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憧れの記憶は初夏の風に乗って〜気になること、そして。

「ずっと気になってた人なんだ」

「今、気になっている人なの」

お互いの友だちに「素敵な人なんだよ」って伝えていた。

みんなを勇気づけるキミの声がけだったり、心配事を抱えた仲間に寄り添うキミの姿だったり

その人の魅力をしっかり見て、言葉にしてちゃんと伝えてくれるアナタの心遣いだったり

オンライン朝礼で必ず相手の名を呼んで、「おはよう〜」で話しだすキミの心遣いに、書き換えできない気持ちになったんだ

小さく握った手に顎を乗せたお決まりの朝のスタート、みんなのチャットを丁寧に確認するアナタの優しい眼差しに、いつのまにか魅了されてたの

(明日、キミは直行?)

(明日、アナタはオンライン?)

キミに会えない思いが、一日を左右してしまいそうで

アナタに会えた日は、席を離れないでといつも心の中で願っていたり

会議が終わりキミが席に居ないと分かると、もう出掛けてしまったのかな?ってため息だったり、
夕方会社に戻ったボクの姿に安心してくれて席を立つキミの姿だったり

朝の電話のドタバタで「行ってらっしゃい!」ってアナタに声をかけてあげられなかったモヤモヤだったり、
「お先に失礼します」ってアナタの声が聞こえたら、みんなの「お疲れ様」にかき消されないように、最後に「お疲れ様でした♪」って言うんだって決めてたり

もう始めたんだよ、キミに向き合うこと

もっと知って欲しい、アナタへの気持ち

こんなに気になるんだって自分がいて

憧れを少しずつ育んできたワタシがいて

いつか声をかけるきっかけと

いつか見つめ合って話せる時が

新芽が芽吹く様な新しい季節に

爽やかな初夏の風とともに訪れます様に

来月離ればなれになるっていうのに

来月退職するって聞きたくなかったけど

ボクたちの鼓動がそっと伝わってきた日々が尊くて

残された日々にワタシたちの時間が待ち遠しいから

別々の席で育てていた互いの想いを

魔法の様に一緒に紡いでいきたい

彩雲広がる初夏の風に乗って

いつか「今度さ、」の約束を
キミの目を見て言える日が訪れたなら
同じ時間、同じ鼓動、同じ歩幅でトレースするから

この幾多にも蓄えた美しい花弁のように
色鮮やかに誇らしく咲きながら、その時はまた
「いつまでも見ていたいよ」ってアナタに言ってほしいから

だから
甘い香りが胸いっぱいに満たされる
このバラの香りの一日を
笑顔のままでもう少し過ごしていけます様にと
キミと肩を並べて祈るこの時を大切にしていきたい

すべてのバラの季節が終わり
この時が夏を迎えられないことを
たとえワタシタチがわかっていたとしても
ワタシの胸をいつまでもアナタの気持ちで満たしていたい

恋に落ちて、離ればなれになって
また、いつか この憧れの記憶を
どんな形でも受け入れることができるから

アナタに魔法が使えるなら
(ホワイトマジック)
ひかり輝く彩雲の下で
(彩雲)
ワタシたちの甘酸っぱい約束が
(アイコニックハニーレモネード)
初夏の空に届く様に
(マリーヘンリエッテ)
10,000株の彩りで迎えほしい
(千葉/八千代市/京成バラ園)

someday
according to you

celebrate all our
heart and soul

incredibly,
kindly,
our overthinking

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