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物事は受け取り方、信じたままに写り、その信念のままに人生が形成される

「私はあなたが、スカーレットについて仰ったことを聞きました。それから、エルシング夫人。あなたが仰ったことも!
あなた方がご自分のせまい心の中で、スカーレットをどうお考えになろうとそれは構いません。

でも…私の家の中で、私に聞こえるところで仰られては、黙っているわけにはまいりません。
あなた方はあなた方の息子さんや娘さんのお婿さんや甥御さんの生命を、生命かけて救ってくれた人をありがたいと思わないのですか!? 恩知らずとはあなた方のことです!
私は皆さんに謝って頂きたいと思います!」

「メラニー!」
「メラニー、いいえ私は謝りません。インディアの言う通り、スカーレットは軽薄でだらしのない気の荒い女です。
私は戦時中のスカーレットの行動を忘れません。それに少しばかりお金を儲けてからの、あの女の言動はまるでやくざ者の‥‥‥忘れられないのは」

「息子さんがスカーレットの製材所をうまく経営できなくて、他の仕事に回されたことじゃありませんか?」

「メラニー!!」

「これだけははっきり申し上げます。スカーレットを訪ねて下さらない方は、どなたも決して私のところも訪ねて下さるには及びません!」

「メラニー…メラニー、あなたは私たちと絶交してもスカーレットを、あんな女との付き合いをとると?」

by「風と共に去りぬ」マーガレット・ミッチェル
レスリー・ハワードのアシュレイはとにかく納得出来ない

物事は、受け取り用。
他人の言葉やその裏の真意、起こっている出来事や事象、それらをどのように心で受け止めて解釈し、印象付けるか…
思考分析して、人生の位置づけをし、価値を持たせるのか。
すべてはそこに掛かっている。

冒頭に引用したセリフは、旧き時代のハリウッド映画、名作として知られる「風と共に去りぬ」の登場人物はメラニーのセリフ。※映画で無く原作より

映画を見た多くの人が知るように、メラニーは物語の主人公であるスカーレットの恋敵。スカーレットの初恋の人で、永遠の王子様であるアシュレイの従妹であり妻であり、スカーレットの最初の夫チャールズの妹でもある人。

(スカーレットは、アシュレイがメラニーと結婚したことからヤケになって、当てつけのようにアシュレイの妹の婚約者であったチャールズを奪って結婚。チャールズが戦死した後、スカーレットはまたしても実の妹の婚約者を奪って再婚をしたり、それぞれの夫との間に生まれた子供たちをメラニーに任せて放置するなど…とても褒められたもんじゃないと言うか、いただけない人生ではある)

多くの人がスカーレットの自由奔放で気まぐれに他人を翻弄する生き方を軽蔑し、眉を顰めるも、そんな中、メラニーだけは一貫してスカーレットを素晴らしい人と評価し、彼女への恩を忘れず、義姉として敬愛し続けていたりする。
それは北軍との交戦が続く最前線の街にて、スカーレット一人が臨月で動けない彼女を見捨てずに、護り続け、命懸けの出産を手伝ってくれたから…というのも大きかったろう。

肝心のスカーレットが彼女を見捨てなかったのは、恋しいアシュレイに頼まれたからであり、心の中では「この人さえいなければ」「死んでしまえばいいのに」と言う想いがあり、常にメラニーに対する嫉妬が渦巻き、憎しみと苛立ちで燃え盛っていたというのに。

メラニーはそのことを知ってか知らずか、スカーレットに絶大なる信頼を寄せ続ける。

「面白い喜劇だったな、今夜は。そうじゃないかね?
役者は揃ったし、まったく面白い喜劇だった。
過ちを犯した女に石を投げつけるために、村中の物が集まった。ふしだらをされた夫は紳士よろしく妻を庇った。
ふしだらをされた妻は、キリスト教精神を持って仲に入り、一点非の打ちどころのないやり方ですべてを解決した。
それから色男の方は‥‥‥色男はまるで腑抜けの様な顔つきで、いっそ死んでしまいたいと震えていた。

