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魂タイプについて

(メインブログ「神様達と共に」で2018年8月13日にアップした「魂タイプについて」の内容を、一部修正&加筆して再アップしております。)


2年ほど前に「魂タイプと精神タイプについて」・・・という記事を書かせて頂きました。

この中で・・・人は皆、生まれる前から魂優位に生きる魂タイプか、精神優位に生きる精神タイプかが・・・あらかじめ決まっていて、これはずっと変わることのない個性ですとお伝えしました。

セッションをさせて頂いてますと、この魂タイプと精神タイプの話題はよく出てくるのです。

やはり、自分がどちらのタイプなのか・・・また、よく関わる家族がどちらのタイプなのか・・・そのことを、知っておくことで、かなり人間関係や自分自身との関わり方がスムーズになるケースが多いようです。

ですから、できればこのブログで、もっとその部分の情報を公開して・・・ご自身でも、どちらのタイプなのか判別しやすい様にできたらと思っていました。

ということで・・・今日はまず魂タイプについて、詳しくお伝えしてまいりましょう。


1.魂タイプの特徴と性質

魂タイプの人は、魂のエネルギーが豊富で・・・明るさや、あたたかさ、おだやかさなど・・・その人らしい肯定的な魂のエネルギーを強く持っているのが特徴です。

また自分自身としても、魂からの願いを優先的に生きたいという・・・生まれながらの方向性を持っていますので、そのため自分が心(魂)からやりたいと思ったことには、大きなエネルギーを傾けることが出来ます。

その辺が、魂タイプの素晴らしいところで・・・生まれながらに自分らしい心のペースを大切に生きていますので、独自の魂の指向性を保持やすく・・・ごく自然とそのエネルギーを発揮しやすいのです。

ですから、愛嬌があって・・・人から愛されやすい面や、ごくごく自然に他人に明るさや・・・穏やかさなどの自分らしい魂のエネルギーを届けている面の両面を持っていて、生まれながらに奉仕のエネルギーを多く持っていると言えます。

ただ、逆に言いますと・・・一つのことに集中すると、それ以外のことがなかなか意識が向かなかったり・・・要領よく、周囲の状況や段取りなどを把握して生きるなど、表面的な精神優位なことは基本的に苦手なのです。

魂には、奥深い智慧があり・・・独自の方向性はしっかりと持っているのですが・・・その部分と関わりの薄い表面的な知識を広く活用することなどは難しく感じるのです。

また魂は、その輝きが強くなるほど、忍耐強くなるものですが・・・同時に、感受性が強くなる面もあります。

ですから・・・魂タイプは、他人の喜びや幸せ、不安や悲しみなど・・・他人のさまざまな感情を感じやすい面もあり・・・環境によっては、これが大きな負担となることもあるようです。


2.魂タイプと社会性

もし、魂タイプが社会の中でその良さを保ちながら・・・自分らしさを発揮しながら生きていくとしたら、大きく2通りのケースが考えられます。

一つは自分自身の心(魂)の指向性と方向性をよく理解し・・・できるだけ、心からやりたいことに向かって進んでいくことですね。

もし、その指向性が社会の中で活躍するもので・・・周囲の家族や教師などが、その指向性を尊重して育ててくれた場合は・・・将来的に大きな能力を開花させることもできるでしょう。

野球ではイチロー選手や大谷選手、サッカーでは本田圭祐選手や岡崎慎司選手などが魂タイプですが・・・他にも、ノーベル化学賞を受賞している多くの科学者や・・・有名な芸術家、アーティスト、芸能人なども、魂タイプであることが多いようです。

なにか独自の世界観を持っていたり・・・独特の愛嬌があったり・・・個性的であることが多いのは、やはり自分らしい心の在り方(生きる思想)を持っている人ほど、魂のエネルギーを発揮しやすいからなのでしょう。

イチロー選手や本田選手が自分自身への誇り高さや尊厳など、陽のエネルギーを大切にしているのに対し・・・大谷選手や岡崎選手は謙虚さや調和など、陰のエネルギーを大切にしているのが覗えますが・・・いずれも、魂のエネルギーを保持し、発揮することができます。

つまり・・・周囲の状況を受け止め、理解を深めつつ・・・徐々に自分らしい生きる思想や哲学を身につけていくと、自然と魂のエネルギーをより発揮しやすくなるわけです。(これは精神タイプでも同じです)

