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③夫を亡くした悲しみ乗り越え、生きがいをみつけた利用者様
昨年40年間連れ添ったご主人さんを亡くされたAさん
結婚当初から、ご夫婦で仕立て屋さんを営み、地域で仕立てが上手だと評判のいいお店でした。ご夫婦の仲が良く海外旅行に一緒に出掛けるたり幸せな生活を送られていましたが、昨年、病気ひとつしなかったご主人が突然倒れ入院、闘病生活へ。病気のため仕事ができなくなり、残念ながらお店を休業することに。その後、病状が悪化するも入院を拒否したため、在宅介護へ移行。介
②電動車いすを利用してなりたい自分へ
できるだけ人には頼らず自分で頑張らないといけない、昔からそう教わってきたので。」と気持ちを奮い立たせるようにTさんはいつも話してくれます。
Tさんは生まれた時から両下肢に麻痺があり、立位も歩行もできません。子供の頃は訓練施設に入所し、その時に「あなたはどこも悪い所はない。他の人と違うのは歩けない事だけだから。」
と自立する生き方を教え込まれてきたとおっしゃいます。
60歳の頃に胸椎後縦靭
①福祉用具専門相談員の立場から
ご本人に初めてお会いしたのは、病院での治療を終え自宅に帰られた日でした。
末期がんとお聞きしていましたが、奥様、娘様たちはご本人のベッドに寄り添い、「早く良くなってね、お父さん、大好きなゴルフ一緒に行こうね。」とたえず声かけをされていたのが印象的でした。
「いつか娘さんたちとゴルフに行きましょう。」を目標にし、ご自宅でもご自身の残された力を最大限に引き出せるように、リハビリ、訪問看護の方と相談