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アラフィフWebライターがライカレに入学して半年後に電子書籍出版し、新着ランキング1位を獲得した話

「うまく文章がかけない」
「自分にはWebライターは向いていないのかも」

このような悩みを持つライターさんは多いと思います。
わたしもそうでした。

しかし、ライターとしての悩みを解決してくれるある講座に出会ったのです。そして講座受講開始から半年後には、なんと電子書籍を出版するまでになりました。

ここではわたしがどのようにして電子書籍を出版できるようになったのか、その講座でなにを学んだのかをお話しします。

Webライターとして悩んでいる人もこの記事を読めば、電子書籍を出版したくなるかもしれませんよ。

ライカレってなに?

副業としてWebライターをはじめてちょうど1年が経ったとき、Webライターとしてさらに勉強しなければと思い、ストアカでライティングの講座を検索しまくっていました。そのときわたしの目にパッと飛び込んできたのが「ライカレ(ライティングカレッジ)」(現:ものかきキャンプ)でした。

ライカレとは未経験からでも最短で月30万円の報酬を得るために必要な全スキルを習得する、電子書籍出版に特化した
ライティングスクールです。

これまでわたしが経験してきたのは、Googleなどの検索エンジンから検索上位に表示されるように記事を執筆するSEOライティングが中心。しかし、ライカレでは書くことをゴールとしない内容でライティング以外の講座もあります。期間は3か月、全6回。

そのほかに実践会や特別講座など内容の濃い講座が盛りだくさん。ライカレの先輩とのオンライン交流会もあり、ハードスケジュールでしたがあっという間の3か月でした。

※ストアカとはビジネススキルから趣味の習い事まで、幅広いジャンルの講座を提供しているWebサービスです。

ライカレの先輩方が出版した『ライター1年目の教科書』は、ライカレ入学前からバイブルとして読んでいました。

Twitterをはじめる

ライカレ最初の課題はTwitterでした。

Twitterを活用して発信力をつけてフォロワーを増やします。なぜならフォロワーを増やすとセールスにつながるからです。これはのちに電子書籍を出版した際に実感しました。

Twitterをやったことのないわたしにはどのように始めていいのかまったくわかりません。でも大丈夫! Twitterが得意なライカレ先輩達が、Twitterの設定から効果的なツイート方法などをマンツーマンで教えてくれました。 おかげさまでもうすぐフォロワー1,000人達成できそうです。

noteをはじめる

次の課題はブログです。 ライカレではnoteを使います。

noteでの発信軸の決め方や人を惹きつける文章を書くコツなどを詳しく教えてくれます。最初に書いた記事は校正チームにチェックをしてもらえるので、本当に文章の勉強になりました。

Twitterとnoteの発信軸は揃えたほうがいいです。しかし、わたしはTwitterの発信軸がすぐには定まりませんでした。Webライターや日常のことなど発信軸を変えながら反応のいいツイートはなにかを探っていました。

Twitterの発信軸とは揃えず、noteでは「食」をメインに書いていこうと決めました。食べることが大好きなので。
なかでもカルディ愛を語りたいと考え、最初に執筆したカルディの記事は1,000PV近く獲得できました!

自分の書いた記事を1,000人近くの人に読まれていると思うとうれしくて「もっと多くの人に喜んでもらえる記事を書こう」という気分にさせられるのでした。

電子書籍を出版する

第3回目以降は電子書籍について学びます。ライカレの目標は電子書籍出版です。わたしに電子書籍出版などできるのでしょうか。そのような不安がよぎります。
電子書籍の出版までの流れは次のとおりです。

  • コンセプトメイキング

  • 章立て(目次)

  • 執筆

  • 表紙作成・epub化

  • 出版

  • 収益化

なんだか工程が多く聞き慣れない言葉もまじっているため、これから電子書籍を出版したい人にはよくわからないですよね。
では、順番にみていきましょう。

コンセプトメイキング

コンセプトメイキングとは商品やサービスの目的や価値を定めることをいいます。今回の商品やサービスは電子書籍になります。

電子書籍のコンセプトを決めることは非常に重要な工程です。

なぜなら、誰のために何について書いているのかわからなくなるからです。

わたしもコンセプトがなかなか決まらず苦労しました。
そこで、まずわたしがしたことは自己分析。自分の好きなことや自分がこれまで時間とお金を費やしたことを洗い出し、自分の強みはなにかを分析したのです。

自己分析すると習い事という自己投資をかなりしていたことに気付きました。

「ほかのひとはこんなに自己投資しているのかな」
「わたしのように自己投資でうまくいかず悩んでいる人もいるのでは」
「自己投資の失敗談と経験から学んだことを本にすればおもしろいかも」

