春を迎えるために 大切なこと
こんにちは、Yu+です。
春は別れと出会いの季節。
新しい環境で頑張る人や、環境は変わらずとも今年こそはとさらに意気込む人など。
春を迎える前に
よし!
と気持ちを切り替える方も多いのではないでしょうか。
そんな方に今回は・・・
「春風をもって人に接し、秋霜をもって自らをつつしむ」
という言葉を紹介したいと思います。
これは斎藤一斎先生が残した言葉です。
先生には、渡辺崋山や佐久間象山など多くの有名な生徒がいました。
この先生の言葉は、言志四録の文中にあります。
言志四録とは、吉田松陰、伊藤博文、坂本龍馬などが注目する書物でした。
西郷隆盛は言志四録を終生の愛読書とするほどでした。
「春風をもって人に接し、」
⇒「春風のように温かい気持ちをもって人には接して、」
「秋霜をもって自らをつつしむ」
⇒「秋の霜のように厳しく自分自身に対しては行動をただしましょう。」
という意味だそうです。
春と聞いてイメージするのは、
暖かい風
開花や芽を出すなど、植物の成長
生き物が冬ごもりから出てきたり、活発になる など
⇒温かいことで、成長できたり、活動的になったりする。
秋と聞いてイメージするのは、
紅葉のきれいな季節
梨や栗などおいしい食べ物が実る
冬ごもりの準備 など
⇒備えを万全にするためには、今の良さを最大限生かす。
春の季節のように人には接し
秋の季節のように自分を律する
自分の良さを生かすために、自分に厳しくすることで成長できる
その成長した自分なら、厳しさを知るからこそ、人に対して寛容にもなれる
自分の心のもちかたで、人への接し方も変わりますね。
相手のやる気も自分次第。
まずは自分の気持ちから。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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