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スーパービジョンと福祉経営の関係

4月から毎月全国の福祉人をゲストにお呼びしてトークを展開するYouTubeチャンネル「ふくしLabo」という活動を行っています。
その中で先週の配信で、ソーシャルワーカーであり主に支援者さんのスーパービジョンを行われている恒吉 麻実子さんという方に御出演いただいて「スーパービジョン」というものについていろいろと議論を行ったんです。
 
 
スーパービジョン、という言葉は今まで僕も単語としては聞いたことがあったんですが、実際にどういう概念なのか、ということについては十分に知らなかったんです。
 
 
今回のトークの中で実際に結構詳しくお話いただいたんですが、すごく自分の中にはしっくりきたものがあって。
僕はスーパーバイザー、ではないんですが、自分が事業所運営をしている中で、このスーパービジョンの概念というのは、自分のマネジメントの中で大事にしているものとすごく符合しているなぁ、と感じたんです。
 
 
スーパービジョンには「支持的機能」「教育的機能」「管理的機能」という3つの大きな柱があるんだそうです。
支援者さんのメンタルのケア的な部分、それから支援者としての成長に関わる部分、そしてマネジメントの部分、ということだと僕は解釈しているんですが。
 
 
スーパービジョンそのものの考え方は本編をご覧頂くとして、この3つの柱って、おそらく支援事業所の運営、特に内部の運営においても実は重要な要素でもあると思うんです。
 
 
支援者さんがイキイキとのびのびと成長していくためには、いわゆる心理的安全性を職場の中でどのように作っていくのか、そして支援者さんの考えや悩みや葛藤もひっくるめてアウトプットしたりフィードバックが得られたりする関係性だったり環境だったりを担保することだったり、ちょっと語弊があるけれど支援者さん自身もトライアンドエラーを行いながら成長することが出来る土台が必要だったりします。
 
 
この環境をきちんと事業所の中で作ることが出来るかどうか、というのは支援の質にも影響することなので、事業運営としてもすごく大事な要素なんですが、それらの中にこのスーパービジョンのエッセンスがめちゃくちゃ含まれているよな、と思うんですね。
 
 
個人的にはスーパービジョンの視点がもっと福祉経営の中に、事業のチームマネジメントの中に自然に浸透していったらいいな、というのを強く感じました。
 
 
正直話し足りていないところもあるので、是非また別の機会をつくってもう少しこのテーマは掘り下げていきたいと思います。



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