雉球応援人

Jリーグ&乗り鉄好きのおじさんです。サッカーと鉄道、一見関係なさそうですが、ゴールへ向…

雉球応援人

Jリーグ&乗り鉄好きのおじさんです。サッカーと鉄道、一見関係なさそうですが、ゴールへ向かうプロセス、目的地へ向かうプロセスの共通項を求め続けています。レビュアー3年目の新参者ですがファジアーノ岡山への想い、観戦記を中心に綴っていきます。

最近の記事

【ファジサポ日誌】110.臙魂共闘~第16節 ファジアーノ岡山 vs ヴァンフォーレ甲府 マッチレビュー~

長崎戦が終わってから、ファジに関する様々なことを考えた一週間でした。 チームのポジティブな面に目を向け、ポジティブな気持ちで、ポジティブに目の前の試合を応援する。 しかし、その姿勢を強調することは個人的には不安の裏返しという面もあります。 その不安とは、言うまでもなく怪我人が絶えないチーム状況から発生するものなのですが、仮に今シーズンJ1昇格を果たせなかった時のクラブの撤退戦を想像すると、その不安は輪をかけて大きくなっていきます。 筆者はファジアーノ岡山と長く付き合ってい

    • 【向日葵は枯れていない!】14.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第14節 vs 松本山雅FC ~

      先週の天皇杯福岡県代表決定戦後の福大、乾監督のコメントは非常に含蓄を感じさせる内容で、今シーズンの北九州のチーム力アップについても触れてくださった点が、筆者のように細やかながらギラヴァンツを応援している者にもちょっとした自信になっています。 この乾監督のコメントでは、北九州の相手プレスを回避する力についても触れられていたのですが、今回の松本戦では残念ながら相手のプレスに後手を踏む場面が目立ってしまったような気がします。 まだまだレベルアップが必要と感じた一戦でした。 しかし

      • 【ファジサポ日誌】109.雨の中の光明~第15節 V・ファーレン長崎 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

        週末の度に雨が降っているような気がします。 最近はチームに落ち始めた暗い影と合わさり、何となく憂鬱なファジサポライフが続いていました。 諫早のアウェイゲーム、トラスタでの岡山ラストゲームもあいにくの荒天でしたが、チームはよく戦ってくれたと思います。 ドローという結果により順位も後退(6位)しましたが、この先の戦いに向けて少々希望も見えた気がしました。 雨の中の光明、振り返ります。 1.試合結果&メンバー午前中はJRも止まるのではないかと言われれていたこの悪天候の中で4,

        • 【向日葵は枯れていない!】13.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第13節 vs FC岐阜~

          今シーズン初の連敗を喫した後、YS横浜戦に敗れズルズルと後退した昨シーズンの記憶、順位的にもこのゲームを落とすと降格圏が忍び寄ってくる。 年に何回かは絶対に勝たなくてはいけない試合があると思いますが、この岐阜戦はそんな試合の一つであったと思います。連休最終日のアウェイ、雨天の中と、厳しい条件でしたがよく勝ってくれたと思います。 岐阜には北九州所属歴がある選手もいますし、昨シーズンの増本鳥取に在籍していた選手、個人的には岡山所属歴がある選手もおり、様々な縁を感じました。 岐

        【ファジサポ日誌】110.臙魂共闘~第16節 ファジアーノ岡山 vs ヴァンフォーレ甲府 マッチレビュー~

        • 【向日葵は枯れていない!】14.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第14節 vs 松本山雅FC ~

        • 【ファジサポ日誌】109.雨の中の光明~第15節 V・ファーレン長崎 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

        • 【向日葵は枯れていない!】13.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第13節 vs FC岐阜~

          【ファジサポ日誌】108.今を凌げ!~第14節 ファジアーノ岡山 vs 徳島ヴォルティス マッチレビュー ~

          この苦しい時も、きっと悲願のJ1昇格への道程である。 再浮上の時をしたたかに待ちながら、今目の前にあるフットボールを愛し続ける。 振り返ります。 1.試合結果&メンバー負傷者が続出している厳しいチーム状況の中、アウェイ山形戦からたった中2日。ターンオーバーもまともに出来なかったこと、最近3戦を2勝1分と立て直してきた徳島相手ということを踏まえますと、チームはよく戦ってくれたといえます。それでもJ1昇格戦線に生き残るには勝点1は欲しかったという気持ちも同時に残りました。

          【ファジサポ日誌】108.今を凌げ!~第14節 ファジアーノ岡山 vs 徳島ヴォルティス マッチレビュー ~

          【向日葵は枯れていない!】12.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第12節 vs Y.S.C.C.横浜~

