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The Drifters - Under The Boardwalk / 渚のボードウィーク - 1964

ドリフターズって聞くと、たぶん皆が連想するのは…

たぶん、こっちなんだろう。

歯、磨いたか?

事実カタカナで検索すると、
どうしてもこっちが出てしまふ。

あとなぜか漫画が出てきてもーたっっ

油断して「ドリフターズ」だけで検索すると、コーラスグループのドリフターズは全滅っつーかまず出てきません。

アメリカという国名とか曲名を入れないとねっっ
もしくは英語で検索しろってか。。。

まあ、ドリフも元々はバンドだったんだけどね。
(ビートルズの日本公演の前座もしているし)
「ズンドコ節」とかヒットも出してるしっっ

「のっぽのサリー」1966

ヴォーカルは仲本工事さん。演奏とか歌のことは沈黙で。


…ともあれ、そっちではなくて…
アメリカのドゥワップ及びR&Bのコーラスグループのこと。

活躍したのは1950年代だから、以前紹介したプラターズとかブラザース・フォアとかより古いっす。いちおう1950年から60年代を経て、70年代まで活動してました。

Ben E King - Spanish Harlem 1960 

んでもって「スタンド・バイ・ミー」でおなじみ、
ベン・E・キングも一時在籍していましたのよん。

「Money Honey」1953

一番最初にヒットした曲はこれみたい。

「Honey Love」1954


「There Goes My Baby」1959

若干、モータウンっぽいサウンドです。

けど一番有名なのは…

「Save The Last Dance For Me / ラストダンスは私に」1960

この曲は越路吹雪さんとか、日本でもいろんな人がカバーしているし、永遠に歌い継がれるエバーグリーンの1曲です。

越路吹雪さん カバー

明菜ちゃん カバー

由紀さおりさん&坂本冬美さん

和田アキ子 さん&美川憲一さん

ショーケン

「Kissin' in the Back Row of the Movies」1974

実質最後のヒット曲かなあ、これ。

でもって、私が一番好きな彼らの曲はこれなんだな。

「Under The Boardwalk / 渚のボードウォーク」1964

この動画のダンス? 動きには笑かせてもらえますがっっ

コモドアーズやフォートップスほどには、
ダンスが洗練されてないというっっ汗

そして彼らは、メンバーチェンジを繰り返し、
分家がいくつも生まれつつ…なんだかんだで流派?が生き残っていたりする。

このグループがあったからこそ、枝分かれして、たくさんのコーラスグループやソロ・シンガーが生まれたって奴です。

日本では、すっかりコミックバンドにかき消されてしまったバンド名ですけど、さしずめアメリカのドリフターズも、独立して大きくなった分家企業に、すっかりお株を取られたドゥーワップの老舗ってとこなんでょうねっっ


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2020/10/28 掲載記事より転載


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