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大企業病への処方箋

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大企業あるあるの図解→解決策が主な構成です
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#労働組合

縦割り文化について

縦割り文化について

縦割り文化とは縦割り文化とは、組織内の権限や情報が部門ごとに縦に分かれている文化のことを指します。企業では”事業部制”を取っている会社に多く見られ、しばしば”官僚的”と批判されます。事業部制は組織を事業ごとに分割し、各事業部が自律的に業務を遂行する形態です。各事業部は自身の利益最大化を追求し、部門ごとに目標や方針を持ちます。

特徴部門ごとの独立性
各部門が自律的に業務を遂行し、独自の目標や方針を

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労働組合支部のワークショップ腹案

労働組合支部のワークショップ腹案


趣旨説明現状

支部代議員が支部には10名程度いますが、踏襲的に若手が担い参画意識は低く実態として”選挙やイベントの手伝いや組合誌の回覧”などしかやっていません。近年コロナでイベントもなく、中央組織方針で次世代育成が各支部求められていますが進んでいないのが現状です。

目的

入れ替え時期に伴い”初顔合わせで対面でワークショップを実施”します。
役割の明確化、教育を手や頭を動かし理解してもらうこ

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労働組合内部の問題

労働組合内部の問題

組織運営の問題不透明な組織運営

連合調査の組合費の平均は基本給のおよそ2%です。金額にすると数千円から1万円前後支払っていることが多いと思います。しかし、管理職への昇進、退職以外に組合を抜ける方法はありません。よって透明な組織運営が必要です。
①組合員に納得感がない
一方で組合規則があるものの選挙は”信任投票”だったり、会議の議事録が出なかったりします。批判的意見には”社員と組合の二足のわらじで

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現状の労働組合の問題

現状の労働組合の問題

今回の労働組合の問題を考察します。
大企業病の何割かは労働組合の問題であると感じています。特にカウンターパートナーの役割を果たせてなく、場合によっては”既得権益のために会社にしっぽを振る(または足を引っ張る)ケース”があります。

労働組合の現状組織率の低下

労働組合の組織率は低下しています。
これは非正規雇用の増加で正社員が減っていることなどを原因とされていて、ピークでは50%を超えていました

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