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家族を守護する家のオーラ~空き家は魔の巣窟

自分語りからになりますが、
子供の頃、真夜中に外に出て、星を見るのが好きでした。

今は東京で昼間の月も夜空の星も見る機会がほとんど皆無で、実家はなんだかんだ関東の千葉の工場地帯でしたから、せいぜい一番星二番星といった、
特徴的な星や星座が見える程度で、天の川などは見えず。それでも、近所の空地や駐車場や車の屋根に寝そべって、仰ぎ見る宇宙には格別のロマンがありました。

眺めていたのは星空ですけど、わりと頻繁に見ていると、満月や新月の時は空気が違うというか、実に不思議なものを視ることがありました。
私の住んでいたのは、普通の二階建や平屋などが並ぶ住宅街ですが、当時はまだ自然もたくさん残っていた時代のこと。

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満月の夜には、立ち並ぶ木々たちが落ち着かないソワソワした様子で、みな一様に背伸びをしてグーンと伸びているような、そんな風に見えたのです。
木々は昼間は寝ていて、夜には起きるのですけど、満月の日だけは、テンション高くなってる? そんな感じで。
木が背伸びをするなんてことはあるわけないのですが、なんかまあ、そのように見えたのですね。あくまで例えての言い回しになりますが。

そして、伸びをしているのは、樹木たちだけではなくて、
なんと家も、だったのでした。

そのころの私は、「人間」のオーラは見た事なかったのですが、家にもオーラのような光があるのは解っていました。昼間には分からないのですけど、夜そうやって宇宙を眺めに外に出ていたりすると、それぞれの家が何故か白く発光しているというか、家を取り囲むように白い煙のようなものが、1mくらい?かな…もやっとしたものを見れたんですね。

でも、それは人の住んでいない空き家には無かったんです。

そして、それには強弱というのかな、家から出ている(家を包んでいる?)
光が大きい家、小さい家、弱い家、光が薄い、濃い…てな具合に色々ありました。(当時は昼間でもその家の人に何かがあるときは、見たりすることも出来ましたから→お葬式が出る等)

で、満月の時に、各家から出ている、その光(オーラ)がびょーんとまた伸びるんです。木々と同じで、上にまるで手を伸ばすかのように。まるで月に向かって伸びをする感じ? (「もっと、光を!」って感じだったのかなww)

人の声も音も無いけど、そうした夜は賑やかで、植物も「家」もザワザワ、ソワソワしていて、落ち着きなく忙しない感じで(ランランとした感じ?)、
見ていると本当に不思議で面白くて、何をしているんだろうなあ? あれをすることでどうなるんだろうな?と思ったものです。誰も答えはくれませんでしたが。

鉄筋の家もオーラはありましたが、木造の家ほど顕著で解りやすかったです。

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でも、家が壊される前とか、植物や樹木たちが伐採されてしまう前とかは、
数か月前から、お通夜みたいにシーンとなるんです。満月の夜もとっても控え目になって。後になって、ああそうだったのかと、そう気づくことになるんですけど。
今は、私が見た「家」のオーラは、まさしくその家の人たちの「氣」で、オーラそのものだったのだと理解しています。住んでいる人たちの「氣」が家にも貯まるんですね。そうやって家も呼吸して、栄養を得て、大げさに言うと、生命を宿しているのだと…そして家もまた、住んでいる人たちに「氣」を分け与えているんです。

そういう意味で「家」とそこに「住む人」は、お互いに持ちつ持たれつの相互関係があり、「氣」を循環させて共存しているのですね。

昼間も太陽の光から、家も人も、氣(エーテルバイタリティー)を吸収しているけれど、満月の日の月光浴は、太陽の出ていない間、家が月を経由して地球に届く、「氣」を取り込んでいたんです。

きっとそれは住んでいる人たちのために…

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人が住んでいない家はダメになる。

よくそう言われます。

それは換気をしないから湿気がこもって、建材などが痛むからだと、あと掃除やメンテナンスが行き届かなくなるから。確かにそれが一番の理由でしょう。

でも、どうもそれだけではないようなのです。

「家」に命(氣)を与え、吹き込む「人」がそこにいないから…
「家」にとって、共に生きていく共存者、家族としての「人間」がいないからなのかもと、私は思ったりします。

生きている人が住んでいないと、きっと「家」も寂しいのでしょう。

(たぶん、家運というのがあるなら、私が見た、その家から放たれている「光」のことなんだろうなって思います。誰か亡くなったり、事故とか色々あった家は、その「光」が消えたり小さくなりましたから。また代々続いている古い家とかだと、家の奥にまた別の光の塊があって、それはきれいなものもあるけれど、ほとんどが汚れた感じの重いダークなものでした。
そっちは先祖代々受け継がれる家の因縁とか霊脈とか、家系のグループエレメンタルだったんでしょうね。仏壇や家宝と言われるものの品々や、家長さんの後ろにそれはあったりしました)

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話変わって、

やはり長いお付き合いの、クライアントさんのセッション時。
家が色々とまたお掃除が必要だねーなんて、話になりまして。

その方の住んでいる家は木造の貸家で、アパートというより、二世帯住宅のような、一階と二階にそれぞれ別世帯が入る戸建てでした。

「家に来る人が、なんか家に来ると落ち着かないっていうの」

原因としては、部屋の中に迷い込んで来た元人間とか、誰かが創った良くないエレメンタルとか、よくある雑多なそういうのみたいで、普通は風通しをよくし、太陽光をいれることで、時間の経過とともに消えていくような、
力の弱いものたちですけども。どうしても、日当たりがよろしくない北向きの部屋に、そういうのがたまってしまっていたようです。

