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Gloria Estefan, Miami Sound Machine - Conga / コンガ -1985

夏だから、夏に聞きたい、暑い夏にピッタリの曲シリーズと言うことで「コンガ」。
するってーと、赤道直下な国の曲とかが多くなりますねっっ

普段はあんまし聞かないジャンルになりますが…
時々全米チャートに上がってきたりすると、いいなって思いますし、ワールドミュージック自体、わりと好きな方であったりもする。

「Conga / コンガ」1985

懐かしいな~80年代の思い出も詰まったこの曲。ビルボードにチャートインして、東京音楽祭でもグランㇷ゚リ取りましたね。この曲で彼らも世界的にブレイクしたのでした。

テンポよくてノリいいし、
洋楽好きの人たちとのカラオケでも盛り上がった曲。

マイアミ・サウンド・マシーンの代表曲と言えばコレかな。

「Dr. Beat / ドクター・ビート」1984

これはコンガより前のアルバム収録曲でシングルカットされて、アメリカよりヨーロッパでヒットしました。

「Orange Express / オレンジ・エクスプレス」1984

こちらの曲は渡辺貞夫さんの曲に、歌詞をつけたものデス。

オリジナルはこちら。


で、マイアミ・サウンド・マシーンなんですが、元々はマイアミ・ラテン・ボーイズと言う名前のエミリオ・エステファン(エミリオ・エステベスでは無いw)が率いるバンドでした。

結成は1975年。
そこにキューバ生まれでマイアミに移住した、グロリアが加わって、エミリオと結婚。(ちなみに新婚旅行は熱海)

バンドはマイアミ・サウンド・マシーンと改名することに。

そして1987年に、グロリア・エステファン&マイアミ・サウンド・マシーンと言う名前にまたしても改名。

離婚とかしたとは聞いてないから、彼女がソロ活動をすることになったのも理由かと。

グロリアは順調にキャリアを伸ばしていましたが、1990年に乗車中のバスにトラックが追突すると言う事故に遭い、脊髄に重症を負ってしまいます。

しかし一年間のリハビリにて回復し、表舞台に復帰。

「Turn The Beat Around / 妖精のメロディ」1994

映画「スペシャリスト」の主題歌でした。

こちらカバーでして…オリジナルは、ヴィッキー・スー・ロビンソンが歌ってました。

オリジナル 1976

ソウルトレイン時代のディスコソングです。


「Reach / リーチ」1996

 この曲は、同年のアトランタオリンピックの開会式で歌われましたね。

「Hot summer nights」1986

これは映画「トップ・ガン」で使われました。

「1‐2‐3」

「Rhythm Is Gonna Get You」

「Words get in the way」

「Bad Boy」1985

「Get On Your Feet / オン・ユア・フィート!」2015

そして
グロリアとエミリオ夫婦の半生は、映画ではないけど、ミュージカルになってまして…シカゴ、そしてブロードウェイで上演され、高評価を受けて 商業的にも成功したとのこと。

日本だったら、花登筺のドラマや「夫婦善哉」「喜びも悲しみも幾年月」ってところ??違うかー

「If I Never Got To Tell You」

グロリアが作詞、娘さんであるエミリーが作曲した曲で、ミュージカルにも使われています。

でもって、2015年には大統領自由勲章も受けていたり。

そんなこんなで、マイアミ・サウンド・マシーンとグロリアは、キューバ・フュージョン・ポップというジャンルを、世界的に周知させた功労者と言えるかもですね。

「Bad Boy」1986


F2blogに書いてあるものを、訂正・加筆・リンク修正の上、こちらに再度マガジンとしてまとめてUPしています。

「My Favorites〜音楽のある風景」
 2021/02/01掲載記事より転載


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