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【ことばの遅れ①】子供の活舌が悪くて通院したら、"発達検査"を受けることになった

うちの子ども(4歳)が話をしている時、ママ友に「何を言っているか分からない」と言われたことがあります。
私はその時に初めて、わが子の話している内容は分かるのは”親だから”ということに気が付きました。

ちょっと舌ったらずなしゃべり方も可愛いな、なんて親バカでいましたが、身内以外の人には何を話しているか伝わっていない様子。

それ以来、同年代の他の子の話し方を観察するようになりました。

さらには、通っている保育園の先生にも相談しましたが、「言葉の発達は個人差がある。とりわけ遅れているとは感じない」との返答だったので、数ヶ月、様子見していました。

でもやっぱり活舌が悪く、言葉をハッキリ喋れていないと感じるようになりました。

|初めに

今回から、娘の言葉の遅れについて、シリーズで書いていこうと思います。とても個人的でセンシティブな事情が含まれるため、「オープンな場で、皆さんにご覧いただきたい」というよりは、「必要な人に届きますように!」という想いで、綴ります。そのため、途中から有料記事となりますが、ご了承ください。

わが子の発達について、親として心配に想う気持ちが今も続いているので、少しでもどなたかの参考になりましたら幸いです。

私自身、気持ちの整理をしながら、定期的に更新しようとは思いますが、通院自体が月に1回程度なのです。どうぞ気長にお待ちいただければと思います。

4歳10ヶ月/発達支援センター

ちょうど児童館に行く用事があったので、そこでスタッフさんに相談したところ、子どもの発達支援をしている施設を紹介されました

帰宅するなり、すぐさま予約。娘を連れて行きました。夫も一緒です。

その発達支援施設では、言語聴覚士さんに30分ほど、検査をしてもらいました。
絵カードを見て、娘が色々な単語を当てていきます。その発音を見てもらう流れでした。

《検査結果》
「カ」→「タ」の発音になっている
「コ」→「ト」の発音になっている

など、いくつかきちんと発音できていないことを指摘されました。

でもこの年齢は、まだ言語発達途上。

1ヶ月もすれば、見違えるように発音が上手になることもあり得るのだとか。

そこで、3ヶ月後に、どれだけ正しく発音できるようになっているか、同じ言語聴覚士さんに確認してもらうことになりました。

5歳01ヶ月/発達支援センター

3ヶ月が経過したので、再度訪問。
結局、年齢相応の発音を取得できていないことが判明しました

本施設で、発音の訓練は行っていないとのことで、複数の施設を紹介さしてもらいました。
その施設というのは、特定の言語聴覚士さんが言語訓練をしている、病院や教室のことです。
全国的にもこのような施設は数が少ないと説明を受けました。

◆予約が取れない

紹介いただいた施設で、自宅から通える順に電話をかけてみました。
どこも土日はお休みなので、平日に自分の仕事の合間を見て連絡。

しかしながら最初の2件は断られました。
その理由は、"新規で予約受付をしていない"とのこと。

言語訓練は、1回通えば終わりではありません。定期的に通わなければなりません。
そもそも言語訓練をできる施設数は少ないので、予約が集中してしまい、訓練の時間枠が全て埋まってしまっているということでした。

諦めずに電話をしたところ、3件目で予約を取ることができました。
でも日程は、その電話をかけた日から1ヶ月後
しかも平日

仕事は調整して、子どもの言語訓練を優先することに決めました。(私の働いている会社は決して休みを取りやすい所ではないので、直属の上司とひと悶着ありましたが。汗)

5歳02ヶ月/耳の検査

予約が取れたのは、耳鼻科に言語聴覚士さんが常勤しているところです。

活舌が悪いことには、様々な原因があるようですが、子どもの耳に問題があると困ると思い、耳鼻科を選びました
難聴などで、うまく聞き取れないので、同じ発音をできないケースもあるようなのです。

当日は、耳鼻科の先生と看護師さんに、耳の検査を2種類ほど実施してもらいました。未就学児なので、大人がするような耳の検査(高い音と低い音を聞き取ったらボタンを押すような形式)はできません。
いまできる限りの検査をしていただきました。
その結果は特に問題ありませんでした。

ただ完全に難聴ではないとは現時点で言い切れないので、就学後に再度、耳の検査をする予定になっています。

次回は、3ヶ月後に言語聴覚士さんの予約ができました。
今後の言語訓練の方向性を決めるために「発達検査」を受けるとのことでした。

5歳05ヶ月/言語発達の検査

発達検査を受けた方が良いと耳鼻科の先生が仰ったので、「そうですか」と軽い気持ちで受けました。

言語発達については、全く問題がないと思っていたからです。日常生活で、発達の遅れを感じる場面は一切なかく、保育園の先生にも心配ないとお伺いしていました。

子どもだけで、言語聴覚士さんと別室で検査を受けてもらいました。
所要時間は1時間ほどです。
結果については、1ヶ月後に私だけ、お伺いしに行くことにしました。

5歳06ヶ月/発達検査の結果説明

いよいよ発達検査結果の説明日です。
私はこの日も、「言語発達に問題はない。活舌が悪いだけ」と思っていました。

でも言語聴覚士さんから、その結果を聞いて、驚いてしまいました。

「えっ?」と声が出てしまった程です。

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