          YS横浜戦を前にして、ギラサポさんたちが「相性が…」とか「去年はここから…」などポストされているのを見まして、筆者も最近の対戦成績や昨年の対戦など色々チェックして、大体の流れを把握しました。 サッカークラブは毎年メンバーも戦術も変わるのに、不思議と拭い去れない相性や流れというものはありますよね。 G.W.初戦でしたし、今月唯一のホームゲームでしたから本当に勝ちたかったですね。しかも最後はハンドの見逃しで終わるという後味が悪いどころでは済まされない終わり方でした。 その後の

          【向日葵は枯れていない!】12.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第12節 vs Y.S.C.C.横浜~

          【ファジサポ日誌】107.論点はみちのくにあり~第13節 モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          何ともレビューしにくい試合でした。 筆者にも年数回とはいえ、アウェイ遠征の経験がありますので、現地で応援してくださったサポーターさんの心境を想像するに、結果を受け入れにくい試合であったと思います。 一方で今シーズンのチームの特長もよく出ていた試合との感想も持ちました。今回のレビューではこの点を中心にまとめてみたいと思います。 全体的にチームはよく戦ってくれたと思います。 相手の違いもありましたが、前節清水戦で浮き彫りになった課題を改善して得点という結果に結びつけてくれた点

          【ファジサポ日誌】107.論点はみちのくにあり~第13節 モンテディオ山形 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          【ファジサポ日誌】106.情熱~第12節 ファジアーノ岡山 vs 清水エスパルス マッチレビュー~

          コロナ前は、試合終了後挨拶に来てくれる選手たちに声を掛けることもあったが、そんな習慣はいつのまにか自分の中で無くなっていた。しかし、昨日の試合では久々に自然発生的に声が出た。 スタジアムの雰囲気は最高であったと思う。昨シーズンのホーム清水戦はJ1(から降格した)清水が来るからという物見的な観客も多かったように思えたが、この時と比べても応援の圧、迫力、スタジアム全体を包む熱気は間違いなく上であったと思う。それでもGATE10では、応援の様々な観点からまだ足りないとの認識もあるら

          【ファジサポ日誌】106.情熱~第12節 ファジアーノ岡山 vs 清水エスパルス マッチレビュー~

          【向日葵は枯れていない!】11.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第11節 vs AC長野パルセイロ~

          ここまで堅守ぶりが目立っていたギラヴァンツでしたが、今日は前半だけで3失点。得点力が目立つ長野が相手であったとはいえ、少々ショックが残る敗戦でした。しかし、サッカーは得点を奪わないと勝てないという基本原理を意識し直す上では決して無駄な戦いではなかったと思いますし、苦しい戦況からチームはよく抵抗してくれたと思います。 振り返ります。 北九州のスタメンにはCBが3人エントリー、筆者は3バックも予想しましたが、実際には(50)杉山耕二をRSBに入れる4バックでした。 サブには(

          【向日葵は枯れていない!】11.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第11節 vs AC長野パルセイロ~

          【ファジサポ日誌】105.濃密なカップ戦~YBCルヴァンカップ2回戦 ファジアーノ岡山 vs 横浜FC (ミニ)マッチレビュー

          カップ戦とはこんなに見ごたえがあり、楽しいものであったのか。 個人的には決して楽とはいえない平日ナイトゲーム、しかも試合直前まで霧雨が降るコンディションでしたが、ファジアーノ岡山初のルヴァンカップホームゲームはこの夜唯一の同カテ対決。他カードのようにジャイアントキリングの楽しみはありませんが、ゲームの質という点では、おそらく多くの観戦者を魅了した一戦であったと思います。 今回は簡単に振り返ります。 1.試合結果&メンバー岡山先制、横浜FC逆転、岡山再逆転、横浜FC同点、

          【ファジサポ日誌】105.濃密なカップ戦~YBCルヴァンカップ2回戦 ファジアーノ岡山 vs 横浜FC (ミニ)マッチレビュー

          【向日葵は枯れていない!】10.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第3節 vs ヴァンラーレ八戸

          なかなか論じにくい内容のアウェイ八戸戦でした。 今の北九州の悩ましさが詰まっていたとも言えますが、悩むのであれば勝点を積み上げながら悩みたいものです。 そういう意味では価値があった一戦ともいえます。 振り返ります。 北九州も八戸も水曜日にルヴァン杯2回戦に臨み、お互いJ1(町田、鹿島)を相手にハードに戦いました。 このリーグ戦ではメンバー変更はあったものの、お互いに疲れは隠せなかったという印象が残りました。 更に試合を難しくしたのが上空8m/sの強風とボールが走らないピ

