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「自分の人生の舵を他人に委ねない」の話

もう何万回も擦られた言葉かもしれませんが、改めてアウトプットしておきたいな、と思ったので。
 
 
僕が考える限りで、ですが、支援って本人の人生が前に進むために、もしくは今抱えている問題や課題を解決するために「環境」を整えることだったり、必要な情報を提示することだったり、前に進むための手段や打ち手を一緒に考えることだったり、時には直接介入させてもらってお手伝いをする、というのが役割なのかな、と考えています。
 
 
実際支援者としては方法論として様々なことができるとは思うんですが、反面絶対に僕らにはできない事があります。
 
 
それは「一歩を踏み出すこと」、そして「最終的な決断をすること」、そして「本人の人生を歩むこと」です。
 
 
要はそれが「自分の人生の舵を他人に委ねるな」という話なんだと思うんです。
 
 
よく利用者さんにも折に触れてお話しする事があります。
僕らは魔法使いなわけじゃない、と。
 
 
僕の主観なのかもしれませんが、時々すこーしだけ誤解されている部分があるかな、と感じる事なんですが、例えば僕が従事している就労支援という場面で言えば、僕ら支援者は「僕らが」本人を就職させる訳じゃありません。
 
 
冒頭に言ったように、僕らは本人さんをできる限り深く知り、前に進むための環境や手段、情報を提供したり時に補助的に介入してお手伝いすること「しか」できないんです。
就労に踏み出す決断をするのもその一歩を踏み出すことも僕らにはできないんです。そして社会に出て就労した後歩んでいくことも本人さんにしかできないことなんです。
 
 
僕はよくこれを「支援者は魔法使いなわけじゃないよ」という表現を用いて説明させてもらうんですが、言いたいのは「僕らはご本人の人生を肩代わりすることも代走することもできないんだよ。」という意味です。
 
 
そして、僕らが本人さんの人生の舵を切る、って事はそれはもう支援ではなくて「支配」になってしまう。だから僕らは支援者である限りそれは選択しないんだよ、という事なんです。
 
 
もしかしたらちょっと冷たいような無責任なような響きにも聞こえてしまうのかもしれないけれど、少なくとも僕は支援って可能な限り本人が自分の人生の舵を握って進む事がらどうやったら出来るか、を考え、そのためのアクションを取ることだと考えているので、こんなお話をさせていただきました。




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