どうだい、もし、かりに君が憎くてたまらない女を側に立たせ、そいつのお陰で君の罪を庇ってもらうとしたら、どんな気持ちがするかね?」

「あなたがそんなに酔っていなければ、あたしはすっかり事情をお話するのだけれど‥‥‥」

「君の弁解なんて興味ない。俺は君よりもよく真実を知っている。
君はなぜメラニーさんが君を庇ったのか、合点がいかないのだろう? 君とアシュレイのことを知っているのか? 知っているのなら、何故庇ったか? 自分の対面を保つため?

…いいや、違う。
あの人は信じなかったんだ。
誰かがあの人に告げ口したのは確かだが、頭から信じなかったんだ。誇り高い婦人だから、自分の愛する者の不名誉を認めることが出来ないんだ。アシュレイ・ウィルクスがどんな嘘をついたか、それは知らん。

‥‥‥実はどんな不器用な嘘だって構わないんだ。あの人はアシュレイを愛し、君を愛しているから‥‥‥なぜ君を愛するのか俺には解らんが、とにかくあの人は君を愛している。いわば、これは君が背負わなければならない十字架の一つだ。」

この物語の登場人物たちの、素直では無く、プライドが高すぎるが故の、気持ちのすれ違いや恋愛模様の誤解は脇においておいて‥‥‥


メラニーはスカーレットを素晴らしい、美徳に満ちた人だと思い込んでいた。いやさ、スカーレットをそのような人だと、本心からそう思っていたのですよ。他の人が悪く言うスカーレットの欠点も、メラニーの目には勇気と賢明さに写ってて、一人の女性としても誇り高く、身内や奴隷たちに対しても情愛深く、不器用で短絡的で直情過ぎ、決して利巧とは言えないまでも、オハラ家の長女としてなんとかして家と家族を守ろうと、必死になって方法を考えて逞しく乗り切ろうとする‥‥‥そのように見えていたのかも知れない。

んでもって、メラニーのセリフとして具体的には書かれてないので、あくまで行間を読むに、メラニーは二人の気持ちにはとっくに気づいていたんだと思う(アシュレイに対するスカーレットの気持ちと、彼女の自分に対する複雑な嫉妬心。アシュレイのスカーレットに対する女神的崇拝心、そして性的魅力を彼女に感じていること等など)。

でも、二人のそれは確かに愛情ではあったけれども、一線を越えることなく、互いに対する愛着や憧憬として、それぞれの自分に対する弁えた態度や現実的な愛情などをしっかりと感じてもいたから…何よりも彼女自身が、それら二人の感情さえもありきとして飲みこんだ上で、二人をまるまる愛していたのだろうとも思ったりする。
アシュレイの中に住んでいるスカーレット、スカーレットの中にあるアシュレイへの想いも含めて、それぞれのことが好きで、込みで二人を愛していたんだと。

だからまあ、単純に盲目的にスカーレットの自分に対する悪意やジェラシーに気づかず鈍感かつ盲目的に慕っていたわけではなく、何処かで知りながらも、彼女のアシュレイへの愛情が故の行為を自分への善意で愛情と、すり替えて信じることが出来たのかも知れない。

もし、メラニーがスカーレットのことをそのように評さなけばどうだったろう? 
実際、アシュレイは性的対象としてスカーレットに魅了されていたわけだし。常に男性たちのマドンナで狙った男は逃さない肉食女子スカーレットが、自分の婚約者そして夫のことを初恋の君として、いつまでも忘れず、ずっと待ち続けていて、二人が「心の姦淫」を犯していることを知ったならば?