と、いろいろアイデアが浮かんできます。

しかし、自己投資に失敗した本なんてニーズがあるのでしょうか。
そんな疑問もわきます。そういうときに役だったのがTwitterです。

3つのタイトルのなかでどの本を読んでみたいか、Twitterでアンケートをとってみました。

「自己投資の失敗」
「Webライターの本」
「オカルトの本(執筆代行)」

最も多かったのが「自己投資の失敗」でした。
こうして、わたしは「自己投資の失敗」で執筆することを決めました。

コンセプトが決まらないと章立てや執筆中にズレやブレがおこってしまうので、ここでしっかりコンセプトメイキングをすることが大事なのです。

章立て(目次)の作成

コンセプトが決まるとつぎは章立て(目次)の作成です。わたしが最も苦戦したところでもあります。いざ章立てに取り組もうとしてもなかなかできません。

なぜ、章立てに時間をかけたのか?
それは章立てをしっかりしないと執筆に時間がかかり軸がブレてしまうからです。

コンセプトメイキングで自己投資好きな人の悩みと願望をリサーチしたものの、どのように章立てに取り入れるか随分悩みました。

そこでわたしがしたことはライカレの先輩達が出版した電子書籍を読んでいくことです。とくに自分と似たコンセプトの電子書籍の章立てを研究しました。

ベストセラーになった本の特徴のひとつは、教育型と呼ばれている「なぜ」「なに」「どうやって」「いますぐ」の順で書かれていることでした。とても読みやすくわかりやすい。

ライカレ先輩達のサポートもあり、こうしてわたしは教育型にストーリー性を持たせた章立てを完成させました。

執筆

いよいよ執筆です。
本業とWebライターの副業、そして電子書籍執筆が重なりハードでしたが、ここが頑張りどころと自分にいい聞かせました。ライカレで習った「読まれる電子書籍のコツ」を思い出しながら。

そして、ようやく3万文字を書き上げたのです。いっきに1週間で書き上げたかったのですが、すきま時間を利用しての執筆だったため、1か月以上かかりました。

わたしの場合、執筆の7割がコンセプトメイキングと章立てがキーとなり、残り3割はひらめきでした。あまり参考になりませんが。

執筆後はしっかり校正してもらえるので安心です。
わたしは「表記ゆれ」「い抜き・ら抜き言葉」「文章のねじれ」が多かったです。自分の文章のクセや欠点がよくわかりました。

表記ゆれ:同じ音・同じ意味の語句が漢字やカタカナ、ひろがなで表記され
     統一されていないこと。
い抜き・ら抜き:「い」や「ら」をいれるべき箇所でいれていないこと。
         例)食べてます。→ 食べています。
文章のねじれ:主語と述語がうまく結びついていない文章のこと。
        例)私の特技は料理をします。  

表紙作成・epub化

表紙はラフ案を作成し、あとはデザイナー兼イラストレーターのノーンさん(https://writer-none.com)に託します。
こちらの希望通りの表紙で大満足でした。電子書籍出版までの工程で最もワクワクしたのは表紙作成です。

epub化はGoogleドキュメントなどに執筆した原稿を電子書籍化することです。この作業も表紙同様専門の方にお願いしました。これで電子書籍ができあがりました!

出版

いよいよ出版です。「売れるだろうか」と不安もありましたが「ようやく出版される」という安堵の気持ちのほうが強かったです。

出版日が決まるとTwitterで告知します。するとライカレの先輩や同期、ものキャン生がいっせいに拡散してくれるのです。そしてライカレ以外の人たちへと、どんどん広がっていく。もう、うれしくてありがたくて感動で胸がいっぱいになったのを覚えています。

このときにTwitterの拡散力を実感し、Twitterを活用する意味をはじめて知ったのでした。本当にTwitterやっていてよかった!

そして、初の電子書籍『幸せになれる!もうお金と時間を無駄にしない 失敗から学ぶ自己投資』はkindle本 8部門新着ランキング1位獲得できました。

Twitterで拡散しました。

無名のライターの電子書籍など、誰も読まないと思っていましたが、「共感しました」などの感想が寄せられました。
「共感してくれる人がいる!」「最後まで読んでくれる人がいる!」と思うとうれしくなり、まさに自分の弱みと思っていたことが強みになった瞬間です。

収益化

今月発売したのでどのくらい収益化できるかは、正直まだわかりません。
しかし印税が入ってくることに間違いなく、はじめての不労所得になります。

ライカレで身についたこと

ライカレではさまざまなことを学びました。

わたしがライカレで身につけたことは、
文章力・分析力・リサーチ力・発信力・集中力・企画力・行動力・SNSでのコミュニケーション能力・有効的な時間の使いかたなどです。

そして、多くのライター仲間ができたこと!

ライカレでできるようになったこと

SNS運用
電子書籍執筆および出版
ステップメール作成
リサーチ構成作成
コンセプトメイキング
3C分析
コンテンツ制作
 
SEOライティングの経験しかなかったわたしが、ライカレでできるようになったことです。

これからはWebマーケティングの知識と経験を身につけて、LPやコピーライターにも挑戦できればいいなと思っています。

さいごに

ライカレの課題をすべてコンプリートできたことは自分の自信につながりました。
とくに電子書籍はこれからのライターとしての活動を変えるものだと思います。これで終わりではなく、これからがスタート!これを機にライターとして仕事の幅をどんどん広げていきたいと思います。

ライカレ代表のまよまよ先生にもう一度伝えたいです。
文章で人生を変えられるということを教えていただきありがとうございました。

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