見出し画像

諦めることは最悪の選択死

失敗したらまた挑戦すればいいですが、諦めるは最悪の悪手です。


なぜなら諦めることで勝利を目指して努力したエネルギーは枯渇し、次回挑戦する気力は衰え後悔の念が強くなるからです。


店長の暴力事件

パチンコ屋さんでアルバイトをしていた時のことでした。バイトの先輩からいつも「義座衛門君は凄い!根性がある!!」と褒めてもらっていました。何のことだろう?と話を聞くと「毎回店長のパワハラで従業員が辞めて行くのに義座衛門君は辞めないから」と言うのです。以前お店にゴト師(違法行為)が来た時、店長が金属バットでメッタ打ちにして救急車が店の前に停まってたことがあったそうです。

ある日のこと。翌日に新台入荷を控え、閉店後に店長と先輩と自分で古い台を外している時のことでした。店長が先輩に奥に行けと言ったのですが義座衛門の方が身軽だったので「自分が奥に行きます」と進んで奥に入ったら店長が「ブッチン!!」と切れて「テメーこの野郎!!何してんだー!!!」と首根っこを掴まれて投げ飛ばされました(義座衛門が奥に行く時にうっかりケーブルを踏んだことが酷く気に障ったようでした)2メートルほど転がされ、店長に「テメー、帰れ!!」と言われ一目散に着替えて店を後にしました。


バイトリーダーに昇格

翌日のシフトに義座衛門は来ないなとシフト変更を勘案していると普通にいつも通り元気よく出勤している義座衛門を見てスタッフ一同びっくりしたそうです(同じように「帰れ」と言われたことが他に7回あります)

義座衛門曰く「帰れと指示されたからその場は帰るけど、辞めろと言われたことは無いから辞めません」とのことでした。

義座衛門はその後、2年間パチンコ屋さんで働いてついにバイトリーダーになりました。時給は1800円まで昇給し、月収は40万を超えるまでになりました。諦めて次の日来なければこの破格の給料は他の人の手に渡っていたので諦めなかった勝利と言えます。

スティーブ・ジョブズは部下の育成も超天才

ジョブズの性格は短気で会議中、他者のプレゼンでも気に入らないと途中で止めさせることが日常茶飯事だったそうです。ある時日本人がジョブズにプレゼンしていると「お前のプレゼンはつまらないから止めろ!」と言われたが日本人は「私にはここでプレゼンをする権利がある。最後までやらせて下さい!」とジョブズの提案を却下しました。そしてプレゼンが終わる頃には「君のプレゼンは素晴らしい」と大絶賛に変わっていました。

当然その日本人のモチベーションは最大限まで引き上がり、プロジェクトは大成功しました。ジョブズは「アメとムチ」を分水嶺ギリギリのラインで上手く使い分けることで部下のモチベーションを引き上げる天才だったのです。


まとめ

日本人の多くは変化を拒み、現状維持を目指します。現状がいつまでも続くと盲信し、頑張っていれば今後も経済大国として他国から見て恥ずかしくない国でいられると本気で思っています。本当に頑張るとは変化を受け入れること。失敗からも、敗北からも学べるものはあります。しかし諦めるは気持ちと共に心まで折れてしまいます。諦めるは「皇帝に言われたら従うしか無い」と書きます。今の時代に皇帝はいますか?それが答えです。諦めない=受け入れることを人生の先輩である我々が魅せないで何としましょうか。

諦めるのを諦めて下さい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?