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支援とはどんな「エンパワメント」を生み出せるか

レベルもあるし一概にはいえないところもあるのかもしれませんが、支援という言葉が意味するところってなんなんだろう、ということを考えてみるんです。
 
 
手を貸したり手を出したり、という意味合いもあると思います。そして助言や相談援助、というものも支援というものの意味合いの一つだと思います。つまり助けたり和らげたり、というものですね。
 
 
ただ僕は就労支援というフィールドにいるから、というのも大いに影響しているのかもしれないな、と思うんですが、支援という言葉が意味するもの、というのは「いかにご自身が自分の人生を選んで決めて歩んでいくことができるため」というのがやっぱり最終目標だと思うんです。
これを言い換えるといわゆる「自立支援」というものになるのかもしれませんが。
 
 
ただこの時に僕ら支援者がやるべきことって、福祉がやるべきことってなんなのか、というと、助けることや和らげることだけじゃないと思うんですね。
 
 
そしてこれは僕は支援者人生の中でずっとモヤモヤしてきたことでもあるんですが、「支援の対象者の方が選んだり決めたり進む上で必要な材料を提示できること」です。
 
 
支援、と言いながらも実際にその方が人生を歩むために必要だったり求める権利があることについて、制度の制限や所属先の方針、その他様々な制約の中で実は僕らは決して多くの材料を相手に提示はできていない、ということが少なくないんです。
 
 
そこをどう考えていくのか、という話です。
 
 


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