ですが、その家だけでなくて、どうもその方の頭の上、二階が気になる。
聞くと、前の住人が出て行って、今は空き部屋とのこと。

「結構、長期間空いているんですよ」

まあ、他にもたくさんキレイなアパートや、安くて設備の整ったマンションもありますし古い家で設備も新しくないから、いまいち人気がないのかもね~という話なんですが。

ちょっと気になるので見てみると、なんかビュンビュン走り回っている。

クライアントさん曰く、

「時々、
 二階から家鳴りとは違う、なんか音がするんです。
 誰も住んでいないんですけど…
 それが夜うるさくて、落ち着かないときが」

とっさに世界仰天ニュースみたいなので見た、勝手に人の家の屋根裏部屋に住みついていた人や、2chのまとめサイトで読んだ、他所んちの空き家に勝手に住みついている人…なんかを連想したんですけど。

いやさ、これ「人」じゃない。

浮遊霊というのもいるっちゃいるんですけど、もっと数が多い、小さくて長いのがたくさん。ハクビシンみたいなの。

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まあ、ホンモノも東京にはいて、問題になってます。聞いた話では天井裏に住み着いて家をダメにされた、とか、都内でもアルアル獣害で、そっちのナマモノ、つーかリアルハクビシンの方だったらば、駆除してもらわないといけないところですが。

でも、どうやら生き物ではない。…エレメンタル、動物霊の方でした。

人が住んでいない「空き部屋」ということで、勝手に住み着いたらしいです。階下の部屋には人住んでいるんですけどね~。

とりあえず、お掃除するしかないです。(これも駆除なのか)

その後のお話を聞くと、「音が止んだ」ってことだから、まあ、見立てがあっていて、対処法も成功ってことで、解決で、めでたしめでたし…なのかな。

ただ、その後も、誰か住人さんが住むまで、空き部屋である間は、時おりチェックしないとダメかもー…という話でした。

てなわけで、空き家や空き部屋には、下手をすると、眼には見えない住人や何かが、居ついてしまうことがあるって、そういうお話でした。

汚部屋や汚屋敷や汚フィス、地下道や地下街、地下室なんかも、人が住んでいたとしても、必ずと言っていい割合で、色んなよろしくないモノのたまり場、悪の巣窟みたいなところは多々あるけど。

一件丸ごとではなく、アパートなんかの一部屋だけでも、
そうなっちゃうんだー というのを知った次第です。

まあ、共同住宅では、いくら自分とこがキレイにしていても、隣の住人が汚部屋にしていたり、ネガティブ思考の人で、ネガティブエレメンタル製造機だったりした日には、自衛は難しかったりしますけどね。

3mくらいの距離でも、隣の人のエネルギーは侵入してきますから。
(だから寝室の場所は考えないといけない。隣家の寝室とは隣接しないようにとか、道路や廊下など人が良く通る側にベッドを置くのは、避けるべきなんですね。都会の単身住居では難しいけど)

共同住宅では、どんな人たちが住んでいるか、で建物のカラーが決まるから、そのカラーに染められたり影響も受けたりします。
だから、「運気」を気にするなら、どんな人たちが多く住んでいるかも重要。土地との相性、建物との相性も重要ですが。

深い瞑想をする人が一人、その地域(半径100m位もしくは一区画)にいると、
その地域の人々の精神は安定し、平和になる。とは、よく言われること。
でも、その逆もあるんですよね。

共同住宅に住む人、戸建てであってもミニ一戸建てみたいな、狭いエリアに立ち並ぶ建売住宅なんかは、左右前後の家の影響も受けざるを得ず、です。

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そうならないためには、自分の家の敷地内あるいは部屋の空間に、自分の強い「氣」を放出するまでまんべんなく満たし、左右前後上下の住人の「氣」やそれ以外のものが、自らの居住エリアに進出し、侵略してくるのを、頑張って防ぐしかありません。

とはいうもののの、それ以前に自分の家の全空間を活気ある生命エネルギーで満たし、水回りなどデッドスペースなどに、ヘンな居候がいつの間にか居ついてしまわないよう、防御策を練らないといけませんね。(ここら辺、悪いものがたまらないようにするために考えられた建築学、生活の知恵が本来の風水や家相)

てな感じで、空き部屋恐るべし。

今、都内も空き家問題があったりするわけですが、どんだけの動物霊や浮遊霊たちが、そこにたむろってるんだろうなーと思ったりもします。

まあ、霊やエレメンタルのいない場所なんてのが、そもそも無くて、珍しいわけですけども。

(地下や地下街などは彼らの絶好の居場所で、浮浪者の人は当の本人知らずして、ペット飼いな人ばかりでおじゃりまする)

動物は好きですけどね、うむ。動物霊=悪っていうわけでもなし。彼らの存在そのものが邪悪ってわけでもない。結局は創った人なんだよなー(お稲荷さんに挨拶に行くと、その後に他人から食べ物をもらうことが多い私)

そして、活気のある、とても強い光を放っている家は、
だいたい「家族」の仲が良く、いつも笑顔で暮らしている温和な人たちの、
その「笑顔」の波動が光の源なのでした。

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