テレビを観ることの無意味さに今気付く
⬛当たり障りのないことしか言わないテレビ
もはや当たり前のことを記事にあげるようで申し訳ないが、新型コロナが流行ってからより読書やYouTubeの重要性に気がついた。
というのも、テレビって最近つまらないし、僕みたいにアイドルやドラマに興味のない立場からしてみればそういう番組も観る必要性がない。誰かが不倫したとか、新曲を出したとか知ってもあまり得をしない気がする。
損得で物事を考えるのはよくないかもしれない。テレビを観てて楽しいと思えるならそれはそれで素晴らしいことだし、そういう人の人生にとってはかなり重要なツールだろう。
でも、テレビって
当たり障りのないこと
で占められていてつまらないと感じる。
要は
普通を極めすぎた
のだ。
最近の新型コロナに関しても、国や自治体のトップをはじめ、コメンテーターも自分の意見は無いのかと思うくらいに中途半端な意見しか言わない。国や自治体のトップは、全体の代表だからまだ分かるが、コメンテーターなら別に世の中を決めていく人じゃないんだから、本音をもっとぶつけても良い気がする。
今回のケースでも、
「Go Toでお得な旅行がしたいです!」
とか
「インフルエンザより安全そうだから、居酒屋で飲みたい!」
とか心の本音ってありそうなのに、
「テレビに出たら無難なコメントをせねば!」
って考えに囚われているのか全く面白くもないことしか言わないんだから、本当に残念だ。
⬛テレビの論調を批判するなら観るな
テレビの発信したことでも、たまに
「よくぞこういう意見を出してくれた!」
って思うことがある。
テレビ企画も同様で、例えば「水曜日のダウンタウン」という番組は結構やり過ぎな企画が面白い。
だけど、同番組や過激な意見は後から放送倫理とかいうやつで叩かれてしまう。あまりにもやり過ぎな気がして仕方ない。ますます、面白くない、無難過ぎる番組が増えたのにはこういう背景があるだろう。
テレビに文句言う人が多いから、テレビでとんでもないことを言うと叩かれる。だから、こういう人たちがテレビを観なくなれば、少しはテレビ側の自由度も高まるかもしれない。
⬛国民までもが出過ぎた真似をしない
僕がテレビから受ける悪影響で一番感じるのは
国民までもが当たり障りのないことしか言わない
ことだ。
職場でもそうだが、突飛な発言はひたすら叩かれる。かといって、叩く人に意見を聞くと
なんとも普通なこと
しか言わないのだ。
しかも、年齢層的に中高年の方に多く、自由な発言や本音が許されないから面白くない。中学生とかの人生経験が浅く、変な常識や洗脳に毒されていない方がよほど面白そうなことが言えるのではないか。
結局、テレビから流れるありきたりなことばかり言う風潮に我々は毒されたのかも知れない。
テレビを持たない人も増えているみたいだが、それで良い気がする。新聞やニュースも正しそうに報道するけど、新型コロナの感染者数ばかりを取り上げるような同じようなニュース、当たり障りのないことを言うコメンテーターでは10年後に残っているだろうか?
⬛当たり障りのないことしか言わない人は死人と同じ
会議で当たり障りのないことしか言わない。
友人や家族の前で当たり障りのないことしか言わない。
飲み会ですら、当たり障りないことしか言わない。
その人たちは生きていない
と思う。せっかく生まれて来たのにありきたりな生き方しか出来ない人が多く、それで人生ー終わっていく。アイデアの芽は摘まれ、特に世間から何も言われない普通に染まる。まあ、今までの自分も偉そうなこと言えたもんじゃないが。
僕は極端な考えかもしれないが、テレビがそういう人間の増加要因になっていて、まさに
諸悪の根源
だと思う。つまらない報道や番組が増えたにも関わらず、テレビを部屋に置いて、毎日観ているのだからこの悪循環は止まらない。