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朝7時の電話

旦那さん 敗血症のお話です
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先生から
「採血の結果が出たらご連絡します。」
と説明を受けて、旦那さんと私は自宅へ戻った。

帰って来てから救急での様子を旦那さんが話してくれた。旦那さん曰く、救急に運ばれた時、熱が42.6℃あり、看護師さんが
「熱、高すぎません?」
と、コロナにしては熱が高すぎると先生に話すと、先生は旦那さんに

「旦那さん!分かりますか?名前言ってみて下さい。とか、これ何本に見えますか?」

とか、目の前で指の数を数えさせたり、高熱すぎるので脳の障害が出てないか、真っ先に調べていたそう。
脳の方は旦那さんは大丈夫だったみたいで、意識もちゃんとしていたので、ホッとした。

点滴で39℃台まで熱が下がったので、いくらか楽になった様で、
「点滴してもらって良かったね!抗生物質と解熱剤もらったから、安心だね。」

と、旦那さんの気持ちを少しでも元気付ける様に、私は不安でいっぱいだったけど、元気に振る舞った。

次の日。
我が家はわんこを飼っているので、土日もなく毎日朝5時起きしている。
5時に起きてわんこのお世話と旦那さんの様子を見たりしていたら、朝7時に家の電話が鳴った。

一瞬、
「えっ?こんなに朝早く何?!」
と思ったが、すぐに

「病院からの電話かも!」
という気持ちに変わり、急いで電話に出た。

「おはようございます。◯◯病院です。昨日、救急にかかった時の医師の△△です。血液検査の結果が出たので、お電話しました。血液検査の結果から、旦那さん敗血症を起こしています。今すぐに治療が必要なので、すぐに入院になります。今すぐに入院の準備をして病院に来て下さい。」

と言う内容だった。

このまま良くなるのか、入院になるのかな?どっちなんだろ?と思ってはいたけれど、まさか朝の7時に今すぐ入院になる連絡を受けるとは思ってなかった。

て言うか、なぜ昨日、入院させてくれなかったのか。。と、真っ先に思ったけど、入院出来ない人もいるんだ。朝7時に入院でも私は有難いと思った。

急いで旦那さんに内容を伝えて、入院の準備をした。

こんな状態での入院なので、入院の手引きなんてものはもちろんない。
なので、今までの私と旦那さんの入院の経験から、とりあえず初日からこれは必要!と思うものをバッグに片っ端から詰めた。

とにかく救急で運ばれるまで、熱ですぐに着替えがびっしょりになっていたので、パジャマと下着と靴下を2着ずつ。バスタオル1枚、ハンドタオル3枚、箱ティッシュと箱マスク1箱ずつ。ウエットティッシュ1つ、ボディーとフェイスのボディーシート、シャンプーセット、ボールペン1本、メモ帳、ゴミ入れたり、着替え入れたりするスーパーのビニール袋3袋、使ってた歯ブラシ&歯磨き粉をジプロックに入れる、箸&スプーンセット、一応コップ1つ、携帯、携帯の充電器、延長コード、買い置きしてあった500mlの水5本、あとは飲み薬、保険証、限度額認定証、診察券、お薬手帳。こんなもんかな。髭剃りは旦那さんが体調悪くて剃れないから、後で持って来てと言うので今は持って行かない。

後は入院してから持って行けばいい。

パジャマのままの旦那さんを車に乗せて、病院からの電話の後、これら入院グッズを持って20分後くらいには家を出ていた。

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