ジェルネイルの価値
ネイルってのは本当に魅惑的なものだと思う。
1番目に入る手元に小宇宙、、的な。
艶々、きらきらは心の栄養だ。
仕事で嫌なことがあっても手元を見て心を落ち着かせた。
こんなに美しいものが私の体の一部なのだから、私は大丈夫だと自信が持てた。
ネイルを始めたばかりの時、ネイルって可愛いということ以外にメリットがないなと思った。
お金はかかるし1ヶ月で根本は伸びまくるし、物は扱いづらいし長く伸びた爪は不衛生だ。
でも、その唯一のメリットである「かわいさ」は何にも変えられない唯一無二なものであるのが憎いところだとも思う。
正直、女性をぱっと見で美しく見せたい時、ネイルというのはほぼ戦力にならない。
かけたお金の割に、その人が綺麗に見えるかという点で見ると、コスパはかなり悪い。
トリートメントに行ったり、似合う服を買う方がよっぽど女性を綺麗に見せるだろう。
それでもネイルをやめられないわけがその魅惑なのである。
ネイルをやめた今、ジェルネイルを施された爪も、マニュキアを施された爪もどちらも良さがわかるようになった。
短くてベージュのマニュキアが塗られた自分の爪も、全身で見た時に清潔感があって感じが良くて気に入っている。
ジェルネイルが伸びた爪は、場合によっては全体で見るとちょっとやぼったかったかもしれない。
それでもあのつやつやの爪を見た時のときめきは忘れていない。
自己満足という言葉が堂々と似合うのがジェルネイルであり、自分を満足させてあげられるということが最大の価値なのだと私は考える。
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