花園を作る……

うん、我ながらなんて女の子的発想かしらん。




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花園、とは。



あれかな?

ラスボスの2つ前くらいで、やけに露出高めなコスチューム姿で「愛しい魔王さまのお目にお前のような下賤者を触れさせてなるもんですか!わたくしの炎に抱かれて塵と化すが良い!」って高笑いしながら登場する女の子魔術師の召喚陣かな?


まあでも、盛り付けのセンスが絶望的なめんどく星人にしては、及第点と言ってもいいんじゃないかな。何しろ崩れていないからな。


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五目ずしの間には、絹さやと錦糸たまごを真ん中に挟んで、さりげなく二層式のようなものを目指してみた。そんなことやってみようなんて思うようになったのは、もう間違いなくnoteの影響だ。めんどく星人すらこのように突き動かすのだから、noteってホント怖。

形成にはダイソーで買ってきたケーキ型を使用している。ケーキ型なんぞを自分が購入する日がやってこようとは……noteってホント(ry


こうしてギュッと集合させることで、糸みがまるでないことに定評のある私の錦糸たまごも、いい感じにカモフラージュされて……


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いや全然ごまかせてない。今年も安定の紐感です。

ええんや……食べれば味は同じ、食べれば味は同じ……


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無理矢理供えるの図。


ところでこの五目ずしのたね、ひと瓶を4合の米に混ぜ込む仕様になっている。4合と言えば、普段の私のお弁当10日分にあたる分量だ。

そのうちおよそ半量を用いてこの魔方陣を錬成したのだけれど、こんなものをひとりでたいらげようものなら、先週の節制生活は瞬く間に水泡に帰すこと不可避。体重計という名のゴール下で、赤い髪のリバウンド王が獅子奮迅の働きを見せることになってしまう。

よってこの魔方陣は、撮影後に弟一家のお宅に持参して、みんなでいただきました。甥っ子が「おはなのけーき!」って言ってくれて、おばちゃん涙が出ました……



私にとってひなまつりとは


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我が家におわす、それはそれはかんわゆい女の子たちの健康と長寿を祈願する日。

姫さまがた、これからも健やかにゴキゲンに私を振り回してくださいませね。


女の子といえば……今日は私の敬愛する女性が、そのうつくしい知性の奥に秘めた少女のような一面を垣間見させてくれて、なんだかもうたまらなくきゅるーんとした。いくつになっても少女性を喪わない大人の女性というのは、本当に尊い。


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