普通なら、焼きもちを焼くし、面白くないと思うだろう。「肉体の姦淫」を犯してはいないとしても、心で裏切り続けられていると‥そして、スカーレットの自分に対する本音(憎悪と嫉妬心)を知ったならば、平然と穏やかな関係を結び続けることは難しいはずだ、普通なら。

でも、メラニーはスカーレットの善意を信じ続けた。彼女の愛情を信じ、彼女への愛情の炎を絶やすことは無かった。一片の曇りもなく、疑いを抱くことなく、信頼を寄せ続けた。銃弾や砲弾が飛び散る中、自分と自分の子を守り続けてくれた恩、その後の生活の面倒を見てくれた恩、職のないアシュレイに仕事を与えてくれた恩を忘れなかった。

彼女は確かに物事を正しくは見ていなかったかも知れない。メラニーのスカーレットに対する評価は過大評価で、その目は恩義と関係性のため曇っていたのかも知れない。
キリスト教の熱心な信者によくみられるような、性善説を信じ切った、人を疑うことを知らない無垢な純粋培養と言うか、世間知らずの考え方に染まっていただけの女性だったのかも知れない。

(とは言え、メラニーは義妹のインディアがスカーレットを憎む理由(かつての恋人がスカーレットに夢中になって振られたこと)やエルシング夫人がスカーレットに対して、逆恨みをしている理由を明確に知っていた(スカーレットの経営する製材所に雇用されたものの、無能で首になった)。

だから、他人の感情に対して鈍感で無頓着な女性だったとは、言えないだろう。たぶん、スカーレットはメラニーにとって、こう成りたいと言う自分とは対極にいる、もう一人の自分であり、理想の女性像として崇拝して、憧れていたんだろう。メラニーにとってスカーレットは、義姉であり、友人で恩人である以前に、このようにありたい、生きたいという憧れそのものだったんだと。

まさに愛以外の何ものでもなく、そこに嫉妬が介在する余地は無かったんだろう。もしかしたら、アシュレイよりもスカーレットの方をより強く愛していたのかもね)

てなわけで…メラニーのことを延々と書いちゃってるけれど。何が言いたいかって言いますと…

物事をどのように受け取るのか、その人の心の反応、解釈や印象付けによって、その人の幸せって決まるのですよ。

スカーレットと言う存在に対して…スカーレットと夫との関係性に対してどう思うか否か…で、メラニーの心の平穏や幸福度って、全然異なっていたわけですから。

スカーレットに対して悪意を持ち、彼女の行為に対してそのような目線からすべてを受け取って解釈することをしていたならば、嫉妬と猜疑心に満ちた苦悩の人生を送ることになっていたでしょう。
でも、スカーレットの自分に対するネガティブな感情に目を向けず、悪意を善意として解釈し、彼女に恩を感じて、純粋に愛情と信頼を寄せ続け、強い心を持ち続けたからこそ、心の平穏と周囲からの高い評価(高潔な理想を持つ、聡明で尊敬にたる女性)と信頼を得ることに成功したわけです。

なんてったって、最後にはあんなに自分のことを恋敵として憎んでいた、スカーレットからの信頼と愛情も獲得したわけですし。

他人の行為を…例え、悪意であったとしても、それをどのように受け止めて、どのように解釈し、自分の中に位置づけるのか… 

勘違いで誤解であったとしても、善意として受け止め、疑わず、自分が信じたいと思うフィルターを通し、相手や物事を見たならば‥‥結果的には自分の心を傷つけることなく、相手の心をも傷つけることなく、北風と太陽の逸話のように、相手の心を温めて毒氣をも溶かし、すべての負のエネルギーを浄化してしまうのかも知れません。

