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3ヶ月でやめた看護師。その後の転職活動


◆転職活動を考える。しかし…

看護師になって、
たった3ヶ月で職場を辞めた私ですが、

詳しくは、こちらで↓書いてます。

その後、

「手術室は私には無理だったけど、じゃあ私は何科で働きたいのかなぁ??
大きい病院より、小さな病院かな?うーむ・・・」

と、さすがに次の場所では

3ヶ月以上働きたいので、笑

慎重に転職先を探そうと思いました。

そうです。

転職先も決めずにとにかく辞めちゃったんです。

我ながら、なかなか向こう見ずですね。

しかし、そもそも3ヶ月でやめた新人おばさん看護師の私(当時35歳)、
転職活動がうまくいくのでしょうか…

不安しかありませんでした。

◆友達の偉大さよ

「私、どんな職場なら続けられるかな?
どんな職場なら雇ってもらえるかな??」

と、親しい友達にも相談してみました。

「たぶんマヤは、

普通の病院の普通の科じゃなくて…

精神科とか??」

「せ、精神科………??」

自分ではあまり考えていませんでした。

「普通のとこより、ゆったりしたペースで働けそうだし、
偏見や先入観なしに人を見られるとこ、マヤあるでしょ?」

友達というのは、自分のことを客観的にみてくれるので、なかなか正しいことを言ってくれることもあるものです。

「そうかなぁ…。
確かにまぁ看護学校の実習では、精神科の実習は、なんかわからないけど一番楽に感じたし、成績も良かったかも…」

そう私が言うと、友達は

「その『なんかわからないけど、できる』っていうのが、その人の向いてる、ってことなんだよ」

友達とは、偉大なものです。

「そ、そうなの、かな…?」

「とりあえず面接受けに行ってみて病院の雰囲気とかも見てくるだけでも良いんじゃない?」

「うーん私、3ヶ月で前のところやめちゃったし、受かるかなぁ…」

「とりあえず面接を受けないと、受かるも落ちるもないから、とりあえず面接受けてみなよ!
落ちたらまた別のとこ受ければ良いだけじゃん(^ω^)」

「……うん」

もう一度言います。

友達は偉大です!!!

◆とりあえず面接を受けてみる

「とりあえず面接受けなよ」と言われたので、
素直に、実家の近くにある精神科単科の病院に応募してみました。

入院施設もありますが、大き過ぎず、小さ過ぎない規模の病院です。

ちなみに普通の職業とは違い、看護職の多くの場合、看護師の資格があれば書類選考は通過します。
面接がポイントです。

応募したらすぐ面接に来るよう呼ばれました。

面接してくれたのは、キリッとしたメガネが似合う、可愛らしい雰囲気のおばさん看護師さんです。

アラレちゃんが歳をとった感じです笑

「マヤさん……」

履歴書を見てから、アラレちゃんおばさんが私の目をじーーっと見ました。

「前のところ、3ヶ月でお辞めになってるようですね?」

キ、キタ!!!

「はい」

「それは、なぜ?」

アレコレと言い訳しても仕方ないと思いました。

「自分に合わないと思いました。どうしても我慢できず、つらくなって辞めてしまいました」

「なにがそんなにつらかったの?」

「…ぜ、全部です」

「……」

沈黙が流れました。
落ちたな、こりゃ、と思いました。

すると、このアラレちゃんおばさん

豪快に笑い出しました。

「あはははっっっっっ!!!

全部イヤで辞めちゃったのね!!!

すごいわ!!

あなたみたいに

つらい時にちゃんと逃げることができるようになれば、

うつ病になる人、激減するでしょうけどね!!

あははははっっ!!!!

つらい時には、逃げて良いんだよ、って

患者さん達にも教えてあげてくれる?」

「え…?」

「いつから働ける?」

採用決定。

面接が始まって5分で…。

しかも3ヶ月で、辞めたこと、褒められた…。

そうして、私の精神科看護師キャリアは幕を開けたのでした。

いやぁ、人生って
ほんと、わからないものです。

だから、面白いんですけどね(^ω^)

本日も読んでくださりありがとうございます!!
幸せの種をおすそわけします!
幸せのお花がたくさん咲きますように!!

ぜひまた遊びに来てください☆

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