過去記事を読み返すと元気をもらえる「昔の自分に話を聞いてもらう」のススメ
noteを始めて1年と2か月。
ふと、初期の頃に書いていた記事はどんなのだっただろう?と気になったので、読んでみました。
中には、「こんなこと、書いた覚えがないぞ!」という記事と、
良い反応もらえた記事だ!懐かしい!と覚えている記事に二分します。
継続的なブログ運営であれば、リライトをするのでしょう。
そこで今回は、
過去記事の中から
「ふと、記憶がよみがえった」記事を
紹介したいと思います。
noteを始めて2日ほどの記事です。
あまり❤はもらえていませんが、思い入れのあった記事です。
思い入れがあったのはなぜか?
どうして、反応もないのに、
覚えているのだろう?と考えました。
そして、記事の内容を読んでいくうちに答えが分かりました。
この記事は、
自分の悩みを解決するために書いたからだ。
みなさんにも、ありませんか?
誰に読んでもらうためでもなく、
ターゲット層を想定しているわけでもなく。
ただ、自分の心を楽にするために、書いた記事。
ノウハウ本でも、執筆する時は
かなりの下調べを要します。
自分の培ってきた経験を書いたとしても、それだけだと足りないので。きちんとしたエビデンスや通説を確認するのです。
そうやって、既に持っていた考え・アイディア+どこかの引用によって、説得力が生まれる。
アウトプットの話が出る時に、
教わる側よりも、教える側の方がよく勉強する
とよく言いますよね。
あれと同じことが、
「誰かの悩みを解決する」ために書かれた記事でも起こり得ることなのです。
読んでもらいたい人の性格、行動癖、生活習慣を想像して、ターゲットを詳細に想定するというマーケット手法がありますね。
教わる側って、教わったことを知識として定着するまでは、
「知らないこと」がたくさんなんですよ。
それに比べて、教える側は、
すでに教える対象をある程度は知っている。熟知している。
でも、それだけだと分かりにくい専門用語になってしまうから、
初学者でも分かるようにかみ砕いて説明する必要がある。
だから、教える対象を熟知しているだけではダメで、
「なぜ、その学問があるのか?」
「どういう背景が、その言葉にはあるのか?」
を理解する必要があります。
それが、分かりやすい先生の説明になります。
ただやり方や、公式と言われるものを覚えるだけだったら、教科書に全て書いてある。
でも、それだけでは足りないから、
分かりやすく教えてくれる先生が必要になります。
記事は、内容を「自分ごと」として捉えられないと、書けない。
noteで長く執筆をしている皆様なら、
お分かりかと思います。
知らないことって、基本的に書けない。
だから、調べる必要がある。
ということに。
例えば、面白そう!と思って、
最近取り上げられているニュースについて記事にしようと思い立ったとしましょう。
そうですね…では例として、「ウクライナとロシア情勢」について。
突然に始まったという印象が強いウクライナとロシア問題。
この2国の関係について知っている人ならば、
「ついに始まったか…」とまずは思います。
でも、そもそも知らない人は?
ロシアが自国の利益のためにウクライナに攻めたんだと強く印象に残りますよね。
そうなると、ロシア=悪い国となる。
この時点で、ニュースや放映される映像を根拠に
記事を書くとすれば、
「ロシアがついに冷戦から蘇り、世界を取りに来た!」
「世界の仮想敵国、ロシアの暴挙」
と、ロシアが悪いという旨の記事しか書けないことでしょう。
現実は、そんな単純なものではありません。
元々ウクライナは、
ロシアがソビエト連邦だった時の一地域だったのです。
旧ソ連だった国が独立しているケースは、ウクライナだけではないのです。
また、独立によって分断された家族もいることでしょう。
そういったことを調べる時、
関連書籍や研究している教授の著作などにあたることになります。
仮にロシアとウクライナ問題を書いたとしたら、
歴史から現在に至る流れを考慮した上で、書くことになりますね。
そうして調べたり、文献を読んだりしているうちに、
調べた内容が自分ごと化している。
人に話せるくらいの知識になっている。
記事を書くということで、自分の悩みを解決することもある。
そうして調べたりするうちに、とっても詳しくなる。
それが回りまわって、自分の悩みを解決することがあります。
例えば…
・Kindle出版の方法
・好きな人に振り向いてもらう一つの工夫
・結婚生活を円満にする方法
・悩まないようにする生活の知恵
など。
人間関係に悩んでいる、仕事がうまくいかない…
悩みは尽きることがありません。
現状が変わっていないのに悩みがないとしたら、
解決するのを諦めた、受け入れた場合のみです。
最初の方で話しました、
「読んでもらうターゲット層を想定する」。
これは、自分のことでもいいのです。
記事を書くことで、自分の悩みが解決することがある。
書くことで、元気になる。
読んでもらう人が、自分であっても、いいのです。
人は、誰一人として全く同じ人はいませんが、
同じような悩みを抱えている人は、たくさんいます。
自分が心理カウンセラーになったように、
悩みを聞く、解決するために調べて書く。
そのような、記事執筆もあるのだと。
ここで提案したいと思います。
追記:…で、冒頭で紹介した記事を書いた時に抱えていた悩みとは?
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
では、ここからは冒頭部分で「思い入れがあったのは何故か?」の何故か?に答えたいと思います。
この記事は、noteを始めて数日目に書いたものです。
この時期に、私は
とある大きな悩みを抱えていました。
「今すぐ、決めなければいけない」ことです。
いえ…そのように、錯覚をしていたのです。
私は20代後半の女性で、去年までは実家を離れていました。
そのため、将来の人生設計、仕事のこと、結婚のことなど、周囲から詰め寄られていたのです。
自分のことなので、自分が良いと思った道に行けばいいと漠然と思っていたのですが、やはり不安はあります。
これから、どのような人生を歩んでいきたいのだろう?
後悔しない道はないだろうか?と考えた時。
この記事を書きました。
この記事は直感的に書いたもので、殆ど
自分を言い聞かせるために書いたものかもしれません。
今振り返ると、そう思います。
そんな葛藤の日々を、過去記事として再び読むことで、
記憶がよみがえった。思い出したのです。
こういう体験って、
適当に即興で書いただけの記事だと、
覚えていないことが多いです。
または、何かを読んで高揚した頭で書いたものとか…(笑)
200記事、300記事と書いていくと、
記憶から抜け落ちている記事が多い。
そんな中で、読み返すことで、
当時葛藤していた気持ちも状況も思い出した。
その体験って、とても貴重なものです。
忘れていることの方が多いので。
だからこそ、今回は
そんな現象について書こうと思いました。
実際、過去の自分に教えてもらうこと、背中を押してもらうことって多いと思います。
なにせ、自分自身が書いたものですからね。
使っている言葉とか、例えとか、
過去記事であってもすんなり入ってきやすい。
本記事を通して一番に伝えたかったこと。
それは、
過去の自分が、もしかしたら一番の見方かもしれないよ
と提示することでした。
ご一読ありがとうございました!
また次回に!
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