「風と共に去りぬ」のメラニーはまさにそのような人として描かれています。

そういう人のことをお人好しで、愚かとも笑う人は多いけれど。

メラニー、メラニー
少しも疑っていないメラニー
毅然として私を庇ったメラニー

真実を告げれば、メラニーの顔が深い愛情と信頼から
想像も出来ないほどの恐怖と嫌悪に変わる
恐ろしい光景を見なければならないだろう

おお‥‥‥それでも
それでもすべてを打ち明けるしか
メラニーのその誠実に報いる道はない

‥‥‥そうだ いままでのすべてを
タラのポーチで明るい陽ざしの中
アシュレイを迎えたあの日
‥‥‥アシュレイに恋をした
あの日から今日までのすべてを‥‥‥

メラニーに真実を打ち明けるのは怖い
世間がなんと思おうと
アシュレイやレットがどう思おうと
メラニーだけは今まで通りの気持ちであたしを見て欲しい
ああ‥‥‥でも

「まあ、スカーレット、
 いらっしゃい。よくきて下さったわね」

「メラニー、あたしはこの間のことをどうしても説明しなければ」

「私はあなたから一言だって弁解がましいことを聞きたいとは思わないわ。スカーレット・オハラ。一言もよ。
私たちの間に弁解が必要だと考えるだけでも、あなた自身やアシュレイや私を侮辱することになると思うわ。
私があんな厭らしい噂を信じると思うの?」

「インディアには二度とこの家には足を踏み入れさせないわ! アシュレイは私の気持ちを理解してくれたけど。でも、何と言っても実の妹ですもの。とても悲しいらしいわ、実の妹があんな‥‥‥」

アシュレイ…あたしが彼と彼の愛する妹との絆を引き裂いた‥‥‥インディアはあたしの悪評と、兄の妻の幸福を守るために犠牲にされたのだ。すべての疑いも非難も本当だったのに。おおアシュレイ、どんなにか苦しんで‥‥‥

「スカーレット! 泣かないで、お願いだから!
こんな話をして、あなたを苦しめて…悪かったわ。もうこれっきり、この話はやめることにするわ。私たちの間でも、他の人たちとの間でも。何もなかった昔と同じようにふるまうわ。
‥‥‥でも、インディアとエルシング夫人には思い知らせてやるつもりよ! あの人たちの言葉を信じた人たちや、あの人たちを自分の家に招待する人は、みんな私の敵だわ!」

『インディアが嘘をついたんですよ! だって、それでなければメラニーのような高い理想を持つ婦人が、どうして自分の夫と罪を犯した女を庇います? 
インディアはスカーレットを憎むあまりに、彼女に関する醜聞をでっちあげたんですわ!』

『冗談じゃありませんよ、インディアのことをそんな風に言うのはよして下さい。スカーレットに罪がないのなら、バトラー船長はどうして姿をくらましてしまったんです?』

『メラニーがスカーレットを見る顔をご覧になって? 彼女は昨日うちにスカーレットを連れてきたんですけどね。
ええ、それはもう、信頼と愛情であふれていましたわ』

『メラニーはこの頃いつも、何処に行くにもスカーレットと一緒ですわ。私もスカーレットの潔白を信じますわ。だって、メラニーがそう信じているんですもの』

霊的真理の教え、神聖なる計画においての宇宙(この世)の法則としては… その人が創造したエレメンタルによって、その人の人生が展開していくことになります。

私たち人間は、この世を創造することが出来る絶対存在(神的な創造主的エネルギーの源)や無から有を創ることの出来る大天使たちと違って、有から有を生み出す事しか出来ないわけですが…その代わりに自らの運命(人生)を、体内に取り込む氣から創造するエレメンタルによって、日々創り出しています。

過去にも何度となく書いているように、私たちの考え(思考)、思ったこと(感情が反応したこと・想像したこと)、言葉にしたこと、行動したことによって4次元と5次元にエレメンタルが創造され、この創造されたエレメンタルが三次元で具現化することによって、その人オリジナルの人生が展開されています。

だからまあ、「どのようなことを考えたのか」「どのようなことを思ったのか、心がどのような印象を抱いたのか」など、頭と心にどのように刻まれたのか、ネガティブかポジティブなエレメンタルをどのくらい所有しているか…が、人生の質を決めているわけです。