          【向日葵は枯れていない!】10.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第3節 vs ヴァンラーレ八戸

          【ファジサポ日記】104.コンセプトを取り戻せ~第11節 ファジアーノ岡山 vs ロアッソ熊本 マッチレビュー~

          久々のホームゲーム、久々の勝利を収めることができ嬉しかったのですが、喜び爆発というよりはホッとしたというのが正直な心境です。 第2クール最初のゲームでチームは5戦ぶりの勝利、11試合で勝点22ですから、再びJ2自動昇格ラインの目安となる1試合平均勝点2に戻すことが出来ました。 最近の流れからも、この試合で敗れると立て直しに少々時間が掛かるのかなと思っていました。 先週の秋田とは真逆な特化ぶりが目立つ熊本が相手でしたが、チームは熊本の攻勢を受けながらも冷静に試合を運び、結果のみ

          【ファジサポ日記】104.コンセプトを取り戻せ~第11節 ファジアーノ岡山 vs ロアッソ熊本 マッチレビュー~

          【ファジサポ日誌】103.シンプルは単調に非ず~第10節 ブラウブリッツ秋田 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          昨シーズンは4月末GWに組まれたアウェイ秋田戦。 筆者は遠征しましたが、みちのくの遅い春を体感する旅から早や一年、時間の経過は早いものです。 昨年の試合も後半終了間際に得たPKをバイスが沈めての辛勝でした。 試合内容そのものは非常に渋いものであったと記憶しています。 今の木山監督のチームも含めて、歴代岡山のチームスタイルは比較的オーソドックスなつくりになる傾向はあり、攻撃にしろ守備にしろいわゆる「特化」したタイプのチームには苦戦してきた記憶があります。 言うまでもなく秋田

          【ファジサポ日誌】103.シンプルは単調に非ず~第10節 ブラウブリッツ秋田 vs ファジアーノ岡山 マッチレビュー~

          【向日葵は枯れていない!】9.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第10節 vs カマタマーレ讃岐

          岡山のホームゲームを観戦していても思うのですが、毎年5月を前にしますと西日本は結構暑いですよね。今日も長袖、ネクタイですとじわっとした汗が体を纏わりつきます。 選手も連戦続き、そしてこの暑さで消耗してしまいました。おそらく皆さま仰っていますとおり、ガス欠の讃岐戦であったと思います。 運動量の問題もあったと思いますが、各選手ボールを持った時の判断がいつもよりもワンテンポぐらい遅れていたように筆者には見えました。 筆者も連勝のチャンスとは思っていましたので、残念な気持ちも強かっ

          【向日葵は枯れていない!】9.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第10節 vs カマタマーレ讃岐

          【向日葵は枯れていない!】8.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第9節 vs FC琉球

          今シーズン(リーグ戦での)ホーム初勝利、おめでとうございます! 5連戦の2戦目で白星がついてきたというのは、チームにも大きな自信になりますし、順位が少々上がりますので今後多少余裕を持って戦えるという点でも大きな意義があります。 惜しまれるのはMF(7)平原隆暉のゴールがO・Gに訂正されたことですが、今後の試合で正真正銘のJ初ゴールを決めてもらいましょう。 1.試合結果&スタートメンバー今回は筆者の時間の都合により、章立てもデータの紹介等も行わず雑感を述べていきたいと思います

          【向日葵は枯れていない!】8.ギラヴァンツ北九州ミニレビュー~第9節 vs FC琉球

          【ファジサポ日誌】102.若者たちの闘「走」~第9節 愛媛FC vs ファジアーノ岡山~

          90分+6分、4分前の劇的な同点ゴールから岡山はその勢いのまま、勝点3を狙いにいく。CB(5)柳育崇は連続する岡山のセットプレーをモノにすべく前線に張り付いたままであった。 ここで勝点1を確実に得る為、一度増した火勢を自ら消火することなどは考えづらく、ごく自然な岡山の選択であった。 しかし、攻勢の裏には必ず被カウンターのリスクがある。 ましてやこの試合、愛媛のチャンスのほとんどが磨かれた鋭いカウンターによるものであった。愛媛としては1-1にされた後、すぐ勝ち越した自信もあっ

          【ファジサポ日誌】102.若者たちの闘「走」~第9節 愛媛FC vs ファジアーノ岡山~