役に立たなくても、勉強をしていたってイイ。「知的好奇心を満たすことは、可能性が広がる」
”その分野の資格を取るわけでもないのに、どうして勉強しているの?”
”そういう仕事に就きたいの?”
”もっと有効に時間を使いなよ”
”勉強ばかりしてたらバカになるよ”
何かを深堀りして学ぶとき、上記のような言葉を言われることがありますよね。
多くの人にとっては、
知識をつける=勉強=受験のようなもの=苦痛
という図式が出来上がってしまっている人が多いです。
またこれは、勉強というものに義務感を感じてる人が、固定観念として持っていることが多いです。
子供の頃は、周りの大人も勉強の楽しさについて誰も教えてくれず、学校教育の中の勉強しか知らないです。
この段階で、学校の勉強以外に知識を掘り下げる経験をした方は、勉強は楽しいものだと目覚めることでしょう。
しかし、学生の頃は、自らアクセスできるリソースが限られています。
専門書は難しそうだと敬遠し、
ベストセラー本も必要ないものに感じてしまう。
学校の授業が退屈なのだから、本を読むのも嫌だ。
書いてあることが難しいことに感じる。
また、日々接する大人たちがどのような選択肢を子供に見せているか?によっても、その子が興味を持つ幅も限られてきます。
よく、家の書斎が豊かな家の子は、読書好きになりやすいと言いますね。
それは、書斎が豊かなほど、持ち主が読書好きで、子供にもその姿を見せているからなのです。
その他にも、学校で仲良くなる友達や尊敬する先生や近所の人などが読書好きでも、その嗜好は少なからず影響されます。
好きなことだと、話をする時も熱量を持って話します。
そして、それを聞いた人もそんなに熱狂するほどのものなのかと気になり、本を読み始めます。そうしていくうちに、気が付いたら自分も読書好きになっています。
人は環境に左右されやすい生き物だ
これは人間でも動物でも同じでしょう。
その人が置かれている環境から、人は少なからず影響を受けます。
東京で暮らしていたら、方言がどんどん薄れていくように。
役に立たないのは、「今」役に立たないだけ
では、冒頭に戻りましょう。
”どうして役に立たない勉強なんかするの?”という問いにあえて答えると、
「いつかは役に立つ」
この一言につきます。
知識とは、一つだけでは成り立ちません。
その人が今まで見聞きしてきたことは、どこかで知識の科学反応が起き、頭の中で影響を及ぼすのです。
何故役に立たない勉強をするの?と疑問に持つ人は、即役に立つ知識がほしいということなのでしょう。
これは冒頭で述べた、勉強=苦痛という図式そのままなのです。苦痛だから、勉強にさく時間を短くしたい。だから、即戦力になる知識以外はいらない、ということになるのです。
興味のままに知識を取りに行く
本記事を読んでいるあなたが、
学ぶ過程が楽しいと思うのなら。
上記のような周りの囁き声は無視しましょう。
知識に貴賤はなく、即戦力の知識が全てではないのです。自分で活用しようとしないと、身につかない知識も多いです。
同時に、ある程度の量の予備知識がないと、理解すらできないことも少なくありません。
それは、自分の興味の赴くままに学んでいった先に、各々が理解できることです。
そうして、理解できることが増えていった結果、アクセスできる情報源が増えていく。
すぐに効果が見えない知識は、回り回って役に立つことが多い
すぐにお金を稼ぐ方法
5分で英語が話せるようになる方法
仕事を効率化する方法
…など、世の中には早く成果が見える知識がほしい!という需要を狙ったビジネスが多く存在します。
何がすぐに効果が見えるのか?見えないのか?
そういったことも、学びまくった先に見えてくるのでしょう。
騙されないために。より良い未来をつかむために。
みなさまの好奇心がいつか実を結びますように。
楽しんでいきましょう📕📖
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