しかし、魂タイプの素晴らしさは・・・必ずしも、このように社会の中で才能を発揮することだけではありません。

特に、陰のエネルギーを大切にする場合は・・・この社会を陰から支えるような、その様な役割を担う場合が多くあります。

例えば・・・会社や学校の中で、さほど目立たないとしても・・・見えないエネルギー的には、非常に大きな力で周囲の人達を和ませたり、さりげなく元気を届けているような方もいらっしゃることでしょう。

このような方は、日本はもちろん・・・世界中にも、とても多くいらっしゃって・・・これまでの、困難な時代をずっと陰から支えてくれていました・・・。

このような役割は、一見とても損な役割で・・・幸せを得られないように思いますが・・・実は心から実感するような、本当の幸せは・・・このような人達が最も深く知ることができます。

外界の条件に左右されず、ただ生きていることが幸せ・・・という境地は、このような人達が最も体現しやすく・・・また、それはそのまま高度に磨かれた魂の輝きを意味しますので・・・来世でもずっと、その価値は本人と共にあり続けることになります。

外界で大きな成功を得るためには、どうしてもその成果と引き替えに、自分の徳(運)を使ってしまうものなのですが・・・。

陰でひっそりと人を支える生き方は、徳が多く貯まりやすく・・・家族の調和と幸せや・・・来世の幸運・・・他にも、スピリチュアル的な視点から見れば、死後に大きな飛躍の道が開けることへも繋がっていくのです。

ですから、陰から人を支える役割の魂タイプの中には・・・非常に高度に魂が磨かれている人もいて、たとえ有名ではなく・・・お金持ちではないとしても・・・そのような方は、魂としては非常に賢く・・・とても進歩されているケースが多いのです。


3.魂タイプと社会問題

この社会は、さまざまな問題が存在していますが・・・。

時に心よりも結果や成果・・・表面的な能力で人を評価し、それが至らなければ厳しく本人を否定したり・・・大きな努力を要求したり・・・差別することもあります。

このような社会の状況は一般的に・・・目に見えない魂のエネルギーと指向性を大切に生きたい魂タイプにとっては・・・非常に生きづらい状況と言えます。

特に企業など利益を追求する組織の中で、自分なりの魂の志向を説明しようとしても、なかなか理解されないものです。

しかし、人が誰もが持っている魂のエネルギーというものは、たとえ目には見えずとも・・・現代の科学で、まだ認知できていないとしても・・・確実に存在しているものだと、僕は確信しています。

ほとんどの人は、ごく普通に魂のエネルギーを感じており・・・『あの人は優しい雰囲気だね』とか・・・『あの人を見ていると元気になる』とか・・・ごくごく当たり前に、言いますよね。

実際・・・多くの方の話しを聞くと、魂のエネルギーによって職場の人間関係が和んだり・・・グループの雰囲気がよくなったり、その様な影響は確実に存在しているのがわかります。

魂タイプは、生まれながらに自らの肯定的なエネルギーを大切にしながら、それを発揮して・・・周囲に奉仕して生きているタイプであり・・・ごく自然とそのようなエネルギーを発し、多くの場合、見えないところで奉仕しているのです。

その価値は、表面的にはわかりづらいかもしれませんが・・・実は現実的にも大きな価値があり、素晴らしいさまざまな成果にも繋がっていくものです。

ですから、共に生きる立場の人は、その性質をできるだけ理解し・・・尊重し・・・そのエネルギーをできるだけ発揮できるように配慮をしていくことが大切で・・・。

もしその様にできたのなら、結果的に魂タイプのエネルギーの恩恵を受けるわけで・・・すると自分自身や、関わっているグループにも、さまざまなメリットが返ってくることになります。

このような視点は、企業やさまざまなグループにとって大切なだけではなく、社会全体にとっても非常に大切で、重要なことだと僕は思います。

おおらかな魂タイプのエネルギーが発揮されていれば、そのエネルギーに周囲の人達の魂も共鳴してエネルギーが引き出され・・・むしろチームワークがよくなり、作業の効率が上がり・・・健全かつ創造的なアイデアも出やすくなるはずです。

実際・・・近年は社員の心を大切に考えている企業が伸びてきており・・・この背後には、このような法則が隠されているのが感じられます。


ただ、残念なことに・・・現状の社会には、このような魂タイプの素晴らしさがなかなか理解されないだけではなく、逆にそれを阻害するような・・・幅広い社会問題も現れ続けています。

特に支配性や嫉妬心が強い人などは・・・多くの魂タイプが忍耐強く、優しくおおらかであるのをよいことに・・・その優しい心を見下して、キツく接するような傾向があります。

酷い場合には・・・自己満足のためにイジメをしたり・・・差別をして冷淡に扱ったり・・・パワハラをして支配を強めたりなどのことは・・・この日本でも、かなり多く生じている問題です。

このような問題を起こす人達は、なぜ心優しい魂タイプを見て、このようにしてしまうのでしょう・・・?

