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発信がカジュアルに出来る時代の「言動不一致」

今ってSNSの普及も相まって、すごくカジュアルに誰でも発信をすることができるようになりました。
 
 
誰でもが様々なことに意見を表明することも声を上げることもやろうと思えば簡単にできます。
だから余計に感じるんでしょうか。僕だけなのかどうか分かりませんが、特に最近「言動の一致」みたいなものが気になります。
 
 
僕ら福祉業界というのはいつも課題にまみれていて、それらの課題に対して意見を表明されている方もいらっしゃいますし、議論もなされている。いろんな声を耳にしたり目にしたりもします。
 
 
その意見自体は大事なことだと思いますし、声を上げることもすごく大事な場面も少なくないと思っているんですが、耳にすること目にすることが多いだけに僕は個人的にはそこに行動が伴っている方の意見へ信頼を寄せてしまいます。
 
 
なんかこれってすごく今の時代には大事なことのような気がしています。
 
 
ともすれば意見を発すること、意見を述べることにばかりエネルギーが向いてしまって、そしてその意見の交換ばかりが重要視されてしまって実際の行動が置いてけぼりになってしまうようなことが少なくはないように思えます。
 
 
そして意見ばかりになって行動がその裏にないと、正直「口だけ」という風に捉えてしまいます。
 
 
僕は個人的にそれってものすごく怖いことだな、と思っています。
一応自分も発信をしているから余計にかもしれませんが、やっぱり日々特にこういう業界に身を置いていると色々と思うことも感じることもあるわけなんですが、そこに意見を表明したときに「じゃあそれに対して自分は何をしているのか」という自問をしてしまうんですね。
 
 
何も自分は動いていないのに、意見だけは述べるっていうのが若干自分としてはアンフェアな気がしてしまうんです。
逆に意見を述べるのであればそれに対して自分なりにアクションを起こしている、という状態が自分にとってフェアなんだと思ってしまいます。
 
 
もちろん人の価値観は様々なのでそれを断定することはできないんですが。
 
 
でも、意見を述べるばかりの評論家になってしまってその実がないとどこかで矛盾や不整合なことが生じてしまうリスクが高くなるのもまた事実な気もします。
 
 
改めてこんな時代だからこそ「言動不一致になっていないか」、を考えてみる機会があってもいいような気がします。




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