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魔の0歳児~乳児湿疹?アトピー?~

こんにちは!にせママです!
24時間冷房でしたが、エアコン消してみました。
0歳にはまだ暑かったみたいで、昨日は何回も起こされました…。
(寝不足!)

さて、今回は育児振り返り!
第2子である息子の乳児湿疹に右往左往した思い出を綴りたいと思います。
もし現在進行形で悩まれている方がおられたら、少しでも参考になればと思います。また同じように悩まれた方もおられましたら、全力で握手させてください!!


アトピーのトラウマ 

幼少期、私はアトピーに苦しんでいました。
ひじの裏、ひざの裏、目の周りが、かゆくてかゆくて、血が出るまでかきむしりました。
何度も親から「かかないの!」と怒られました。
それでも、かゆい!!
アトピーに悩まない友人を、心底羨ましく思っていました。

私はまだラッキーな方で、小学校高学年くらいになると、アトピーの症状はなくなっていきました。
「アンタは、お兄ちゃんのときと違って、対処が早かったから」と母は言います。

そう、私の兄もアトピーです。
今でも薬を塗っていると聞いています。
実家で一緒に暮らしていた時は、風呂上りの兄を見ると全身アトピーによる傷だらけで痛々しかったです。顔が真っ赤なときもありました。

「またこんなにかきむしって!!女の子に嫌われるわよ!!」と、アトピー経験のない無神経な母は、よく兄に言っていました。
(そんなんだから、兄の反抗期は長期化したんだよ…と思う)

私は一応、アトピー経験者なので、黙って兄を見守っていました。

私と違って、お酒は全く飲まない兄。
飲むと身体が熱くなって、かゆくなるからだそうです。
「成人になってもアトピーと向き合うのは、大変だな…」
心からそう思いました。

お互い30過ぎて、最近は兄と会っても顔や腕に傷が見られることはなくなりました。相性のいい薬に出会えたのかな。深くは聞かないけど。

これは…アトピー?乳児湿疹?

私は結婚して、第1子を産みました。
新生児の頃は私そっくりな娘。お目目くりくりな夫に似てほしかったけど、自分に似るのも案外可愛いな、とホコホコしました。

そして、遺伝関連で神経質に考えていたことは、やっぱりアトピー!

誰にでもちょっとは現れる乳児湿疹にビビッて「これはアトピーですか?!」と小児科へよく駆け込みました。

「生後2か月の間は湿疹くらい出てきますよ~」と先生に鼻で笑われる私。

「アトピー家系で心配なんです!アトピー予防策はありますか?!」(私)

「授乳で荒れがちな口回りから、アトピーは広がります。なので授乳のたびにベタベタになるくらい、口元を保湿してあげてください。あと、お風呂ではよく泡立てた石鹸で洗って皮脂汚れを落とし、石鹸を残さず流してください。その後もベタベタになるくらい保湿です。」

「わかりました!!」(私)

毎日たくさんワセリンを塗りました。

ベタベタw

ちょこちょこ乳児湿疹はありましたが、生後2か月を過ぎると、全く肌トラブルのない娘。先生のアドバイスのおかげかな?!よかった~。

そして、2年後、
第2子である息子が生まれました。

やっぱりアトピーが遺伝しないか敏感だった私。
娘の時に受けた先生のアドバイスどおり、テッカテカのベッタベタなスキンケアを実施していました。

そして1か月健診の時期、私は震えていました…。
娘の比じゃないくらい、息子は顔中ブツブツになってしまいました…。

顔中ブツブツ(泣)

よく洗って、よく泡を流して、たくさん保湿しても治らない。
顔だけでなく、おなか、ひじ、ひざにもブツブツがありました。

1か月健診のときに小児科の先生に泣きつきます。
「確かにひどいですね。ステロイドに抵抗はないですか?ロコイド軟膏を出します。

そして、こう指導されました。

・朝晩2回のスキンケア(保湿)前に、ロコイドを患部に塗る。
・1週間続けて、マシになっていたら、次の週は1日1回に頻度を減らす。
・その次の週、湿疹がなくなったら薬をやめる

「湿疹がなくなっても、また再発するようでしたら、皮膚科へ行ってください。」(先生)

「わかりました。先生、うちの子はアトピーなんでしょうか?!」(私)

「まだなんとも言えませんね。(ニッコリ)」(先生)

乳児湿疹なんて誰でも起こるので、神経質にならないように、とも注意されました。でも娘のときと全然ちがうもん…。アトピーの予感しかありませんでした。。

皮膚科へ駆け込む

小児科の先生の指導のとおり、ロコイドを塗ると、3日目にはお肌がツルッツルのピッカピカになった息子。
「ロコイド、すげえ!!」と感動しました。
一応先生の言う通りの頻度で薬を塗り続け、2週間後には完治!
…したように思っていました。

薬をやめて数日後、
ベビーベッドには、また顔中ブツブツになった息子が寝ていました。

今度は皮膚科へ駆け込みます。
40代の女医さんでした。
「よく洗って、保湿もしているんですが、また再発したんです!」(私)