ですので、どのような体験をしたのか…よりも、その体験に対してどのように考え、想い、意味付けをして、そこから何を学び理解したのか…がとても重要だったりします。
何故なら、そのことが未来に起こることを創り出し、物事を引き寄せているからです。

他人の真意や物事の真実がどうであったかではなく、その人がそれに対してどのような価値を見出したか…心がどのような感情を持ったのか… それがすべてです。

メラニーがスカーレットを憎み、恨んで、夫への猜疑心と嫉妬心に苛まれて、彼ら二人の関係性に対して怒りを覚えて日々過ごしていたのなら、彼女はそのようなエレメンタルを大量にこの人生で創ることになり、メラニーとしての人生も、その次の人生でもたくさん苦しむことになったでしょう。似たような人生、夫の不貞や自分に対してマウントを取ってくる、夫に近しい女性に苦しめられる来世を生きることになるでしょう。

まあ、「風と共に去りぬ」はマーガレット・ミッチェルの自伝的創作物、フィクションでしかありませんが。

続編の小説「スカーレット」には納得いかなかったなあ

「メラニー、あたしよ」
「スカーレット‥‥‥私の頼みを聞いて下さる?」
「ええ、どんなことでも!」
「ボオを頼むわ。あの子をあなたにあげる。あの子はもう、あなたにあげたんだったわね…もうずっと前、覚えている? あの子がまだ生まれない前の」
「メラニー」

ああ、あの九月の息詰まるような暑い日、あの日あたしはどんなにかメラニーの死を願ったことか!
あたしがメラニーを殺したのだ。あたしが始終メラニーの死を願ったので、神様はあたしの願いを聞き届け、あたしを罰したのだ‥‥‥

「そんなこと言っちゃいけないわ。きっと、よくなるわ」
「いいえ…もうだめよ‥‥お願いだから、私の頼みを聞いて…」
「大丈夫よ。私の子供と同じように育てるわ」
「大学まで?」
「ええ、大学でも、ハーバードでもヨーロッパでも、なんでもあの子の望み通り‥‥‥ねぇ、メラニー。しっかりして、元気をだして」

「…アシュレイ…アシュレイとあなた」

メラニーは知っている‥‥‥知っていて、なお友達として長い長い間… おお神様、メラニーを死なせないで下さい!
メラニーを治して下さるのなら、あたしは生きている限り、二度とアシュレイと口を聞きません!

非難も責める色も無いメラニーの瞳‥‥‥いつもの優しい…おお‥‥‥やっぱり知らないのだ、メラニーは。

感謝します、神様! あたしがそれだけの値打ちのない人間だということはよく解っております。でも、メラニーに知らせないでいてくれたことを感謝いたします。

「あなたにアシュレイを頼みたいの」
「あなたはとても賢くて…とても勇気があって…いつも私に優しくしてくれたわね」

あたしは悪魔だわ!あなたに悪いことばかりしていたんだわ! あなたのためにしてあげたことなんて一度もないわ。みんなアシュレイのためだったのよ! 

レットの声(あの人は君を愛している。それは君が背負わなければならない十字架だよ)

メラニーに知らせてはならない。このまま、何も知らないまま、安らかに‥‥‥

知らなかった、あたし‥‥‥あたしがこんなにメラニーを愛していたなんて。こんなにメラニーに頼っていたなんて。

あの日、北軍の兵士がタラへやってきたとき、あたしのためにあのかよわい手で剣を取り、戦おうとしてベッドから出たメラニー。いいえ、あの日だけじゃない。あの日も、あの日も、あの日も…メラニーはいつも剣を取って戦ってくれていたのだ。

北軍と戦火と飢餓と窮乏と、世間の噂と、そして愛する肉親とさえ戦って‥‥‥みんなあたしのために!

行ってしまった。あたしを本当に愛してくれた、あたしのたった一人の友だち‥‥‥メラニーは母さまと同じだ。メラニーの周りの人は皆、あの人のスカートに縋って生きていた…


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