なぜなら・・・自分自身も過去に魂を深く傷つけられてきており、あたたかく優しい魂のエネルギーを感じると、つい反射的に攻撃的になってしまう人が多いためです。

エネルギー法則的に見れば、魂のエネルギーは・・・お互いに共鳴し合って、その肯定的なエネルギーを引き出し合うものなのですが・・・。

傷ついた魂は、その共鳴効果によって・・・かえって魂のフタとなっている傷も刺激されてしまい・・・それによって、かつて自分が傷ついた時にされたことと、同じことを相手にしてしまうものなのです。

これは、イジメやパワハラだけではなく・・・児童虐待にも見られることだと思います。


このような場合は、まず本人が加害者となる前に、自分自身の心の傷と向き合い・・・癒していく必要がありますが・・・社会という受け皿は、なかなかそこまでフォローしきれていないようです。

僕が思いますに・・・このようなことは、世界中の心に関する問題の中でも・・・最も深刻で根の深い問題です。

この現実をしっかりと受け止め・・・本当に問題を解決していくとしたら、大きなエネルギーと、さまざまな代償が必要となるでしょう。

例えば、よくイジメ問題やパワハラ問題が組織の上層部によって誤魔化されていますが・・・やはり、多くの人がこの問題に真正面から取り組む勇気がなく・・・そのための仕組みも整っていない現状がよくわかります。

しかし、やはり・・・ただ優しく・・・自分らしく生きたいだけの魂タイプが・・・強く差別されたり・・・否定されたり・・・命を奪われたりするような社会は・・・たとえ少しずつだとしても・・・改めていくべきでしょう。

僕に出来ることは、わずかかもしれませんが・・・。

まずは自分自身の中でも・・・自らの魂を大切にし・・・ご縁を頂けた魂タイプを大切に考えることで、一歩ずつ社会貢献の道を歩んでいけたらと思っています。


この問題をやっと真正面から扱えたことに今、僕の心(魂)は喜んでいますが・・・。

しかし、これまで扱えなかったことに・・・自らの力不足を感じずにはいられません・・・。

多くのスピリチュアルや心を扱う分野において、なかなかこの問題に真正面から向き合えないのは、どうしてもエネルギー的な負担が大きくなってしまうからだと思うのです。

僕自身も、そのことを感じていたわけで・・・この内容を公開するまで、数年の準備期間を必要としました。

ただ、もちろん児童虐待やイジメなど・・・人を死に追い込むほどの状況はそこまで多くはなく、ほとんどの場合は言葉による暴力や・・・心を傷つけるような言動として現れていると思います。

ですが、このようなことが日本中、世界中で普通に起きているのは、やはり異常なことで・・・健全な社会の姿ではないと思うのです。

魂タイプであれ、精神タイプであれ・・・自らの心を大切に生きるのであれば、その心を傷つける言動に対しては凛としてNOと言える社会全体の雰囲気が大切なはずですし・・・。

加害者に対しても・・・押し黙るか、一斉に責めるかなど、両極の対応ではなく・・・愛を持って、自らの心と謙虚に向き合うことの大切さを伝えていくべきだと思います。

なぜなら、争い合っても結局お互いに業を深めるのであり・・・それでは、本当の意味で健全な社会を創ることにならないはずだからです。


社会とは・・・なにか漠然とした大きな枠組みというだけではなく・・・実は、一人一人がすでに深く関わっていて・・・一人一人の心が反映されている・・・一つの巨大な生命体のようなものだと思っています。

だとすれば・・・その巨大な生命体の一つの細胞(一人の人間)が、心から健全に変化することによって・・・いずれは全ての細胞が健全に変化することも起こり得ると感じるのです。

その様な変化まで、おそらく長い道のりになると思いますが・・・一歩ずつ丁寧に歩んでいこうと思います・・・。

これからも、あなた様の魂がより自分らしく輝き・・・より深い幸せを感じていけますように・・・。


ご覧下さりまして、ありがとうございました。


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