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Monochrome Diary 2024.3.4~2024.3.10

2024.3.4

適当に曲を作ってみる。なんとなく浮かんだメロディを打ち込んで、それっぽい雰囲気を出せるように調整する。レゲエっぽい曲や、UKロックっぽい曲をイメージして、その雰囲気が出るように色々探ってみると、ジャンルを定義して曲を作る難しさが分かる。そのジャンルをよく聴いて理解していないといけない。今回はLo-fiを作ってみたくなった。一日中、Nujabesを聞き流す。


2024.3.5

久々にウォーキングをする。河原の遊歩道を1時間ほど歩く。道はまだ雪が溶けきっていなくて、本当はランニングがしたかったけど、ゆっくりと音楽を聴きながらヲーキングにした。一つの季節を超えただけで、街は変化する。今まで気にしていなかったのに家屋一件が無くなっただけで物寂しく感じる。外をゆったりと歩くと色々なことを思い浮かべて、考えて思考が整理される。もう少し暖かくなったら、もう少し長く遠くまで歩いてみよう。


2024.3.6

今日の新日は旗揚げ記念日で、ヘビーIWGP王者内藤哲也 VS ジュニアIWGP王者SHOがメインイベントがあった。最近、プロレスをみると、ヒールの役割がすごく重要に感じる。勧善懲悪ではないから、悪が蔓延る世界もありうる。悪役が好き放題やるのをみるのは悔しい。特に自分が応援している選手がラフファイトをされるとずるいと憤る。ただ、その感情の起伏を大きく動かすのは、ヒールレスラーが抜群に活躍するからだ。悪役には悪役の美学がある。その信念の根幹を紐解くと、もっとプロレスが面白くなりそう。まず、バレットクラブの歴史を調べていきたい。


2024.3.7

街中で車を止め、昼ごはんを食べて、腹ごなしに散策をする。行ったことのないレコード屋に行ってみた。アングラな匂いがする店に入るのは、少し勇気がいる。あまり人の出入りがないか常連客しかいないかで、店の前で少し雰囲気を伺う。思い切って入ってみて、ジャンルごとに分けられた、棚から一枚ずつレコードを見ていく。やはり新しいところに行くと新しい出会いがあって、他ではなかなか見かけないものを見つけられた。また一つ、通う店が増えた。


2024.3.8

たまに本屋に行った時に、まだ買ってない巻を買おうと思っても、何巻まで買っていたかわからなくなる。新刊の漫画が何冊か出てい巻数をメモしてまとめて買いに行く。好きな漫画はたくさんあって、本棚に巻数が並んでいくのをみるのは楽しい。収集癖のせいか、名作をコレクションのように綺麗に本棚に並べていくのは楽しいが限りある本棚をすごく圧迫する。電子書籍で読めばと勧められたこともあるが、作品が好きになるとどうしても形あるものとして、単行本を買いたくなる。このままでは、もう一つ本棚が増えてしまう。


2024.3.9

朝から法事だった。うちの家系は、法事になるとなぜか天候を悪くする。本当に毎回決まってるかのように、たとえ天気予報が晴れだったとしてもそれを覆してくる。はたまた、珍しく晴れていると思っても、法事が始まったら次第に雲がかかってくる。思い過ごしではなく、ここまでくると何かの暗示のように思える。先日買った「美しい日本語の辞典」に「涙雨」という言葉があった。「悲しい気持ちが雨を降らせているのだとする表現」とある。法事のたびに雨を降らせているのは、僕たちの方かもしれない。


2024.3.10

久しぶりに映画館に映画を見に行こうかと算段を立てる。たまに出先で時間がある時に何かみようかと思いついて、上映作品を調べるけれど、そういう時に限ってこれといってみたいものがない。話題作や、ビジュアル特化の作品が好きではなくて、少しマイナーな作品がいい。ゆったりとみながら、内面的に考えさせられるものの方が、鑑賞後の心持ちがいい。家では配信でよく映画を見るけれど、映画館ほどの集中力はない。やはり、あの大きな画面で、真っ暗の中、大きな音で見た方が世界に包まれる感覚がある。近くには、数軒映画館がある。いわゆるシネコンと言われる、大きな映画館もあるが、スクリーンが二つほどの小さな映画館が雰囲気としてはお気に入りだ。

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