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📚読書(中の)レビュー 前編

◇私の読書事情

私はたくさんの本を同時期に並行して読むことが多いです。
私の興味が移ろうのと、図書館で予約待ちをしている本がたくさんあり、
借りることができるタイミングがイレギュラーというのが理由かと思います。
今読んでいる本はどれくらいだろう、と数えてみたらなんと、、、

9冊もありました。。!!!笑
読み途中でのレビューになりますが、笑   私の読書ハビットを通して
本の紹介(+という名の言い訳)を書かせていただきます。
全部少しずつお話ししますので、
読みたいところだけでも読んでいっていただけるだけでも嬉しいです。


①キッチン

こちらは吉本ばななさんの一番有名であろう本だと思うので
読んでみなくては!と手に取りました。(ブックオフで購入)
また英訳されている作品でもあるので、
先に日本語で読んでみることにしました。
読んでいて思ったのは、ばななさんの独特な風景、感情描写を
英語で読むのは難しそうだなと思いました。
でも逆に面白そうでもあるし表現の勉強になりそうです。

私が初めに出会ったばななさんの作品は「哀しい予感」でしたが、
彼女の描く女性はいろんな環境におかれながらも
芯が通った生き方をしていて、読んでいて励まされます。
キッチンでも、人を失った悲しみと向き合いながら生きていく、
弱さと強さを兼ね備えた主人公の女の子がとても魅力的です。

新作の「はーばーらいと」も激しく、
でも温かく優しく鼓舞してくれる作品で、かなりおすすめです。
装丁も素敵でした。(TSUTAYA下北沢にて購入)


②小説家としての生き方100箇条

こちらも吉本ばななさんの作品。
ばななさんの「おとなになるってどんなこと?」を
友人のプレゼント用に買いに行ったのですが在庫がなく、
そんな時に本屋店主の熊谷さんにお薦めされて購入しました。
(三軒茶屋twililightにて購入)
「小説家の生き方について書かれていますが、
そうでない方の人生にも通じるものがあって大変おすすめです。」
とのことで、本当にその通りだと思いますので、
熊谷さんのお言葉をそのまま書かせていただきました。笑
見開き右側に生き方100箇条の一つが書かれており、
左側にそれに対する想いが書かれています。
毎日少しずつ読んでいこうと思います。


③桃を煮るひと

図書館で借りようと思っていたのですが、装丁がとても素敵で、
カバーの手触りが桃を彷彿とさせる柔らかさや優しさがあり、
購入してしまいました。。。(三軒茶屋twililightにて購入)

とても読みやすく、
くどうれいんさんに直接お話を聞いているかのようです。
私も彼女のように食についての思い出を語れるようになりたいです。


④結局、人の悩みは人間関係

インスタで本を紹介している方の投稿を見て興味を持ちました。
自己啓発が含まれるようなエッセイは合う合わないがあるので、
もったいないことにならないようにと図書館で借りました。
(過去に今でも好評のエッセイを購入し読んだ際、鳥肌が立つほど合わず、
頑張って半分はいったもののやめた経験があります。。。)

そしてこちら比較的新しく、人気な作品のため3-4ヶ月待ちました。。。
受け取りになった頃には興味は薄れていたのですが、
こんなに待ったのだからもったいないと思い読んでみたところ、、、

おもしろい!!!!

バーのマスター林伸次さんの、お客さんのとの会話や
cakes(今のnote)での執筆を通してのお話が書かれています。
物事を客観的に捉えられていて、
一緒になって考えることができるので、
普段自分の身の回りで話されなかったことに関しても
一緒に議論する場を設けてもらえる、みたいな感覚になりました。

今読んでいて一番印象に残っているのは、
こんな人がいて困っている、と相談されたり、
自分が人に対して嫌だなと思った時、
自分もそうかもしれない。気をつけよう。
という考えに移行するということです。
これは、周りに対して悪感情を抱く時間より、
自分にベクトルが切り替えられていて、
とてもヘルシーな考え方だなと思いました。
林さんは嫌がると思いますが、
洞察力があり少しめんどくさいところが共感と好感を持てました。


◇とても長くなりそうです

9冊紹介しようと思うと結構長くしまいそうなので、
次の投稿で後半を書きたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました〜!

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post card : Tout le mondeさんにて

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