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あまのじゃく

乳酸菌飲料と野菜ジュースの力添えでなんとか保てている、気がする。

というのは、少し過ぎた表現かもしれないが、事実。
週に数回、途中のコンビニに立ち寄って購入する。

コンビニの店員さんに思われているだろうことなんて、もう気にならない。

気になるのは、食べ物に頼る度に、心身の重さが増えること、だけ。


自分の才能や価値を反芻する。

考えて生まれるものじゃない。比較して見えるものでもない。
結局、自分にも、誰にも、分からない。

だから、時に、これらの言葉の存在さえ疑う。
自分とは違う、いや違うから、
この同じ言葉の存在で、羨望と嫉妬に狂う。

自分の足音が聞こえなくなった。


今の環境や人と合わなくて困っている人を見ると、
自身の経験から、傍に駆け寄って、助けたい気持ちになる。

本当は、自分自身が求めていた言葉をかけるべきなのに、
なぜか上手く出力できなくて、
明確な厳しさで突き放してしまったり、
でも、漠然とした優しさで伝えきれなかったり。

結局、伸ばしたはずの手を振り払われたり、
逆に、いつの日か、自分が手を引っ込めてしまっていたり、
気付けば、自分の手が消えている。

幽霊に気付くのが遅かった。


時間に対する認識は、みんな曖昧で、幻覚みたいだけど、
何かは確実に前に進んでいる、と信じざるをえない。
でも、リアルな残像が秒針を抑える。

オールドファッションなのは、ドーナツも含めて、好きだが、
回顧するのは、時計をはじめ、不得意だ。

ひとつなぎの円をかじっても、瞬きは手に入らなかった。


昔はフラッシュに憧れていたけど、途中から、浴びられなくなった。
代わりに、背中から照てられる。

暑くても、コートを着ていないと、焼かれてしまいそうで怖い。

だから、トンネルに入る。

光を求めれば、光も影も得られなかった。


とある人間事情で、コミュニティを移動せざるを得なくなった。

でも、なんだか、グレー。

色々と燃え尽きたからか。
それとも、泥水を啜り過ぎたのか。

もう沼だ。


ああ、沼に潜むのは河童だけど、
私は、彷徨う鬼になってしまいそうだ。




こんばんは。気付けば12月。本当に、早いですね。

特に何があったわけではないのですが、
最近、かなり落ち込む時間が増えて、
塞ぎこんでしまいそうに、何度もなりました。

でも、落ち込んでいる暇もなく。

いつまでこの気持ちを抱えて、
我慢しなければいけないのか。

思い直す言葉で自分を一時的に上げても、
すぐに落ちて来る。

その様な気持ちを、
違う言葉に変えて表現してみました。


難しいこと考えなくても、生きられる。

頑張らなくても、生きられる。

そう言い聞かせながら、今日も明日も、自分を生きよう。

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