「はいはい、診てみま……え?!ベタベタすぎませんか?!」(先生)

「しっかり保湿すべしって小児科の先生から言われていたんで、ワセリンたくさん塗っています!」(私)

いや、なんでも塗りたぐったらいいものではありませんよ。その子によって肌体質は違いますし。見た感じ、保湿しすぎて、皮脂が詰まっているように見えますね。まず、それが原因かと。」(先生)

まさか!私のせいでブツブツになっていたのか…!
息子、ゴメン…。
皮膚科の先生からは次のように指導されました。

・保湿は夜だけにする。
・1日2回、脂漏性乳児湿疹に合う処方クリームを塗る
 (保湿するときはクリームを塗った後)
・湿疹が引いてきたら、頻度を減らす。
 1日1回 → 数日に1回 → 1週間に1回など。
・薬を塗らなくても湿疹が出なくなったら、薬は卒業。

ちなみに、ロコイドは軟膏よりクリームの方が薄く伸びてよいらしいです。
(小児科が処方したものを皮膚科の先生が愚痴っていましたw)
あと、処方されたクリームはケトコナゾールとリドメックスコーワを配合されたものでした。

「わかりました。先生、うちの子はアトピーなんでしょうか?!」(私)

「まだなんとも言えませんね。(ニッコリ)」(先生)

デジャブw

スキンケアを変えてみた!

先生の指導どおり、薬を塗りました。
ブツブツが治って、薬の頻度を減らすと、またブツブツが出て、頻度を戻す…の繰り返し。
ブツブツが出てきては、気落ちして、息子の将来を悲観しました。

1か月に1回ほど、薬がなくなって皮膚科に診てもらいます。
「その調子ですよ~」と数秒の診察後、処方箋ももらう。
(ちょっとむなしいw)

あと、息子が頭皮もかゆがるようになったので、頭皮用の薬も処方されました。
「季節の変わり目なんであるあるです」(先生)
といわれましたが、娘はこんなことなかったので「アトピーなんじゃ…」とさらに悲観する私…。

そして、薬の頻度を3~4日に1回にして、様子を見ていた頃、ある転機がありました。
市が主催する4か月健診にて。

事前に保護者が記載する問診票?にアトピー関連の質問事項がありました。
「アトピー家系」「乾燥肌」にしっかりチェックしていました。

会場で、それを見た保健師?さんに聞かれました。
「スキンケアは何を使われていますか?」(保)
「冬はワセリン、夏はサラッとベビーオイル、ですね。」(私)
「あ~、それはおすすめできませんね。」(保)

「え?」(私)

「ワセリンとベビーオイルは、『保湿する』というより、『皮膚にラップをする』ようなものなんです。しかもオイルは熱を帯びて、赤ちゃんには不快なのでやめたほうがいいです。」(保)

「え。じゃあどうすればいいんですか?!」(私)

「ベビーミルクを塗ってあげてください。保湿効果があるので。」(保)

知らなかった!!
ずっと保湿していると思っていたけど、ただラップ?しているだけだったのか!!
息子、無知なカーチャンでごめん!!

帰りにドラッグストアでベビーミルクローションなるものを買いました。

さよなら乳児湿疹


スキンケアをベビーミルクローションに変えてからなのか、
そもそも薬が効いてきたからなのか、よくわかりませんが、
ベビーミルクに変えてからすぐに薬は卒業となりました!

このとき生後5か月。夏になろうとしていました。
「乳児湿疹は生後2か月で治まる」といろんなところで見聞きしていたので、「息子、絶対アトピーやん…」と思っていましたが、その呪縛から解放されるとは…!
本当にうれしかったです。

ただ、やっぱり娘ほど肌が強くないのか、時々、寝ている間に腕などをかきむしった痕があったりします。
夏も風呂上りがベビーローションを薄く塗るようにし、今でも毎日同じスキンケアをしています。

娘の方は、2歳まで肌トラブルはありませんでしたが、この夏は汗疹でひじやひざの裏をかいてしまっています。

一応2人とも私に似て肌は強くないと思って、これからも注意深く見ていこうとは思います。

結び

子どもの肌トラブルに翻弄された思い出でした。
今回の件で、悩んでいることがあれば、色んな人(先生)に相談すると、何か糸口が見つかるものだなと実感しました。

私が翻弄中、別の小児科の先生にアトピーの予防策を相談すると、「うーん…離乳食で卵、乳、小麦を遅らせるくらいかな~」と言われました。

アレルギー関係の本も読み漁っていた私。
最近は、卵は摂取を遅らせると逆にアレルギーを引き起こしやすいといわれ、厚労省も離乳食初期から摂取開始を推奨するようになっていたのですが、この先生はあまり最新の情報を取り入れないのかなと少し残念でした。

同じ「先生」でも分野によって知識量が異なります。
なるべく様々な見解・指導に耳を傾けるべきですね。

以上です。
長くなりましたがここまでお読みいただきありがとうございました!
さあ、今日も前を向いていきましょう!

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