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テレアポとは「声」だけで物事を伝えるお仕事です。

世の営業職、アポインター職に従事しております皆様、
そしてこれから少し先の未来、
このようなお仕事に従事されるやもしれない方々、
こんにちは。

私が営業職、
特に「テレアポ」という仕事に巡り合ってから、
かれこれ云十年ほど経ちました。

「テレアポ」とは不思議な仕事で
電話越しに言葉だけで、物事を伝えなければならない。
なんとも奇妙なお仕事です。

はたから見たら
「座ってできる仕事」
「ただ、スクリプトを読むだけ」
「でも意外と賃金は高め」
など。
ラクで気軽なお仕事に感じる方も多いかもしれません。
しかし、初心者にとって、その難しさたるや…。

対面での営業であれば
笑顔や仕草だけでお相手に分かっていただけることもある。

しかし、テレアポでは伝えたいことすべてが
電話越しの「声」だけ。
表現方法は「声」だけ、なのです。
微妙なニュアンスさえも「声」で表現するのです。

想像してみてください。
あなたでしたら、
初めてお話しをする電話越しのお相手に対し、
声だけで「自分らしさ」をどれくらい表現できますか?
声だけで「物事を的確に」お伝えすることが何%できますか?

対面であれば資料を見ていただいたり、視覚で訴えることはできますが、
テレアポではそうはいきません。
なにせ「声」だけの説明となりますので、
お相手に対して分かりやすいように、
聞き取りやすいようにお伝えし、
また、言った・言わないの誤解を生まないように、
より慎重に正しいご案内を心掛けなくてはなりません。

これからテレアポのお仕事を始めよう!という方も、
現在進行中で業務をされている方も、
日常生活の中でもしもこれが電話越しだったら…と仮定した上で
「分かりやすい伝え方」を意識してみましょう。

「そこにあるアレとって」
では電話では伝わりません。
「まるい木のテーブルの上にある緑色のハサミを取ってください。」
これなら電話越しでもイメージが伝わります。

ここでのポイントはお相手に伝わりやすい、
色や形、具体的にイメージしやすい言葉や表現を選ぶこと。

ぜひ、日常の中にこのトレーニングを取り入れてみてください。
簡単に思えても意外や意外。
無意識に言葉を簡略化していたり、
ご自身の説明不足な点に気づくことも多いはずです。

テレアポはお相手にサービス、商材の良さ等をご案内するお仕事です。
このトレーニングを実践することで、まずは「伝える力」を培いましょう。


















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