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【ヨシタケシンスケ展かもしれない】一日居ても飽きないイベントに行ってみた

みなさんは、ヨシタケ シンスケさんをご存じでしょうか?
いま日本で一番有名といっても過言ではない、絵本作家さんです。

今回は、”ヨシタケシンスケ展かもしれない”について、写真を交えながらお話しします。
※写真撮影OKでした。

まだ行っていない方がいれば、今すぐ行かれるコトをおすすめします!
(回し者でも何でもありませんが。笑)

◆参加のきっかけ

【出典】https://yoshitake-ten.exhibit.jp/

2022年6月のある日、新聞記事を見て、「ヨシタケシンスケ展」があるコトを知りました。でもその時点で日時指定の入場チケットはすでに完売
(東京会場は、4月9日~7月3日までの日程なので、イベントの終盤だったコトもありますが。)

15日に土日分の追加販売があったので、受付開始5分前からスタンバイ。

開始と同時にサイトをクリックして、無事チケットを取得できました。
(ちなみにこの時2分で完売!すさまじい人気ぶりに慄きました。)

◆予習・復習

チケットをゲットした後は、子ども(5歳)と「ヨシタケシンスケ展かもしれない」に向けて準備。

何かというと、過去の作品を読み込みました
イベントをより、楽しむために!
(もちろん過去の作品を知らない方でも、楽しめる内容ではあります。)

「りんごかもしれない」
「このあとどうしちゃおう」
「それしかないわけあいでしょう」
「おしっこちょっぴりもれたろう」
「ころべばいいのに」
「もしものせかい」
「あきらがあけてあげるから」
「欲が出ました」
「わたしのわごむはわたさない」

えぇ、お察しの通り、真面目なんです、私(笑)
何事も事前準備が大事ですよね。

イベント中、「直前に作品を読んでいて、本当に良かった」と何度も思いました。

作品の内容が頭の中に映像としてあるので、ラフに書いてあるヨシタケさんの想いや発想の源、編集者さんとのやりとりを答え合わせをするように観て行くコトができたのです。

でもまだ他にも読めていなかった本は多数。
(図書館へも探しに行きましたが、大人気なので貸し出し中で借りられなかったのです。)

イベントの情報量が多すぎて、処理速度を上げるためには、全部読んでいくコトがベストだったと思いました。

◆イベント

待ちに待った、イベント当日です。

会場の世田谷文学館に入った時点で、わくわくが止まりません。
おや?順路を示してくれています。
入口前から遊び心満載!
学生時代に製作されていた立体物も展示されていました。
「こどもにとって絵本は、五感で楽しむものなんだなあ」に共感。
こんなに売れている作家さんでも、日々たくさんのメモを取られているのですね。
「え?やばっ」と口から出てしまうほど、足元から天井までメモがびっしり。
数百枚あったと思います。
もっと時間に余裕があれば、1枚1枚全部見たかったです。
ところどころに置かれているパネルのコメントにクスっと笑ってしまいました。
「りんごかもしれない」のラフと原画。みかんが引っ付いているのもシュール。
わが子の大好きな作品「おしっこちょっぴりもれたろう」のラフ。
パンツが干されているのを見て、漏れたおしっこの模様まで見てしまいました。
ゲームができるコーナーがあり、子どもを飽きさせない工夫がされていました。
わが子が気に入り、5回くらい並びました。何度もやるうちに、お題と答えを丸暗記。
並んでいる間、他の子どもたちが行うジェスチャーに対して答えを当てに行ってしまい、すみません(笑)
りんごを投げてみましたが、意外と入りにくくて大人も夢中になりました。
ポストイットのメモでヨシタケさんの思考を知るのも楽しかったです。
このお茶碗欲しい~!と周囲から声が上がっていました。
「りんごかもしれない」にはこんな作成秘話があったのですね~。
わが子が座って、「痛い~」と笑っていました。
地獄ゾーンの隣に、ふかふか道の天国ゾーンもありました。
「りんごかもしれない」の原画が見れて感激。
「このあとどうしちゃおう」の原画。
想像していたモノより小さい用紙に細かい部分まで書き込まれています。
ラフ段階では、人物配置が違っていたのだと発見!
吹き出しにはポジティブなコトとネガティブなコトが書かれています。
その部分がくるくる回るので、見た瞬間によって受ける印象が違ってきます。
ヨシタケさんは大工さんになりたかったのですね。小さい頃からモノ作りは好きだった模様。
ふむふむ。
なるほど…。深い。
何者でもない自分の背中をそっと押してもらえたようなメッセージです。
「かっこいいヨシタケさん」とは?と思いながら進むと・・・
「かっこいいヨシタケさん」登場(笑)最後までユーモアたっぷり。
出口付近に「あなたのみらいはこれかもしれない」くじがありました。
子どもが「きこり」、私が「はれおんなかはれおとこ」でした。
職業ではないモノが出てくるとは予想していなかった…です(笑)
出口を通過すると、トイレの前にコメントが。子連れに優しいですね。

【最後に】

聞いてください。上記で30枚ほどの写真を紹介しましたが、実はほんの一部なのです。私のケータイには、200枚以上の写真があります。

もっと深く時間をかけて観たいところがありましたが、次々新しいお客さんが押し寄せてくるので断念。帰宅してからも写真で、ヨシタケシンスケさんの世界観を味わっています。

スケッチ、原画、立体作品、ゲーム、映像、ポストイットのメモなど隅々まで楽しめる要素満載で、2時間滞在していましたが全然時間が足りませんでした。半日、いや一日はかけたいスポットです。

日時指定のチケットの入手が困難な理由も納得です。

毎年複数冊の新刊を発売されているヨシタケさん。
ストーリーもオチもそれぞれ全く違っていて、その発想は一体全体どこから来るの?と思っていました。でも今回のイベントで、日々の思考の積み重ねだと分かりました

何気ない日常にあるコトを拾い、誰も傷つけない角度から、ユーモアたっぷりの作品を生み出していく、その脳みそは日々の努力で作られていました

私も毎日noteを投稿する中で、発想力や表現力の欠如を痛感しています。でも世間で爆発的な人気の作家さんもこれほど日々努力しているコトを目の当たりにし、自分の浅はかな思考回路を反省しました。

気づきをメモして、思考を深める、その繰り返しが成功への第一歩なのですね。感服しました。

もしご興味がある方がいれば、「東京」の他にも、「兵庫」「愛知」「広島」会場で開催予定なので、是非足を運んで欲しいです(^^)/

最後までご覧いただきありがとうございます。
Have a good day!
ではまた明日♪

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